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寒い日に無性に食べたくなるのが辛いもの。体を温めるために辛いものを食べる、という方も多いようです。
今回ご紹介するのは韓国料理の定番「スンドゥブ」。専門店もあるほど人気で、魚介や肉、野菜のうま味と唐辛子の辛さが特徴の旨辛メニューです。豚肉やあさり、豆腐に野菜とまさにさまざまな具材が入って、心も体も温まる大満足の一品。旬の長葱や白菜もたっぷり使用しています。
辛さも調節できるので、辛いものが苦手な方にもおすすめできます。おすすめのアレンジも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
1. あさりは砂抜きをしておく。
2. 白菜は短冊切りに、長ネギは斜め切りにする。青ねぎは小口切りにする。豆腐は食べやすい大きさに切る。
3. 鍋にごま油、おろし生姜、おろしにんにくを入れ弱火で火をつける。香りが出たら豚バラ肉、1を入れ弱火で炒める。
4. 豚肉の色が変わったら水、鶏ガラスープの素を入れ中火で加熱する。
5. 沸いたらあさりを入れ、あくを取りながらあさりの口が開くまで煮る。
6. ★の調味料を入れる。
7. 豆腐を入れふたをし、3分加熱する。仕上げにキムチを入れ、火を止める。
8. うつわに盛り、青ねぎを散らし完成。
キムチは最後に入れるのがポイントです。本場ではキムチと豚肉を炒めてから煮込むレシピも多いですが、発酵食品は加熱に弱いのでなるべく加熱しないよう、仕上げに加えましょう。風味も損なわず、旨辛味をより引き立ててくれますよ。
生姜、にんにくをごま油と一緒に香りを出し、豚肉と野菜を炒めてから煮込むのがポイント。このひと手間で香りやうま味がアップします。
一味唐辛子を入れなければ、ピリ辛の辛いものが苦手な方でも食べやすいスンドゥブになります。ほかにも辛いものが苦手な方は甘めの味噌を使ったり、コチュジャンやキムチの量を調節してくださいね。
今回は家にある一般的な調味料を中心としたレシピをご紹介しましたが、入れるともっとおいしくなる、おすすめの調味料をご紹介します。
キムチの素を使って味付けをすると、より旨辛味に。スーパーでも手に入りますが、意外と使い切れず冷蔵庫に眠っていることも多い調味料。わざわざ買う必要はないですが、おうちにある場合は活用してみてくださいね。
「ダシダ」という調味料をご存じですか。韓国料理でよく用いられる調味料で、粉末で売られていることが多いです。牛肉ダシダは牛肉と香味野菜のうま味が詰まった、あさりダシダはあさりなどの魚介エキスが詰まっています。今回は鶏ガラスープの素を使用しましたが、あさりダシダや牛肉ダシダを使えば、より本格的な味になります。
スーパーの輸入調味料コーナーやカルディなどで手に入ります。
スンドゥブの仕上げに真ん中に落とせば、卵のまろやかさとスンドゥブの辛さがマッチします。魚介系にも肉系にも合います。
スンドゥブはおかずとして、ごはんを合わせて食べることが多いですが、お餅やトッポギを入れればそれだけでワンボウルごはんに。もちもちした食感がアクセントになります。
私のイチオシはラーメン。たくさん作って、次の日はラーメンにしています。野菜もたっぷり摂れてピリ辛スープがラーメンとよく絡みます。ラーメン用に少し味を足して、韓国海苔をトッピングすれば韓国風ラーメンの完成です。
もちろんこれ以外にも魚介・肉・野菜によって違った味わいに。貝類はあさり以外にもこの時期旬の牡蠣やほたてもおすすめです。寒い時期はサラダなどの生野菜を食べる機会も減りますが、スープで煮込めばかさも減り、水に溶けやすい栄養まで逃さず補えます。ヘルシーなきのこやにら、ブロッコリー、味に変化をつけてトマトなども合いますよ。
ピリ辛のスンドゥブはこの時期体も温まるおすすめのメニューです。たっぷりの野菜も煮込むことでかさがへり食べやすく。野菜不足が気になる方にもぴったりです。ごはんやお餅、麺類などさまざまな主食と合わせて味わってくださいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。