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最近、ジメジメとした天気の優れない日が目立つようになりましたね。今年もまたムシムシして眠れない夜や、ゲリラ豪雨などが来ると思うと少し憂鬱です。暑くて火を使ってご飯を作ることも面倒ですよね。
そんなこの時期にご紹介したいレシピが、火を使わずレンジ加熱のみで作るつけうどんです。冷凍うどんを使えば、お湯を沸かす手間もありません。豚バラの旨味とトマトの酸味、オリーブオイルの風味もポイントです。
梅雨時期~夏にかけて低下しがちな食欲を増進させるポイントも記載しているので、この時期の体力ダウンや食欲低下に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
2人分
1. 豚バラ肉は食べやすい大きさに切り、耐熱容器に入れる。水(分量外)を肉がかぶるくらい入れ、600Wの電子レンジで2分加熱する。
2. 火が通ったらざるにあけ、軽く水を当て冷ます。
3. トマトは角切りに、大葉は千切りにする。
4. 冷凍うどんを記載分数レンジで加熱し、流水で冷やす。
5. 容器に豚肉、トマトを入れ、めんつゆ、水を加え、大葉をのせる。
6. 仕上げにオリーブオイルを回しかけ、完成。
だしの風味が強いめんつゆとオリーブオイル、和洋の組み合わせが意外と合います。今回使用したオリーブクエストは香りが抜群なので、仕上げにまわしかけるのがポイント。オイルのほのかな苦みが、めんつゆの甘みと相性抜群です。
豚肉は、ビタミンB1を補うことができる食材です。ビタミンB1が不足すると、疲れやすくなってしまいます。糖質をエネルギーに変えるため、炭水化物と相性のよい栄養素です。
ムシムシした暑い日は、食欲も低下しがちですが、そんな時こそエネルギー源をしっかり補って、体力低下を防止しましょう。
冷凍うどんはコンビニでも購入でき、保存も利くので「冷蔵庫に何もない!」という時にも大活躍。わたしも冷凍庫に常備している食材です。少しだけ元気があれば、そうめんやそばを茹でて、このつけ汁で食べるのもおすすめです。
難しい調理工程はありませんが、ちょっとしたポイントをお伝えします。
そのままレンジ加熱でも火が通りますが、肉同士がくっついてしまうことも。水に入れてレンジ加熱することで綺麗にほぐれます。また、パサつかず仕上がります。
冷凍の肉を使う場合は、少し解凍してから同様にレンジ加熱するのがおすすめです。
豚バラ肉を冷まそうと水を当てすぎると、水っぽくなり、旨味も抜けてしまいます。まわりのアクなどをさっと流す程度にし、時間があるようならざるにあけ自然に冷ますのがよいでしょう。
今回、3倍濃縮のめんつゆを使いましたが、2倍に薄めています。食べているうちに少しずつ薄まってしまうので、ちょっと濃いめのレシピになっていますので、お好みで調節して下さいね。
つけ汁はアレンジ多彩!今回は食欲をそそるちょい足し食材をご紹介します。
とろろをプラスすることで、うどんをさらにつるつるっと食べることができます。すりおろすことで、酵素が活性化。消化を助けるため、食欲のないときや胃の調子が優れないときにはぜひ取り入れてみて下さい。
とろろ以外のネバネバ食材、オクラや納豆、めかぶなどもおすすめです。
オリーブオイル×七味!?いやいや、コレが合うんです。風味と辛味がさらに食欲アップ。途中の味変として入れてみて下さい。ほかにも山椒やおろし生姜、食べるラー油などもおすすめです。
レシピで使っている大葉だけではなく、この時期旬のみょうがなどもおすすめです。洋風のオリーブオイルとの相性もばっちり。豚バラとオリーブオイルで油のコクはしっかりあるので、薬味でさっぱりさせるのがポイントです。
また、長葱や玉葱に含まれる硫化アリルには、先ほどご紹介した豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を高めるはたらきがあります。
電子レンジ調理をすることで、火を使わず暑い思いをせずに済みます。またお湯を沸かす鍋などを洗う手間も不要。つけ汁はあたたかくしても食べられるので、寒い時期はつゆを温かく、麺は流水に当てず、通年楽しめるレシピです。
忙しい毎日や、食欲のないときにぜひ取り入れてみて下さいね。
オリーブクエスト
世界で最も信頼のおけるオリーブオイルガイドブック「フロス・オレイ」品質評価メンバーが、世界各地の類稀なオリーブオイルを紹介
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。