目次
寒さの厳しい日々が続きますが、こんな時期でしか味わえない手仕事があり、筆者も毎年楽しみにしています。それが、味噌や漬物といった保存食作り。寒い時期だからこそ、味わえる醍醐味です。今回は旬である大根を使った手作りの漬物、「たくあん」の作り方を紹介します。いわゆるスーパーなどで売られている黄色く色付いたたくあんとは、また違った仕上がりになりますが、手作りならではの素朴な美味しさや、ジッブロックで簡単に手作りできる手軽さがありますので、ぜひ、この機会に挑戦してみて下さいね。
現代ではどこに行っても見かけるポピュラーな漬物「たくあん」。その歴史は古く、江戸時代の初期に臨済宗の「沢庵和尚」という僧侶が考案し、その製法を人に伝えたとされています。その歴史から見てもたくあんは、由緒ある日本を代表する漬物の一つです。たくあんは大根を糠や塩で漬けて発酵させて作るものですが、最近、スーパー等で売られているたくあんは塩や調味液に漬けたシンプルな製法で作られたものもたくあんと言われています。
そんなたくあんには、下記のような様々な栄養素が含まれています。今回は主な栄養素の3つをご紹介!※製法によって含まれる栄養素も変わります。
1. 大根は水でしっかりと洗う。両端を切り落として長さを半分に切り、更に縦半分に切る。
2. ジップロックに下漬け用の塩と水を入れてよく混ぜ合わせる。大根が重ならないように並べ入れる。※ときどき上下を返しながら、冷蔵庫で3日ほど置いて下漬けをする。
3. 大根の水分が抜けて曲げられるくらいになったら、大根をさっと洗い、塩気を落としてキッチンペーパーで水気をふき取る。
4. 下漬けに使ったジップロックをきれいにさっと洗ったら、その中に大根、砂糖、みりん、米酢、ゆずの果汁、昆布を入れる。※昆布は細かく裂いておく。
5. 空気が入らないようにジップロックの袋の口を閉じ、再び冷蔵庫に入れます。一晩置いて大根に調味液がなじめばできあがり。
ジッブロックで漬けるだけのシンプルな自家製たくあんの仕上がりになりました。ゆずの果汁を入れることで、ほのかなゆずの酸味が加わり、味のアクセントにも。シンプルな調味料で手作りならではの醍醐味を存分に味わえるレシピになっています。
今回のレシピでは、ジッブロックを使って簡単に作れるのが魅力。漬物樽などの用具もいらないのでハードルが低く、家にあるもので手軽に手作りできます。
市販のたくあんも美味しいのですが、添加物など気になる方も多いはず。手作りだからこそ添加物も使わないシンプルな調味料で作ることができます。素朴な美味しさを安心して食べることが可能です。
たくあんは難しい工程もなく、ジップロックで簡単に作ることができます。ぜひ、この機会に手作りのたくあんを作る楽しみを知ってみて下さいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。