目次
みなさんこんにちは。料理家の梶山葉月です。
毎日暑い日が続きますが夏バテしていませんか? 暑い日は食欲がなくなってきます。
そんなときにツルッと冷たいそうめんはぴったりですね。今回はこの「そうめん」にクローズアップしたいと思います。
「そうめん」は小麦粉に塩と水をいれて練り細く延ばしたものです。
そうめんには機械式と手延べと2種類あります。
そうめんと似たものにひやむぎがありますが、なにがちがうのでしょうか?それは麺の太さに関係しています。
直径の太さによって機械式では分類があり
となっています。
みなさんは「手延べ麺」と言われる麺を聞いたことありますか?
機械で細くカットしたものではなく人の手で麺の太さまで延ばして乾燥させた「高級麺」のことです。こちらに関しては1.7mm以下であれば、「そうめん」「ひやむぎ」とどちらでも名乗っていいそうです。手作業のために、太さの違いを出すのが難しいようです。
そうめんは延ばして乾燥させるときに実は「植物オイル(油)」を使っているんです!
油を塗るのは麺の乾燥割れを防ぐのと麺と麺のくっつきを防止するためです。
こんなところでオイルをつかうなんて・・・おどろきませんか?
またそうめんはできたてがいいのかと思いきや熟成させたほうが油臭さが抜けてコシがでるともいわれているんですよ。実際熟成させた麺は高級麺として売られています。
そうめんとオイル。
一見あわなそうな感じもありますが、もともと作る段階でオイルを使用しているので、相性もぴったり!そうめんを茹でてめんつゆでいただくだけだと飽きてしまいます。そうめんは炭水化物です。これだけでは栄養は偏ってしまいます。
そこで上手に夏野菜と組み合わせていただくとバランスの良い食事をこころがけたいですね。オイルを組み合わせることによって、野菜とそうめんの一体感もうまれ、ボリューム感もでます。
オリーブオイルをつかうと洋風の要素も入り、オリジナルの素麺が楽しめます。ぜひおためしくださいね。
【材料】 (2人分)
【作り方】
2. フライパンにオリーブオイルを引いて中火でさっと野菜を炒めます。なすはオイルとの相性がとてもよいので、多めのオリーブオイルで揚げ焼きにします。
そうめんは表示通りに茹でる。ゆでたら流水でもむようによく洗います。ぬめりをしっかりととったほうがコシの強い麺になりますよ。またしっかりと洗ったら少量オリーブオイルを絡めておきます。そうすることによって麺同士がつかなくて食べやすくなります。
器にそうめん、野菜を彩りよく盛り付けます。一口ずつそうめんを盛り付けると取りやすくまた見た目も綺麗ですね。
めんつゆをつけていただきます。ここで、ひと工夫。めんつゆにトマトジュースを同量いれてみて。ガスパチョ風そうめんのできあがりです。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。