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近年は洋風のおせちが人気ですね。市販でも販売されているほか、知り合いはお孫さんが食べやすいよう洋風おせちを手作りしているとのこと。お子さんにはサーモンやいくらなどが人気のようです。
わたしの家は地域柄おせちを食べる習慣がないので、おせちを食べたり作ったりしたのは20歳を越えてから。特に毎年気合いは入れていないのですが、今年は洋風のおせちにチャレンジしようと思います。
そこで今回は、おせちに用いられる縁起の良い食材を使用した洋風アレンジのおせちメニューを3品ご紹介します。
1. 大根は薄切りにし、★の調味料に10分漬ける。
2. 人参は千切りにする。仕上げに結ぶ用に細長い人参をピーラーなどで作っておく。
3. クリームチーズは1/3に切る。
4. スモークサーモンに人参、クリームチーズをのせ、手前から巻く。
5. 水気を切った大根をかぶせ、人参で結ぶ。かいわれ大根、ゆずをトッピングし完成。
人参と大根を千切りにし、ゆずの皮を加え甘酢に漬けた「なます」。紅白の色が水引のように見えることから、お祝いの際に用いられる料理となりました。
今回はそんな定番おせちを洋風にアレンジ。スモークサーモンとクリームチーズを合わせ、酸っぱい物が苦手な方も食べられるよう、酸味を抑えまろやかにしたメニューです。巻くのは少々面倒ですが、一口で食べられて、見た目も華やかで新年にぴったりです。いくらやきゅうりをあわせてもいいですね。
1. 鯛は塩をし、10分置き、水気を拭き取る。
2. 昆布は酒(分量外)を含ませた綺麗なふきんで表面を拭く。
3. ラップの上に昆布を置き、1を置く。
4. 3の上にさらに昆布を重ね、ラップでぴっちり包む。ポリ袋に入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる。
5. 一晩経ったのがこちら。食べやすい大きさにそぎ切りにする。昆布も一緒に刻む。
6. うつわにグリーンリーフ、鯛を盛り、刻んだ昆布をトッピングする。エキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、完成。
言わずと知れたお祝いの魚、鯛はおめでたい席には欠かせません。鯛は七福神の恵比寿様が抱えており、「めでたい」ともかけておせちに用いられています。
今回はおうちで簡単にできてごちそうになる昆布締めレシピをご紹介しました。柵の鯛を使う場合は一晩、薄切りになっている鯛を使う場合は数時間で昆布を外しましょう。昆布締めにすることで水分が抜け、ねっとりとした食感に。昆布のうま味も移り、手作りとは思えないクオリティにきっと驚くと思います。
塩を振って昆布締めにしているのでカルパッチョに塩や醤油は使わず、香り高いエキストラバージンオリーブオイルのみで味付け。昆布も一緒に刻み、和と洋の組み合わせはたまりません。
昆布締めは鯛など白身魚のイメージが強いですが、野菜もおすすめ。さっと茹でた青菜の水分をしっかり拭き取り、鯛同様に昆布締めにしたら料亭で出てくるような上品なお浸しになりますよ。
1. れんこんは丸めたアルミホイルで表面をこすり洗いし、1cmの輪切りにする。レモンは薄いいちょう切りにする。
2. 花れんこんを作る。れんこんの穴と穴の間にV字に切り込みを入れる。
3. 切り口を丸く整え、酢水(分量外)に漬ける。
4. 3の水気を切り、鍋に水、レモン、はちみつを一緒に加え火にかける。
5. 沸騰したら弱火にし、3分加熱し火を止める。そのままあら熱が取れるまで自然に冷ます。
6. 冷蔵庫で冷やし、完成。
穴がたくさん空いていることから見通しがきくという意味が込められ、おせちでは酢れんこんや筑前になどに用いられるれんこん。れんこんの形状を生かした飾り切りも簡単なので試してみてくださいね。
今回はレモンとはちみつを使い、まろやかな酢れんこん風レシピにアレンジしました。薄切りにしたレモンも煮ることで一緒に食べることができます。れんこんは酢水につけることでその白さを綺麗に保つことができます。レモンの黄色も映えます。
そのほか、れんこんの栄養や保存方法はこちらを参考にしてみてください。
全てを手作りするのは大変ですが、市販のものと組み合わせながら、好みのお重を作るのもいいですね。最近はローストビーフやテリーヌなどを使った洋風おせちも人気ですが、本来の縁起物食材をアレンジしたおせちで新年を迎えてみてはいかがですか。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。