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ピザやパスタと並び、人気イタリアンメニューのひとつ、リゾット。イタリアは日本と似た風土で、ヨーロッパでは珍しい米を栽培する国です。ほかにフランスではバターライスやピラフ、スペインではパエリアが食べられてきました。
リゾットは鍋の〆にご飯を入れたり、残りご飯を使って簡単に作ることもできるため、生米から作るレシピは難しそう、面倒くさそうというイメージがある方もいるかと思います。ですが家にある食材を使って20分ほどで作ることができます。我が家では炊いてあるご飯がない時にリゾットを作ることもあるほど、何もないときのご飯にも大活躍!
今回は調理ポイントを押さえながら、基本のチーズリゾットのレシピをご紹介していきます。基本を押さえておけば好みの具材でアレンジできるほか、トマトリゾットやクリームリゾットを作ることもできます。ぜひ参考にしてみて下さい。
1. 玉ねぎはみじん切りに、ベーコンは1cm角に切る。
2. 鍋にオリーブオイルをひき、1を入れて中火で炒める。
3. 玉ねぎがしんなりしたら生米を洗わずに入れる。
4. 米にオイルをコーティングするように、5分ほど炒める。
5. 分量のお湯を沸かし、固形コンソメを溶かしスープを作る。
6. 米が透き通ったら弱火にし、5を加える。米が浸るくらいの量を少しずつ注いでいく。
7. 水分がなくなったら同じ量を加えながら炊いていく。5回ほどこの作業をすると、米がふっくらしてくる。
8. 米に少し芯が残るぐらいがベスト。火を止め、粉チーズを加え混ぜる。
9. お皿に盛り、黒胡椒を振り完成。
米とチーズだけでもできますが、今回は玉ねぎとベーコンを使用し、旨味をプラスしました。シンプルな材料で本格的なリゾットを作ることができます。チーズは今回粉チーズを使用しましたが、ピザチーズなどでも代用できます。ゴルゴンゾーラチーズなど少しクセのあるチーズを使うと、より本格的な濃厚チーズリゾットになります。
生米から作るリゾットにはいくつかポイントがあります。ここからは調理ポイントをご紹介していきます。
リゾットを作る際は、米は洗わずに使うのが基本。洗ってしまうと水分を吸収しやすくなり、べちゃっとしたリゾットになってしまいます。そのため、生米を炒める工程は重要。米が透き通るまでしっかりと炒めるのがポイントです。
6からのコンソメスープを加えていく工程では、あまり混ぜすぎず時々焦げないよう底を混ぜる程度にしましょう。少しずつ水分を加えながら弱火で炊くことで、生米がコンソメスープや具材の旨味を吸って、噛むほどに味わい深いリゾットになります。
本場のリゾットは米に少し芯が残るくらいの固めに仕上げます。スープの量は目安なので、一気に入れず、味見をしながら調節してください。余熱でも火が通ってしまうので、好みの米の固さになったら火を止め、そこからチーズを溶かすのもポイントです。
鍋の〆や余ったご飯で作るリゾットもいいですが、やはり生米から作るリゾットは格別です。ここからは上記の基本レシピをアレンジしたリゾットをご紹介していきます。
今回は固形コンソメとお湯で炊きあげましたが、ここにトマトピューレやダイストマト缶を加えることで、トマトリゾットになります。トマトの旨味も加わり、チーズとの相性もぴったり。具材も今回使用した玉ねぎやベーコン以外に、きのこや鶏肉なども合います。またあさりや海老などの魚介類と合わせたシーフードリゾットもおすすめです。
コンソメスープを減らし、最後に生クリームを加えることでクリームリゾットに。アスパラやほうれん草、生ハム、きのこなどの具材がおすすめです。卵黄を落としてカルボナーラ風アレンジも人気です。
残ったご飯を使う場合、一度軽く水でご飯を洗ってぬめりを落とし、牛乳などと一緒に煮ることでリゾット風に。コーンポタージュなどの市販の粉末スープの素を活用するのもおすすめです。固くなってしまったり、パサパサになってしまったご飯の救済にもなりますよ。
パスタに比べちょっとハードルが高いイメージのリゾットですが、コツを押さえれば簡単に作ることができ、アレンジも無限。おうちにある食材で作れるので、買い物に行きたくない、という時のご飯にもおすすめですよ。
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