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今日はおもてなし料理にぴったりな簡単でおしゃれな料理「柑橘のカプレーゼ」をご紹介します。今回使用した柑橘はタロッコオレンジ。
最近我が家にお客様が遊びに来ることが増えたのですが、困ったときはいつもコレ。誰に出しても喜ばれるし、難しい味付けもいらない簡単な前菜なので最高です。
カプレーゼはイタリアカプリ島の名物で主にトマト、モッツァレラチーズ、バジルを組み合わせて作る前菜のこと。
今回はそのカプレーゼを少しアレンジしたレシピで、トマトの代わりにタロッコオレンジを使い、モッツァレラチーズをクリームチーズに変更し、更に生ハムを追加してゴージャスに仕上げます。
タロッコオレンジは果実が赤い種類の柑橘「ブラッドオレンジ」と呼ばれるオレンジの一種です。他にも「モロ種」「サングイネッロ種」と種類があり、タロッコは最も甘みが強いのが特徴です。
主産地は地中海気候のイタリアですが、実は僕の住む愛媛県はイタリアの気候に近いということもあり、国内のタロッコオレンジの生産量ナンバーワンなのです!
本来カプレーゼにはトマトを使いますが、ここで考えてもらいたいのがトマトの味の要素。
トマトには酸味、甘味、うま味(コクと呼ばれる)が含まれます。アレンジレシピを考える際はこの要素を兼ね備えた食材が他にないかを考えるといいですね。
オレンジはまさに酸味と甘味を兼ね備えた食材で、相性はピッタリなのです♪
また、生ハムを追加したのはトマトのうま味の部分を補う役割でもあります。
1. タロッコオレンジの皮を包丁で剥き
横向きにして輪切り。種は取ります。
2. 器にスライスオレンジとクリームチーズを並べて
隙間に生ハムを乗せ
3. バジルを乗せて全体にオリーブオイルを回しかける
4. 黒こしょうで飾り付け
カプレーゼは食材を別々に食べてしまうと美味しさが半減しますので、オレンジとクリームチーズ、バジルを生ハムで巻いて、オリーブオイルをたっぷりつけて食べます。オレンジの果汁が溢れてとってもジューシー、生ハムの塩気によってオレンジの甘みが更に引き立ち、クリームチーズの風味が全体のバランスを整え、上手にまとめてくれます。
手軽さもあり、見栄えもするおもてなしレシピなので、季節のフルーツに変更してアレンジを楽しんでみてください♪(桃、キウイ、パイナップルみたいな果物は相性いいですね。)
皆さんの毎日の料理が少しでもラクに、楽しくなりますように。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。