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暑い毎日でバテバテの体にトマト出汁はいかがですか?トマト出汁とはその名の通り、トマトだけで取った出汁のこと。トマトというと調理方法としては、そのまま切って生のまま食べたり、トマトソースとして煮込むなどの調理方法が真っ先に思い浮かぶと思いますが、トマトのみで作るというシンプルな作り方で、旨味たっぷりのおいしい出汁が取れてしまう調理方法です。取ったトマト出汁の使い方も豊富にあり、今回紹介する麺類の漬け汁の他、パスタや味噌汁、スープやポトフなどレパートリーは無限!是非ともこの機会にチャレンジしてみて下さいね。
トマトには、2つの代表的な成分であるグルタミン酸、グアニル酸などの旨味成分が含まれています。だからこそ、今回紹介したレシピにおいて、トマトだけでおいしい出汁を取ることができます。
グルタミン酸
トマトには100gあたりこのグルタミン酸が150〜250mg含まれており、野菜の中でもトップクラスの含有量を誇っています。脳を活性化させる働きや美肌効果、疲労回復効果など健康にも効果のある成分です。
グアニル酸
椎茸や海苔、トマトなどグアニル酸はグルタミン酸と違い、一部の食材にしか含まれない成分です。グアニル酸の効果は未知数のこともありますが、グアニル酸は体を構成する際に必要な必須アミノ酸の一つでもあり、グルタミン酸との相乗効果でおいしさを引き立てることができます。
<トマト出汁の作り方>
1. トマトを食べやすい大きさにざく切りにする。
2. 鍋にトマトと水を入れて、中火で煮る。
3. 沸騰したら弱火にしてアクを取りながら、15分ほど煮る。
4. ザルなどにキッチンペーパーを敷き、お玉などで押さえながら3のトマト出汁を濾していく。
5. 十分に濾せ、ザルから切ったらトマト出汁の出来上がり。
<つけ麺の作り方>
1. きゅうりは細切りにする。ゆで卵を作り、調味液に漬け味卵を作っておく。
2. 鍋でお湯を沸騰させ、中華麺をゆでる。茹で上がったらざるに取り冷水で冷やす。
3. お皿に中華麺と具材をトッピングし、別の器にトマト出汁を入れたらできあがり。
トマト出汁は、トマトの旨味成分であるグルタミン酸と酸味が絶妙なバランスでおいしく味わうことができます。トマトの旨味成分だけで取った出汁は透き通っており、使い勝手も抜群。トマト出汁を濾す際には、キッチンペーパーの上から優しくお玉などで押すと、時間がかかることなくトマト出汁を濾すことができます。
つけ麺にする際には、残ったトマトの果肉も出汁に入れるのがポイント!無駄なく使うことができ、トマトの果肉も入ることによってよりおいしさが倍増します。めんつゆの量はお好みで調整してみて下さいね。
他にも醤油を加え冷奴にかけたり、味噌汁の出汁やお茶漬けの出汁として使うのもおすすめ!
トマト出汁は、トマトだけでおいしい出汁を取れ、使い道も豊富にある便利なもの。トマトの新たな使い方としても便利な方法ですので、この機会にぜひチャレンジしてみて下さいね。
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