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手軽にケーキを作りたいと思ったらおすすめなのが、炊飯器を使ったケーキ。材料を混ぜたら炊飯器に入れ、スイッチを押すだけでケーキが出来上がります。
今回は、バターの代わりにオリーブオイルを使ったケーキのレシピをご紹介します。たっぷりのレモンが香る爽やかなケーキですよ。炊飯器でケーキを作る際のメリット、デメリット、また注意点などについても解説しているので、参考にしてぜひ美味しい炊飯器ケーキを作ってみて下さいね。
「炊飯器ケーキ」とは、名前の通り炊飯器を使って作ったケーキ。炊飯器を使うとオーブンや型がいらず、炊飯ボタンを押すだけで手軽にケーキを作ることができます。また、火加減の調節もいらないので失敗も少ないです。
まずは炊飯器調理のメリット、デメリットや炊飯器でケーキを作る際の注意などについて詳しく説明します。
炊飯器には、通常のご飯を炊く機能が中心のものと、ケーキ専用モードのついたものがあります。
炊飯機能とケーキモードの違いは、加熱方法の違いがあります。炊飯機能しかない炊飯器ではケーキは焼けないの?と思われがちですが、ケーキモードが無くても、ケーキを焼ける炊飯器は多いです。ただ、ケーキモードの無いものは、ケーキを焼くと事故や故障の原因になることもあるので、必ず最初に説明書や注意書きをチェックするようにしましょう。
炊飯器ケーキのメリットについて3つご紹介します。炊飯器ケーキに挑戦したいなと思ったら参考にしてみて下さいね。
オーブンや型などがいらず、少ない道具で作れる。
炊飯器ケーキは、生地を内釜に流せば良いので、型いらずで作れます。加熱にもオーブンがいらないので、これからお菓子作りを始めたい初心者や道具をあまりもっていない方にも作りやすいです。
スイッチを押すだけで、失敗が少ない。
炊飯器ケーキのレシピは、基本的に生地を混ぜ合わせたら内釜に流して加熱するだけのものが多いです。火加減の調整もいらないので、計量さえきちんとすれば失敗しにくいケーキと言えます。
簡単に色々なケーキが作れる
混ぜて流すのが基本の炊飯器ケーキですが、レシピの工夫次第でスポンジケーキ、チーズケーキ、ガトーショコラなど様々なバリエーションのケーキを焼くことができます。
色々なケーキを炊飯器一つで簡単に作れるのもメリットといえますね。
気軽に作れてメリットの多い炊飯器ケーキですが、デメリットもあります。作り方によっては故障や事故の原因になることもあるので、注意してみて下さい。
機種によっては焼き時間が長くなる
加熱方法や機種によっては、なかなか火が通らず、焼き時間が長くなる場合があります。
また、外側だけ火が通って中心は生焼けになることもあります。
生焼けを防ぐには、生地を沢山入れすぎない、適切なレシピを選ぶなど気を付ける必要があります。
使い方によっては、故障や事故の原因にもなる
焼けないからといって続けて炊飯ボタンを押すなど使い方によっては、故障や事故の原因になることもあります。
機種によっても異なるので、炊飯器でケーキを作りたい場合は、必ず付属の説明書や注意柿を見るようにして下さいね。
基本的に蒸し焼きなので、思っている食感にならないこともある
加熱方法が炊飯と同じなので、基本蒸し焼きのような感じになります。
スポンジなどは蒸しパンのような食感になるので、オーブンで焼いたのとは食感が異なります。
ガトーショコラのようにどっしりした食感を出したい時は、レシピ選びを気を付けるなど工夫する必要があります。
オリーブオイルを炊飯器ケーキに使うのはおすすめです。様々なメリットの中から代表的なものをご紹介します。
バターよりもふわふわした口当たりになり、軽く食べられる。
オイルをケーキに使うと、バターよりもふわふわして軽い食感になり、食べやすくなります。バターを使ったケーキが重い、胃もたれがする方などにおすすめです。
またケーキが固くなりにくいというメリットもあります。
オリーブオイルの風味をお菓子に加えられる。
オリーブオイル特有の香りは、お菓子を作る時の良いアクセントになります。
特に今回のレシピで使用するレモンなどのかんきつ類とは相性が良いです。
飽和脂肪酸の摂取を抑えることができ、健康的
バターなど動物性の脂肪には、飽和脂肪酸が多く含まれ、摂りすぎると悪玉コレステロールが増える原因にもなります。
オリーブオイルに含まれる不飽和脂肪酸にはコレステロールを下げる働きがあり、健康にも良い効果があると考えられます。
オリーブオイルに含まれるポリフェノールなどを摂れるのもメリットです。
オリーブオイルとレモン汁の風味がさわやかなケーキです。
小麦粉の代わりに米粉を使っているので、軽くてもちもちとした食感が楽しめます。
グルテンを控えたい方にもおすすめです。
1. 卵白にグラニュー糖15gを2〜3回に分けて加え、ハンドミキサーで固く泡立てる
2. 同じハンドミキサーで卵黄とグラニュー糖15gをよく混ぜ、豆乳、オリーブオイルを加え最後にレモン汁を混ぜる
3. 米粉を加え、ハンドミキサーで混ぜる
4. 卵白をホイッパーで混ぜてキメを整え、1/3量を3に加えて混ぜる。残りのメレンゲをふんわりと混ぜて炊飯器の内釜に流す。(生地がはげる場合は釜にオリーブオイルを塗る)
5. 1回炊飯して生地がついてこなければ型から出して冷ます。1回で焼けない時は、もう一度炊飯ボタンを押す
6. 型から出して冷まし、好みで粉糖を振る
炊飯器を使えば、少ない道具で簡単にケーキを焼くことができます。
レシピも自分の好きな材料を使えるので、市販のケーキよりもヘルシーな材料で作ったり、好きなフレーバーをつけることもできます。
まだオリーブオイルをお菓子に使ったことがない方でも、気軽にチャレンジできるケーキといえるでしょう。
使うオリーブオイルによってもケーキの風味が変わるので、繰り返し作って自分好みの味を探ってみて下さいね。
炊飯器での健康的なおやつ作り、ぜひ普段の生活に取り入れてみて下さい。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。