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今年2月に熊本県の醤油味噌メーカー「フンドーダイ五葉」から、「透明醤油」(100ml 税別500円)という水のように無色透明なお醤油が発売されました。
1990年代後半に起こった透明飲料ブーム。見かけは水なのに甘い香りと味がする!と驚いたものです。あれから20年・・・最近では紅茶やコーヒーも透明。コーラやビールテイスト飲料も透明。とうとうお醤油までもが透明になってしまいました。
テレビや新聞など各種メディアでも紹介され、今話題の商品です。人気で品薄となり、手に入りにくい時期もあったようですが、徐々に公式オンラインショップやショッピングサイトでも入手しやすくなってきました。
ほんとに透明! 見えるかな?
ところが、参考までにインスタグラムで調べてみたところ「#透明醤油」の投稿は、たったの311件。メディアで取り上げられたとはいえ、発売されたばかりの新しい調味料ですからまだ知らない人も多いようで、まさに話題を先取りする商品と言えそうです。
今年はゴールデンウィークが10連休ですので、友達や親せきで集まる機会も多そうですよね。そんなときの話のネタとして、最新でまだ知らない人も多い透明醤油を用意しておいたら、楽しそうじゃありませんか!?
お刺身を透明醤油で食べるのって、どんな感覚なんでしょうね。どれくらいついているか見えにくいので、付けすぎ注意ですね(汗)
早速今回、この「透明醤油」を入手し、いろいろと料理を作ってレシピを開発してみました。私が料理してみた感想としては、何と言っても「透明醤油を使うと、仕上がった料理の色がキレイ!」
醤油の色がつかないので、素材の色味がそのまま生かされます。
和・洋・中・エスニックといろいろな料理に使ってみましたが、今回はその中でも特に透明醤油の個性が際立ったパーティーメニュー2選をご紹介します。仲間とワイワイ楽しむおうちバルにピッタリですよ。
いつも作っている和風ドレッシングの醤油を「透明醤油」に置き変えるだけでも大丈夫です。淡い色のカブや輝くグレープフルーツの色味をくすませず、美しい仕上がりになりました。
○ドレッシング
1. ドレッシングの材料を混ぜ合わせておきます。
2. カブは葉を1cmほど残し、厚めに皮を剥きます。4~5mmの厚さになるように、縦に切ります。グレープフルーツは外の皮を剥き、薄皮も剥いて5mm程度の厚さになるように切っておきます。
3. 皿にカブとグレープフルーツを交互に並べ、生ハムを彩り良く添えます。ドレッシングをかけ、お好みで粗挽き胡椒をあしらって完成です。
透明醤油の特徴を活かし、色鮮やかで和の旨味あるスイートチリソースを作ります。お家にあるもので意外と簡単に作れるスイチリ。和スイチリとオリーブオイルを同量合わせるだけで、甘くて辛くてまろやかなドレッシングが出来上がります。透明醤油を使ったスイートチリソースって、おそらく世界初のお料理なのではないでしょうか!?
○和スイートチリソース(作りやすい分量)
○和スイチリドレッシング
1. 鷹の爪は種ごと荒みじん切りにし、ニンニクはすりおろしておきます。
市販品で時短もあり
2. 水、酢、砂糖を鍋に入れ中火にかけます。沸騰したら、1と「透明醤油」を加えます。再び沸騰させ、少し煮つめます。
材料をどんどん加えて煮るだけ
3. 一旦火を止め、水溶き片栗粉を加えます。ひと混ぜし、再び火にかけとろみがつけば和スイチリは完成です。
唐辛子の赤が美しい
4. 3とエキストラバージンオリーブオイルを同量混ぜてドレッシングの完成。
ディップソースにしても
透明なお醤油ならこぼれてもシミになりにくいから、みんなでワイワイやるお酒の席でも使いやすそうですよね。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。