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はじめまして、梶山葉月(かじやま はづき)と申します。 和食を中心としたお料理の創作や、フードコーディネーターとして広告のお仕事をさせて頂いています。最近、私たちの現場でも和食と様々なオイルの組み合わせの相談をいただくことが増えました。中でもオリーブオイルは本当にたくさんの方が利用されるようになりましたね。
「オリーブオイル」に合う料理って聞くとサラダやパスタなど洋風メニューを想像しませんか?意外かもしれないですが、和食との相性も抜群なんです。
「オリーブオイル」は発酵食品との相性がよく、和食には発酵したものがいっぱいあるのです。どんなものがあるか知っていますか?例えば、味噌や醤油、納豆やかつお節なんかもそう。私たちが日常的に食べているものがたくさんありますね。
いつもの和食にオリーブオイルをプラスしてみる。これだけでなんだか食事がまた面白い発見ができそうです。まずは気軽なメニューの“ちょいたし”からしてみましょう。
出汁の香りを一番に感じる日本の心「味噌汁」ですよね。具材はいろいろ好きなものを入れ、その上でオリーブオイルをかけるだけでいつもの味噌汁がワンランクアップになりますよ。
味のキーポイントとなる「出汁」はしっかりとこだわりを持ってとりたい!もちろん、毎日じゃなくたって大丈夫。週1回ちょっと時間の空いたときに出汁を多めにとって冷蔵庫にストックしておくと便利ですよ。
それから私が行っているちょっとしたアイデアですが、100円ショップの製氷皿をつかて「だし氷」を作っておくと、いつでも簡単に美味しい味噌汁をいただくことが出来ます。
味噌と一緒にマグカップに入れレンジでチン、あっという間に本格出汁の味噌汁ができちゃいます。こんなちょっとしたことで毎日の料理が格段にレベルアップしちゃいます。
【材料】 (味噌汁4~5杯分)
【作り方】
おいしい出汁がとれたら、あとは具材を入れて味噌を溶き入れれば、出汁かおる味噌汁の完成です。味噌の割合は出汁1カップ(200ml)に対して味噌が大さじ1杯くらい。味噌の量は種類によって塩分が違うから味見して調整してみてくださいね。
さてさてここからが本題!出汁香る味噌汁にオリーブオイルをひとまわししてみましょう。いつもの味噌汁がまた違ったものになります。
ここからは具材の紹介。
味噌汁の定番と言えば豆腐とわかめ。日本の朝食って感じですね。
ここに少しオリーブオイルを垂らしてみましょう。味噌の雰囲気がまた違ったものになりますね。またオリーブオイルのおかげで口当たりもマイルドになりますね。
変化球にも挑戦してみましょう。食卓の印象がぱっと変わりますよ。
ここでちょっと洋風な具材を。案外知られていないのですが、トマトは昆布と同じうまみ成分がぎゅっと詰まっているのでかつおだしとの相性も抜群!そこへ発酵商品のみそとチーズを投入します。相性抜群でとても美味しくいただけますよ。
いかがでしたか?毎日の生活にオリーブオイルをプラスしてみましょう!
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。