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きゅうりに似た見た目ですが、実はかぼちゃの仲間のズッキーニ。この時期に旬を迎え、スーパーなどでも国産ものが多く並んでいますね。値段も安く、くせも無く加工しやすいので、手軽な野菜として近年人気です。生でも食べられますが、さっと加熱してみずみずしい食感を、じっくり加熱してトロトロ食感を、とさまざまな楽しみ方ができます。
今回は旬のズッキーニを使った、「ズッキーニと豚肉の香草パン粉焼き」のレシピをご紹介します。エキストラバージンオリーブオイルの風味や豚肉の旨味が染み込んだズッキーニと、ハーブの香りが相性抜群。手軽にできる、相性のよいソースのレシピも載せているので、ぜひ試してみてくださいね。
1. ズッキーニはへたを落とし、ピーラーで縦に剥いていく。
2. ハーブは細かく刻み、分量のパン粉と混ぜておく。今回はローズマリーとパセリを使いましたが、お好みのものを使用してください。乾燥タイプのものでも大丈夫です
3. ラップの上に薄く剥いたズッキーニを並べ、その上に豚ロース肉をのせる。ズッキーニ・豚肉は少し重なるよう並べるのがポイントです。手前にチーズを並べます。今回はベビーチーズを1/3にカットして使用しました。
4. 端からきつめに巻く。
5. 表面にマヨネーズを塗り、2のパン粉をつける。
6. エキストラバージンオリーブオイルを熱したフライパンで焼く。パン粉が焦げやすいので、弱火でふたをしながら全面焼いたら完成です。
7. 塩味は下味のマヨネーズとチーズのみ。このままだと薄味なので、相性のよい簡単に作れるソースを3種ご紹介します。
【材料】(作りやすい分量)
【作り方】
【材料】(作りやすい分量)
【作り方】
【材料】(作りやすい分量)
【作り方】
旬のズッキーニはクセがなく食べやすい野菜です。ほどよい脂身の豚ロース肉を合わせ、旨味を生かしました。また、ズッキーニを外側に巻くことでオリーブオイルを吸収し、香り豊かに仕上げています。内側の豚肉は蒸し焼きになり、火が入りすぎず柔らかくジューシーになりますよ。
ここからは調理のポイントを伝えていきます。
小麦粉をまぶし、溶き卵に絡ませてパン粉をつけるというパン粉づけの工程が面倒な方、多いのではないでしょうか。マヨネーズを塗ることでパン粉が付きやすくなり、小麦粉・卵いらず。面倒な手間を削減します。はがれやすい場合は、パン粉にも少しエキストラバージンオリーブオイルを含ませておくとよいでしょう。
マヨネーズのほか、マスタードとはちみつを混ぜたものを塗り、パン粉をつける方法もおすすめです。
チーズの種類にもポイントが。ピザチーズなど溶けやすいものは、焼いているうちに溶け出してしまったり、せっかく綺麗に巻いた形が崩れてしまう原因に。かためのしっかりとしたプロセスチーズがおすすめです。写真のように、崩れず綺麗な断面になりますよ。
こんなに手が込んでいそうなのに包丁・まな板不要!?と思う方もいるのではないでしょうか。ズッキーニはピーラーを使用し、豚肉は切らないので包丁は使いません。また、今回は4連のベビーチーズを切って使いましたが、市販されているスティックタイプのチーズを使えば包丁・まな板不要。焼き上がった料理はお好みで豪快にかぶりつくもよし、上品にフォークとナイフで食べるのもよし、です。
今回ご紹介した3つのソースは、全て切って和えるだけの即席ソースです。旬の大葉やトマトを使っているため、みずみずしさや風味を味わえるよう、火は加えず生で。どのソースも余ったらサラダのドレッシングや肉料理・魚料理と幅広く活用できます。
キウイソースは、今回ゴールデンキウイを使用しましたが、グリーンキウイを使用し酸味が気になる場合、酢の量を調節したり、はちみつで甘みをつけるのもよいでしょう。
この時期旬のズッキーニ。栄養や保存方法、このレシピ以外のおすすめの調理法はこちらの記事に詳しく記載しているので、併せてチェックしてみてくださいね。
ズッキーニは1本100円程度と安く手に入ります。少し手間はかかりますが、まだまだ外食を控えている方も多いかと思いますので、おうちで少し手をかけて、おいしい料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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