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こんにちは、パパイズムです!
今日は少し手間ひまかけた、本格的なパスタ「きのこの和風フェットチーネ」のレシピです。本来、茹で汁で作るソースを、干ししいたけの戻し汁に変更してうま味がたっぷり凝縮されたソースを作ります。
和の食材とされる干し椎茸ですが、あまり使うことがなかったのですが、たまたま入手したので使ってみました。少し調べてみると、干ししいたけも美味しい戻し方が有りましたので、そちらもまとめてご紹介します。
具材のにはえのきも混ぜてとろみが出るように工夫し、麺はソースが絡みやすい生パスタのフェットチーネ(きしめんのようなパスタ)を使用しました。
干し椎茸には大きく分けて2種類あり、肉厚のものが「どんこ(冬菇)」、かさが開いたものが「こうしん(香信)」といいます。どちらを使うかで、戻す時間が変わりますが、ポイントは同じです。
しいたけのうま味「グアニル酸」の元となるリボ核酸という物質は、5℃付近の水温で最も抽出されるというデータがあります。(参照:乾椎茸のうま味成分が生成される仕組み – 王将椎茸)
材料
戻し方
1. 干ししいたけを軽く洗う
2. 干ししいたけが浸る量の冷水(5℃)に浸す。(密閉性の高いジップなどが良い)
3. 6〜24時間冷蔵庫で戻す。(しいたけの厚みによって差がある)
冷蔵庫でゆっくり戻す時間がないときは、温水で戻したり、レンジで温める方法もありました。(1〜2時間程度で戻る)
しかしながら、前述したように冷水でじっくりとうま味を抽出するやり方よりも、うま味成分は出にくいので用途やシチュエーションによって使い分けると良いですね♪
では、この干ししいたけの戻し汁を使って和風パスタを作ります。
1. 具材の下処理をします。えのきは石づきを落として適当大きさにカットします。
ベーコン、にんにく、絞った干し椎茸といっしょにフードプロセッサーでみじん切りにします。
みじん切りにすると具材を分けて炒める手間も省け、食材のうま味や香りもより出やすくなります。
2. フライパンでオリーブオイルを中火で温めて、刻んだ具材を追加します。
じっくり炒めて水分を飛ばします。
3. バターを溶かして
しいたけの戻し汁を注ぎ、塩で味付けします。
中火でコトコト煮込むと、えのきのとろみがでてソースに少し濃度がついてきます。
4. 濃度がついたら一度火を止め、フェットチーネが茹であがったら、再度温め直してから麺と合わせます。
クリームやトマト系で使うことの多いフェットチーネですが、今回は少し濃度のあるソースに絡みやすいように太めのフェットチーネを選びました。
5. 醤油を入れて手早く和えます。
6. 器に盛り付け、千切りの大葉をトッピングします。
きのこのラグー和風フェットチーネの完成です。バターと醤油、そしてポルチーニのようなきのこのいい香りがたまりませんね!
麺はもちもちで食べごたえ抜群、細かく刻んだ具材とたっぷり絡めて食べると、非常に濃厚なうま味と香りを感じます。干ししいたけのだしのうま味が入っているので、塩分が控えめでも満足感たっぷりです。
少し手間と時間はかかりますが、ほんの一工夫でいつもの料理はぐっと美味しくなります。もちろん、フェットチーネではなく普通のスパゲッティでも作れますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
皆さんの毎日の料理が少しでもラクに、楽しくなりますように♪
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