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前回のテスト記事、「セリアの醤油・お酢スプレーがオリーブオイル・スプレーとして使えるか検証してみた。」では、ケチって100均を試してみましたが全然使えない、ということでこちらの商品を試していきます。
今回購入したのはミスティフィオイルスプレー(Amazon 2460円※2024年1月時点)。
テストに使用したオリーブオイルはアロンソ・ヌエボ、スパイシーな早摘みエキストラバージンオリーブオイルです。
さっそくスプレーしてみたところ、キレイな霧状で噴霧されました。
これならばっちりです。ちなみに商品説明では、
『レバーの押し方(半押し・全押し・連打)によって、3種類のスプレーパターンがあります』
と書いてありましたが、単純にスプレーの噴射時間が変わるだけでした。なので、ややこしいことは考えずに感覚で必要な量をスプレーするだけでOK、問題なく使用できると思います。
紫外線や温度など管理に気を使う必要があるエキストラバージンオリーブオイルですが、小分けにボトリングし、テーブルウェアとしていつでも使えるようになればとても便利。
ボトルの容量は200mlありますので、普通のご家庭だとちょっと使い切るのに時間がかかるし、テーブルウェアとして紫外線がバンバン当たる環境に置きっぱなしですと、ちょっと量が多いですよね。したがって、ボトルの1/3くらい(できれば数日で使い切れる量)を目安に小分けにし、元になるオリーブオイルのボトルは紫外線が当たらない冷暗所で保存して使用することをおすすめします。エキストラバージンオリーブオイルの酸化を穏やかにし、最後までいつも以上に美味しくいただけるでしょう。
野菜全体にサッとスプレーして塩コショウ適量をかけるだけであっという間に美味しく頂くことができます。
お酢などの酸味が欲しい方は食卓レモン果汁を数滴加えましょう。
スプレーしたエキストラバージンオリーブオイルのサラダは、乳化させてつくるドレッシングと少し違って、いつも以上にピリッとスパイス感があり、クレソンやルッコラなどのハーブ系の野菜をいっそう美味しく引き立ててくれました。
エキストラバージンオリーブオイルは、オイルですので1グラム当たり約9キロカロリー。一般的にドレッシング1人前なら大さじ1杯、約15gですのでオイルの割合からも100キロカロリー以上は摂取していることになります。スプレーならその半分以下でも十分美味しく頂けますので、摂取カロリーも半分以下に!
トーストはプシュッとオリーブオイルをスプレーし、お好みで塩を少々振りかけましょう。
目玉焼きにもオリーブオイルワンプッシュと塩コショウでとても美味しくいただけます。
焼き魚にお醤油とあわせてオリーブオイルをかけるとワンランク上のお味に。意外な食材で言えば、納豆にもばっちり。オリーブオイルは食材の味を引き出してくれる天然の調味料なのです。おまけにオレイン酸たっぷり。スプレーボトルに小分けできれば、科学的にもカラダにとても良いオイルを日頃から簡単に美味しく利用することができます。
オリーブオイルスプレーの感想をまとめてみると
ホントにこれはおススメですよ。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。