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寒い季節、クリスマスなどのパーティ料理としても人気のマカロニグラタン。
子どもも大人も好きな人が多いメニューですが、ホワイトソースを作るのが大変!というイメージがある方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、ホワイトソースを作らなくてもできるグラタンの作り方をご紹介します。
小麦粉ではなく米粉を使うので、グルテンや健康面が気になる方にもおすすめのレシピですよ。
グラタンをホワイトソースから作る場合は、具材を炒めて、別にホワイトソースを作って加える、もしくは具材を炒めた所に粉を加えて炒め、牛乳で少しずつ溶きのばす方法が一般的です。
そうすると、ホワイトソースを具材と別に作ると洗い物や工程が増えるという問題があります。また、具材に粉を加える方法は、ホワイトソースを作るよりは簡単ですが、どちらも牛乳を混ぜる時に気を付けないとダマになってしまいます。
市販のホワイトソースを使うという手ももちろんありますが、もっとリーズナブルで失敗も少ない方法があります!
それが筆者がおすすめする「粉牛乳」を使った作り方です。
「粉牛乳」とは、牛乳に10%程度の粉を混ぜたもので、この粉牛乳を使えばホワイトソースを作らなくても簡単にグラタンを作ることができます。
しかも、ダマになりにくく失敗の少ない方法なので、グラタン初挑戦の方にもぜひお試しいただきたいです。粉を多めにして濃度を濃くすれば、クリームコロッケなどにも応用できますよ。
今回ご紹介するレシピでは、通常小麦粉で作る粉牛乳を米粉で作ります。
小麦粉の代わりに米粉を使うと様々なメリットがあります。
代表的なものを3つほど挙げると、
米粉は、小麦粉に比べて粒子が細かくサラサラとしているため、振るわなくてもダマになりにくいです。粉をふるわないと、工程も洗い物も減るので、作業が楽になります。
米粉にはグルテンが含まれないため、小麦アレルギーやグルテンフリーの食生活をしている人が小麦粉の代替品として使うのに適しています。
グルテンを控えると、腸内環境を良くしたり、体の不調が改善されたりする効果があると考えられています。
米粉には、タンパク質、炭水化物、脂肪、無機質、ビタミンB1、ビタミンEなどが含まれています。
小麦粉よりもさらに扱いやすく、なめらかでとろっとした食感に仕上がります。
米粉の粉牛乳を使ったエビマカロニグラタンのレシピをご紹介します。
粉牛乳を使うとホワイトソースを作る時の失敗が減るので、グラタン作りのハードルが下がりますよ。
1. 米粉をボウルに入れ、牛乳を少しずつ加えながら良く混ぜ、塩コショウ、コンソメなどで調味する。これが粉牛乳になる。
2. マカロニは表示通りゆでて、水気を切っておく。
3. エビは冷凍の場合は解凍し、生の場合は殻をむいて背ワタをとる。
塩と片栗粉でもんでから流水で洗うと、臭みが取れて身がプリッとする
4. マッシュルームは5mmにスライスし、玉ねぎは薄切りにする
5. 具材を炒める。フライパンにオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒め、透き通ってきたらエビを加えて塩コショウで調味する。
エビが赤くなってきたら、マッシュルームを加え、最後にマカロニを加える。
6. 同じフライパンにバターを溶かし、粉牛乳を加える。ゴムベラなどで混ぜながら全体にとろみがつくまで加熱する。塩気が足りなければ調整する。
7. とろみがついたら耐熱容器にあけて、上にシュレッドチーズをかけ、210℃のオーブンで10分程焦げ目がつくまで焼いて完成。
今回は、ベーシックなエビマカロニグラタンをご紹介しましたが、粉牛乳を使えば具材は何でも作れます。
小麦粉にアレルギーのある場合は、マカロニを米粉で作ったものに変えたり、ジャガイモやさつまいもなど別の具材に変えても良いでしょう。
鶏肉、きのこ、牡蠣、ホウレンソウなどお好みの具材で作れば、バリエーションも広がりますよ。
また、クリスマス向けにアレンジしたい時は、グラタンの表面にブロッコリーやトマト、卵などをつかって、クリスマスツリーやリースなどの形に飾るアレンジもおすすめです。
クリスマスや年末年始など大皿料理が大活躍する季節に、粉牛乳を使ったレシピでぜひ気軽にグラタンを楽しんでみて下さい。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。