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2024年2月16日

高級オリーブオイルは何が違う? エキストラバージンオリーブオイルをテイスティング

高級オリーブオイルは何が違う? エキストラバージンオリーブオイルをテイスティング

高級エキストラバージンオリーブオイルって何が違うの?

今回使ったオイル
オリーブクエスト ディスカバリー26(日清オイリオ)

  • オリーブクエスト

オリーブクエスト26の特徴

(1)産地

チリ北部リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州
オリーブの栽培に適し、オリーブの樹が強く健康に成長できるバランスの良い気候

フンド・エル・サウチェ農園
常に最高品質のオリーブオイルの生産を行っており、多くの国際コンクールで優勝

(2)品種

チリでは希少な帯ブランカ種

チリでは希少な帯ブランカ種

(3)味わい

鮮度が素晴らしい。それも、搾りたてのオイルの鮮度を保つため、収穫後すぐに採油したオイルを現地から日本に空輸し、果皮や果肉の残りを国内で取り除いてボトリング。

収穫は手間のかかる手摘みで、オリーブ一つ一つの熟し具合を確認して行うというこだわりよう。その鮮やかな香りは、フレッシュなグリーントマトのような香りに加えてバジルやミントの芳香も感じられ、スパイシーな心地よい辛みが口の中で持続します。

(4)IOC国際オリーブ協会が認定する、カポパネル(鑑定士のリーダー)がセレクト

IOC国際オリーブ協会が認定する、カポパネル(鑑定士のリーダー)資格を持つオリーブオイルの専門コンサルタントであるドゥッチョ・モロッツォ・デッラ・ロッカ氏が、世界を巡って希少で優れたエキストラバージンオリーブオイルをセレクトし、国内で限定販売されているシリーズがオリーブクエストです。

ドゥッチョ氏は、世界で最も信頼のおけるオリーブオイルのガイドブック「フロス・オレイ」で品質評価を行う重要な役割を担い、世界中のオリーブオイルの鑑定・評価を行っている人物で、世界各国でオリーブ栽培や農園経営者のコンサルティングも手がけています。

実食してみた

カップに少量とって、手のひらでオイルを温め香りを引き立たせてから試食します。

オリーブオイルを試食

やや黄色味がかったライムグリーン

オリーブクエスト

香り

あおいトマト、すうっとするミント感も少し感じられる

味わい

  • 辛味:最初は穏やかで控えめな辛さだが、しっかりと空気をまぜてすすると、むせるような辛みが立ってくる
  • 苦味:苦味は比較的弱い
  • 渋み:オリーブのタンニン感、しっかりした渋みがある
  • フルーティー感:熟しかけ、まだ青いバナナのような果実感がふんわり

その他

オイル感がしっかりしていて、濃厚さを感じる

舌の上に載せると、グリーントマトの香りとふんわりとした甘さが感じられ、順に苦味と渋みを感じるようになります。そのまま7〜8秒まっていると、むせるような辛みが舌と喉を刺激するエキストラバージンオリーブオイルでした。

安いエキストラバージンオリーブオイルとの違い

オリーブオイル

身近なストアで500ml前後、数百円〜1000円以下で買えるエキストラバージンオリーブオイルと比べると、その違いはどなたでも一口でわかります。

高級なエキストラバージンオリーブオイルがなぜ高いのか?大きな要因は、手間とコストが掛かっているということです。品種やオリーブの生育環境のほかにも、採取してから精油しボトリングするまで、また、国内に運ばれるまでの時間と私たちが口にするまでの温度や紫外線など保存環境が大きくかかわっています。その結果、フレッシュで鮮やかな香り、むせ返るようなオリーブのスパイシーさがしっかり感じられるのです。

他にも、そもそもエキストラバージンオリーブオイルであるのかはなはだ疑問なものや、不純物やボトリングの際の環境、不適切な保存環境などにより、ディフェットと呼ばれる欠陥品も少なくありません。

※ディフェットとは
酸敗臭、嫌気性発酵、泥状沈殿物臭、カビ臭、凍害果臭、高湿度によるカビ・土臭など、いやな臭いを感じる劣化したオリーブオイル

ちなみに、国際オリーブ協会(IOC)やDOP、IGPなどのバッジがついていても食べてみるまでは分かりません。なぜならそれらはビジネスモデルの中での一つの基準であり、加えて日本国内にはオリーブオイルの規格がないからです。

それに相当するJIS法では、

  • 精製されていないオイルは、酸価が2.0mg以下であること
  • 精製されたオイルは、酸価が0.6mg以下であること

エキストラバージンオリーブオイルは脱臭や脱酸など精製されていません。それを美味しくいただける酸価の目安は、オリーブオイルソムリエであれば0.2%以下を基準にしています。酸価とは劣化の目安で、数値が上がると嫌な臭いが発生します。

おすすめの食べ方

問答無用、加熱せずにパンや野菜、豆腐や卵、いろいろなものに調味料として、アクセントとして楽しむことができます。

オリーブクエスト

参照:編集部が選ぶ、絶対美味しいエキストラバージンオリーブオイル Vol.01/オリーブクエスト

オイルの紹介(PR)

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世界で最も信頼のおけるオリーブオイルガイドブック「フロス・オレイ」品質評価メンバーが、世界各地の類稀なオリーブオイルを紹介

世界各地の厳選された稀少なオリーブオイルのシリーズ商品。「フロス・オレイ」パネル・リーダーのドゥッチョ・モロッツォ・デッラ・ロッカ氏が探し出す逸品をお届けしています。
年4回の販売を通販限定をお届けしています
企画:オリーブノート編集部
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