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2023年8月7日

虫喰い大葉も大量消費できる!大葉にんにく辛味噌

虫喰い大葉も大量消費できる!大葉にんにく辛味噌

我が家には大葉、つまり青しそが春から夏になると大量に生えてきます。種も蒔かないのに勝手に生えるので、雑草状態です。今は庭の1/3ぐらいを大葉が占領しています。夏の終わりには実をつけて、それがまたプツプツとおいしいので放置しているわけですが、いくらなんでも多すぎる。しかも今の時期、バッタくんが現れて、葉っぱを食い荒らすのでひどい状態です。このままでは人間が食べるところがなくなるかもしれません。

  • ルイーザ(LUISA)
大葉
穴だらけ。悲惨な状態
葉っぱを食い荒らすバッタ
犯人は真ん中に鎮座しているコイツ

大葉は大量にあるが、穴だらけでは1枚まるまる使うオリーブオイル漬けやおにぎりに巻く、なんてことはできません。何しろ、バッタに食われると見た目だけでなく葉っぱが防御のためなのか、硬くなってしまって生ではどうにもという感じなのです。

そこで、この虫喰い大葉を大量に消費するレシピを考えることにしました。もちろん、虫喰いじゃないとできないわけではなく、きれいな大葉ならなおさら良いので、大葉を箱ごと買って持て余しているというときにオススメです。

β-カロテンは野菜でもトップクラス

“大葉”とは、本来は青しそを食用の香味野菜として販売する場合だけ使われる呼び名です。つまり、うちに生えている虫喰いの“あれ”は、そのままの状態なら大葉でなく青しそです。

大葉はβ-カロテン、ビタミンB2、カルシウムの含有量が野菜の中でもトップクラスです。特にβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、口や鼻、のどや肺、胃腸などの粘膜を健康に保ち、美肌効果もあると言われているので、夏の日差しでダメージを受けたお肌にはもってこいでしょう。でも、だからといって大葉を何枚もムシャムシャと食べられるわけではありません。

そこで大葉をおいしくたくさん食べられ、しかも保存が効くレシピをご紹介することにしましょう。夏向きに、にんにくと唐辛子を入れたスタミナ味噌です。ごはんによし、もろきゅう、肉につけて、と応用が効くのでオススメです。

大葉にんにく辛味噌の作り方

2週間以上は保存が効くので、大量に作っても安心です。辛味は簡単に七味唐辛子を入れています。オリーブオイルは多めにしておくと味噌が滑らかになるし、コクも増します。

材料

  • 大葉(青しそ):20枚
  • にんにく:2片
  • 味噌:大さじ3
  • 日本酒:大さじ2
  • みりん:大さじ1
  • 砂糖:大さじ2(甘みはお好みで量を調整)
  • 七味または一味唐辛子:大さじ1(お好みで)
  • オリーブオイル:大さじ2

作り方

1. 大葉を洗い、千切りにする。

大葉
穴が目立つが、中でもマシなのを

2. にんにくはみじん切りにしておく。

3. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火をつけ、弱火でにんにくの香りが出るまで熱する。

オリーブオイルとにんにく
焦がさないように弱火で

4. にんにくに少し色が付いてきたら1を入れて軽く炒める。

大葉を軽く炒める
大葉とにんにくを軽く炒める

5. 大葉がしんなりしてきたら、七味唐辛子(一味でもOK)を適量入れて軽く炒める。

七味唐辛子を入れる
辛さは唐辛子の量で調整

6. 5を炒めながら、日本酒、みりんを入れてから砂糖を入れる。砂糖が溶けてきたら味噌を入れて、少しやわらかめだなと感じる程度で火を止める。冷えると味噌はやや固くなるため。

日本酒、みりん、砂糖、味噌
少しやわらかめで火を止める

大葉にんにく辛味噌のレシピ

できあがった味噌ですが、大葉とにんにくの香りと唐辛子のピリ辛が効いたやや甘めの感じです。さらにオリーブオイルのコクが全体をまとめていて、オイルのおかげでとてもなめらか、ディップもしやすく何につけてもおいしい味噌になっています。

レシピとして、まずは王道のおにぎりです。間違いなく鉄板。味噌だけだと塩辛くてあまり塗れませんが、この味噌なら大丈夫。中に入れる具材としてもおいしいし、塗ってから焼いてもいいでしょう。

大葉にんにく辛味噌おにぎり
甘辛風味がなんともやさしい

次はもろきゅう。料理とも言えませんが、夏は身体を冷やす効果があるきゅうりが食べたくなるもの。切ってよく冷やしてからこの味噌をたっぷり塗ってどうぞ。

大葉にんにく辛味噌もろきゅう
冷たいきゅうりで冷感アップ

最後に焼き鳥。胸肉を串に刺して焼き、最後に味噌を盛っていただきます。にんにくとピリ辛味、大葉の爽やかな風味が鶏肉にとても合います。手羽先、もも肉、なんでもあうし、豚肉、牛肉でもOKです。生鮭のソテーでもバッチリ。

大葉にんにく辛味噌焼き鳥
間違いない味

大葉にんにく辛味噌の作り方のポイント

大葉は加熱しても、たとえばホウレンソウのように葉っぱが溶けて崩れてしまうことはありません。最後までしっかりと残るので、千切りは丁寧にやった方が食感が良くなります。またにんにくもみじん切りは丁寧に。おおざっぱだとやけににんにくがきついところと、そうでないところになってしまいます。簡単な料理ではありますが、丁寧な下処理がおいしさの鍵を握るといえるでしょう。あとはにんにくを焦がさないように弱火で熱し、香りが出てきて少し色が付いてきたな、というところで大葉を投入してください。最初ににんにくを焼きすぎるとそこからさらに大葉を入れて熱するので焦げて苦くなります。

まだまだ暑いですが、こういうインパクトのある調味料を作っておいしく食事を摂っていけば、きっとなんとかなるでしょう。

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