目次
ナポリタンは日本で生まれたパスタ料理です。戦後喫茶店やレストランで提供されはじめた「洋食」の代表格。ハム、ソーセージ、野菜などの具材とケチャップの甘みがマッチした、素朴ながらやみつきになる料理です。昔ながらの喫茶店では定番メニューとして人気があるほか、お子さまランチにちょこっと乗っているのも昔懐かしくていいですよね。
今回は日本人が愛してやまない基本のナポリタンのレシピをご紹介していきます。使う調味料は「ケチャップ」と「ウスターソース」のみ。調理ポイントやおすすめアレンジなども紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
1. 玉ねぎ、ピーマンは5mm幅にスライスする。ウインナーは食べやすい大きさに斜め切りにする。
2. フライパンにサラダ油を熱し、1の具材を炒める。
3. 野菜がしんなりしたら★の調味料を加える。
4. ソースの水分が飛ぶまでしっかり炒め、火を止める。
5. パスタを規定分数より1分長く茹でる。加える塩(分量外)はお湯に対して1%(例:お湯1Lに対して塩10g)
6. 茹で上がったら水気を切り、4に混ぜ火を付け、中火で炒めながら絡める。この時点で水分が少ないようだったらケチャップを足す。
7. うつわに盛り、粉チーズ・タバスコをかけて完成。
今回はシンプルなピーマン、ウインナー、玉ねぎという昔ながらのナポリタンの具材で作りました。ここにマッシュルームやコーン、余っている野菜などを加えてもいいですね。
ケチャップはトマトのほかに砂糖や酢、香味野菜、香辛料などを加えて作られています。さらに果物や野菜の旨味を生かしたウスターソースを加えることで、調味料2つでも奥行きのある味に。ケチャップやウスターソースはメーカーによって味が異なるため、使う商品で味も変わってきます。ぜひ好みのメーカーを見つけてみて下さい。
ここからはナポリタンの調理ポイントをご紹介していきます。
ナポリタンを作る際、茹でたパスタを入れてからケチャップを加えて和えていませんか。この作り方だとケチャップや野菜から水分が出て、べちゃっとした水っぽい仕上がりになってしまいます。
野菜を炒めた後、ケチャップとウスターソースを加えしっかり水分を飛ばしておくのがポイント。茹でた麺を加えても水っぽくならず、旨味が凝縮したナポリタンになります。
「基本のパスタ」シリーズではよく登場しますが、茹でる際の塩の量はしっかり計量しましょう。ナポリタンの場合、水の量に対して1%の塩で茹でるのがおすすめです。ほどよく麺に下味が付き、ソースの味がのりやすくなります。
茹で時間はナポリタンの場合、規定分数プラス1分がおすすめです。茹で上げた後炒めるのに長め?と思った方もいるかと思いますが、ナポリタンはアルデンテよりちょっと火が通った方がより本格的な食感に。しっかり歯ごたえあるものが好みの方は、規定分数ぴったりか、それより少し短めで茹でてください。
ちなみにお店のナポリタンは事前に麺を茹で、水で締めて油を絡め、冷蔵庫で寝かせておくところも多いそう。
今回は少し細めの麺を使ってしまいましたが、ナポリタンは太めの麺がおすすめです。1.6~1.8mmの麺を使うと、より喫茶店っぽいナポリタンになります。
あまりアレンジのイメージがないナポリタンですが、ここからはおすすめのちょい足し食材をご紹介します。
別のフライパンに薄焼き卵を作り、半熟に仕上げてナポリタンをのせれば、おしゃれなカフェ風に。名古屋では人気のアレンジだそう。卵を絡めて食べればまろやかな味わいで、いつものナポリタンをグレードアップできますよ。
生クリームを加えることで、まろやかなクリームソース風のナポリタンにアレンジできます。バターや粉チーズを加えてコクをだすことで、ひと味違ったナポリタンになります。
日本生まれのスパゲティ「ナポリタン」は野菜たっぷり、甘いソースで食べやすく、子どもから大人まで大人気。お気に入りのお店を見つけるのもいいですが、好みの味をおうちで作ってみてはいかがでしょうか。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。