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すっかり梅雨の時期に入りましたね。ジメジメしていてすっきりしない毎日かと思いますが、こんな時は手作りの酵素シロップを飲むのがおすすめです。
実は、数年前にとある地域で開催された、「酵素シロップ作り」のワークショップに参加したことがあります。その地域の食材を使って作るワークショップはとても楽しく思い出として今も心に残っており、その時の楽しかった思い出も含めて、今回は、身の回りにある素材を組み合わせてできる酵素シロップの作り方をご紹介します。
この時期は、梅の季節ということもあって梅をベースとして他に実家に生えているハーブや野草を使った酵素シロップのレシピにしました。
その時期の旬の果物や野菜、身の回りで手に入りそうな素材を自由に組み合わせることができるので、自分好みのオリジナルな酵素シロップを作ることができます。手作りの酵素シロップを飲んで免疫力もアップさせ、梅雨のジメジメとした季節を乗り切りましょう!
実家には、様々なハーブ(レモンハーブ、ローズマリー、スペアミント)やユキノシタの野草がわんさかと生えていたので、今回の酵素シロップのレシピに使用しました。そして、旬の梅をベースとして、他にもミニトマト、レモンの果物や旬の野菜を合わせています。もちろんご自身のお好みの果物や野菜を組み合わせてもOKです。
ご自身の自宅や自宅近くにハーブや野草類が生えているのならば、それらを使ってみましょう。その時期の旬の果物や野菜を使うと、よりおいしく酵素シロップを作ることができるのでおすすめです。
また、果物は柑橘類、りんご、キウイ、ベリー類などを組み合わせると発酵を促してくれます。
果物や野菜(その時期の旬のもの)、ハーブ、野草、穀類、豆類、木の実など
香りの強いもの(にんにく、唐辛子、玉ねぎなど)、アクの強いもの(じゃがいも、さつまいもなど)、漬物になる野菜
1. 梅はしっかりと洗い水気を拭き取る。
2. 梅は竹串で軸を取り除き、↓の写真のように3等分に切る。
3. レモンは皮を剥き1〜2cm程度の輪切り、ミニトマトは縦半分に切る。
4. 洗浄した容器やビンにまず砂糖を敷き、その上に果実や野菜ハーブなどを重ねていく。これを交互に繰り返して行う。
5. 一杯になるまで重ねたら、蓋は軽く乗せる程度に置いておく。※ガス抜きのため蓋は完全に閉めないようにする。
6. 毎日、かき混ぜて発酵させる。表面に↓の写真のようなシュワ―とした泡が出てきて、酵素シロップが温かく感じたら発酵完了の合図。(この時期は約6〜10日ほどで発酵します。)
7. 発酵した酵素シロップを濾したらできあがり。
身の回りにある素材を組み合わせて、健康にもよい手作りの酵素シロップができあがりました。今回の酵素シロップは8日ほどで発酵してくれました。
梅の他にミニトマト、レモンを合わせることで爽やかな酸味が加わり、しまった味にも仕上げてくれます。野草やハーブも加えることで味のアクセントにも。(特にローズマリーがよい仕事をしてくれました。)
濾した後の酵素シロップは、水で薄めたり炭酸水や豆乳、アルコールなどで割ったりして飲むのがおすすめです。ただし、糖分の摂りすぎには注意し、1日に60㏄までを目安に酵素シロップを飲むようにしましょう。料理やお菓子作りに使うこともできます。
そのまま冷蔵庫で1〜3ヵ月ほど保存も可能なので、様々な飲み方で酵素シロップを味わってみましょう。
酵素シロップ作りに使う砂糖は、精製された上白糖で作るようにしましょう。きび砂糖などを使ってしまうと酵素が上手く働かず、腐敗の原因にもなってしまいます。失敗しないためにも不純物を取り除いた砂糖で作るのがベストです。
酵素シロップは仕込んだ翌日以降、毎日1〜2回の頻度でかき混ぜるようにしましょう。しっかりと空気に触れるように天地を返しながら50回ほどかき混ぜるのがコツです。清潔なスプーンやしゃもじなどを使ってかき混ぜるのがおすすめ。
筆者は今回、口の狭いビンで作ってしまったのですが、口の広い手を入れられるような容器で作るとかき混ぜやすくなるのでおすすめです。
果物や野菜だけでなく、ハーブや野草を加えることでより酵素の働きがよくなったり、味のアクセントにもなったりしますが、入れすぎには注意が必要です。たっぷりと入れすぎてしまうと、苦味が出てしまったり、草っぽい味にもなってしまうので適度な量を入れるようにしましょう。
酵素シロップを仕込んだ後、風通しがよく人の出入りが多い場所に置くと発酵を促しやすくなります。台所の流しの上やダイニングテーブルの上に置くのがおすすめです。
手作りの酵素シロップは、身の回りにある素材を自由に組み合わせて作ることができます。その時期ならではの、旬の果物や野菜も使って酵素シロップ作りを楽しんでみましょう!
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。