目次
こんにちは、パパイズムです!
無性に辛いものが食べたくなるときに決まって作る“チキンディアボロ”。なんとも強そうな名前ですが、ディアボロとはイタリア語で悪魔という意味なのです。チキンディアボロは本来は丸鶏で作る料理なので「開いた鶏が羽を広げた悪魔の用に見える」「悪魔的に辛い」という2つの名前の由来が有力です。
皮はパリッと、身はジューシーに焼き上げた鶏もも肉にフレッシュトマトのソースをたっぷり掛けて食べるおごちそうレシピです。
鶏もも肉のソテーはお家で焼くと焼きすぎて身がパサパサになったり、生焼けになったりと意外と難しいですよね。お店で食べるジューシーなチキンに焼き上げるためにポイントはこの2つ。
ジューシーなお肉を焼くために大切なのは温度管理です。冷蔵庫から出したての冷えたお肉や、厚みが場所によって違ったりすると火入れがうまくいきません。
包丁で分厚い部分を開くか、めん棒で叩いて均一な厚みにし、温度を室温程度まで戻してから焼き始めましょう。
心構えとして覚えてほしいのですが、鶏肉を焼くときはとにかく皮目の焼きが重要です。こまめにひっくり返してしまうと皮がぶよぶよになったり、身が固くなったりと、良いことがありません。
8割は中火で皮を焼く、後はひっくり返して極弱火でじっくり中心に火入れすると皮がパリパリ、身はふっくらジューシーな鶏もも肉が焼けます。なので、皮を焼くときはあまり動かさず、身が縮まないように押さえつけながら焼きましょう。
<ソース>
<仕上げ>
1. 鶏もも肉の厚みを包丁で均一に開き、両面に塩で下味をつける
2. 鶏肉の皮目に小麦粉を薄くまぶしたら
フライパンにオリーブオイルを注いで、潰したにんにく、タネを取った唐辛子を中火で火入れし、オイルに辛味と香りを移す。
3. 鶏肉を皮目から入れてカリッと焼き上げる。
4. にんにくと唐辛子はこれ以上焦げないように鶏肉の上に乗せる。火加減は中火で、なるべく動かさないようにじっくり焼き色をつける。
5. 熱で鶏肉が縮んで反り返るので、抑えながら焼くと均一に皮がパリッと焼ける。
ちなみに、鶏の皮に小麦粉をつけなくても、パリッと焼くことができますが、今回はソースにとろみをつけたかったので小麦粉をまぶしました。
6. 鶏肉の皮が均一にカリッと焼けたらひっくり返し、弱火に切り替える。
7. 1分程度加熱したら一度取り出し、予熱でじっくり中心まで火入れする。
8. にんにくととうがらしも一緒に取り出す。(温度計があれば鶏肉の中心温度68〜70℃を目指す。)
9. 予熱の間にソースを作る。鶏肉を焼いたあとのフライパンに、半分に輪切りしたトマトの断面を下にして中火で焼く。
10. トングで突き崩しながら片面に焦げ色がついたらひっくり返す。
11. トマトの断面に軽く塩をふって、料理酒を回しかけ30秒ほどフライパンをかき混ぜながら温める。
12. 付け合せのトマトを器に盛り付け、チキン、にんにく、唐辛子の順に盛り付けてのソースを回しかける。あればイタリアンパセリをふる。
チキンディアボロ、完成です!チキンのうま味をすべて吸い込んだフレッシュトマトのソースがつやつやと光り、めちゃくちゃ美味しそう。これは好みですが、僕はレモンを絞って頂きます。
皮はカリッと音がするくらいしっかりと焼けていますが、フライパンでほとんど加熱していない身の部分はしっとりジューシー!噛めば噛むほど肉汁が溢れます。
にんにくをガッツリ利かせて煮込んだ甘酸っぱいソースもうま味が凝縮されてお肉との相性は最高。最後にガツンとくる唐辛子の辛味が食欲をそそり、フォークが止まりません。
これはビール、もしくはハイボールが飲みたくなりますね〜。余ったソースはバケットに浸して食べるとGOOD!工程はシンプルですが、おいしくなる工夫とひと手間が詰まった一品、ぜひ試してみてくださいね。
皆さんの毎日の料理が少しでもラクに、楽しくなりますように。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。