最近よく聞くクラフトコーラ。専門店をちらほら見かけたり、成城石井などのお店でもコーラシロップを見かけるようになりました。そこではじめて「コーラって何でできているんだ?」という疑問を持つようになりました。
調べてみるとスーパーで買える食材で手作りコーラが作れるようなので、チャレンジしてみました。作ってみるといいことばかり。今年の夏は手作りのクラフトコーラでおうちカフェを楽しみたいと思います。
1. レモンはよく洗い、輪切りにする。できればノーワックスのものを購入しましょう。
2. シナモンスティックを半分に折る。カルダモンシードもキッチンばさみで刻み、クローブと一緒に鍋に入れる。
3. 2に砂糖、水、レモンを加え弱火で加熱する。
4. 10分ほど加熱したら火を止め、バニラエッセンスを加える。
5. あら熱が取れたら、清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存。2週間を目安に飲みきるようにしましょう。
本当にコーラが作れるのか?と半信半疑で作りましたが、スパイスを用意している時から何となくコーラの香りが。鍋を火にかけると、よく知っているコーラの香りが部屋中に漂ってきました。
作りたてすぐもいいですが、冷蔵庫で1日ほど置くと味がなじんで飲み頃になります。またシロップを作った際、レモンやスパイスなどはそのまま一緒に漬け込むことで、よりおいしくなります。わたしは飲む際、茶こしで濾して飲んでいます。
香りはコーラそのものですが、色がかなり薄く、本当にコーラの味はするの・・・?と心配に。そこで市販のコーラと飲み比べてみました。手作りのクラフトコーラシロップは、無糖の炭酸水で3倍に割りました。
飲んでみると市販のものよりさっぱりしていて、レモンやスパイスの味を感じます。甘みは同じくらいに感じました。市販のものはカラメル色素が入っていてコーラの濃い色をつけているので、見た目は違いますが味は個人的に手作りシロップの方が好みです。
今回は三温糖で作ったのでうっすら色が付いていますが、グラニュー糖で作るとさらに薄い色に、反対に黒糖で作ると市販のコーラに近い色味になります。砂糖の種類を変えて好みの味を見つけるのも楽しみになりますね。
材料を揃える必要はありますが、作る手間はなく簡単に作れます。手作りクラフトコーラには、ほかにもこんなメリットがあります。
シロップを割って飲むので、好みの濃さにできるのがポイント。甘すぎるのは苦手、スパイシーにしたいなど、自分の好みで作ることができます。
無糖の炭酸水のほかに、グレープフルーツなど柑橘系の風味がついた炭酸水で割るとさらに爽やかな味わいに。ほかにもこんな活用方法があります。
ヨーグルトにかけたり、牛乳と割るのも人気のよう。無調整豆乳で割れば、コーラ味の豆乳飲料もできます。
コーラは好きだけどいつも飲みきれず炭酸が抜けてしまう、なんて悩みはありませんか。都度割って飲むクラフトコーラはいつでもできたて。炭酸が抜けずに楽しめますよ。
今回使用したスパイスはシナモン、クローブ、カルダモンです。シナモン以外は聞き慣れない、カレーに入っているなどざっくりとしたイメージしかない方も多いのではないでしょうか。ひとつひとつ解説していきます。
●シナモン
アップルパイやクッキーなど、スイーツによく使用されるスパイスです。甘く独特な香りが特徴で、チャイティーなどにも使われます。
●クローブ
お菓子や肉料理など幅広く使えるスパイスです。香りは甘みが強く、スパイシーな風味が特徴です。
●カルダモン
カレーに使われることの多い、爽やかな香りが特徴のスパイスです。甘い風味でケーキやクッキーにも活用されます。
今回は全てホール(粒)のものを使用しました。パウダー状のものも販売されていますが、粒の方がよりスパイスの風味を感じることができます。また刻んだり折ったりすることで、より香りが強くなります。
今回は比較的手に入りやすいスパイスで作りましたが、ほかにもさまざまなスパイスや柑橘を使って作ると違った味わいになります。
レモンをライムに変えることでよりエキゾチックな味わいに、すだち、ゆずに変えることで和風の味わいに。甘さを求めるならオレンジやグレープフルーツもおすすめです。生姜の薄切りや山椒の実を加えるのもいいですね。
バニラエッセンスはバニラビーンズにすることでより甘く濃厚な香りを味わえます。スパイスも広く色々なものが使われ、黒胡椒や八角、ナツメグ、アニスシードなどで作るレシピもあります。
また貴重ですがコーラナッツというものもあります。コーラという植物の実で、この実を原料に作られたものがコーラと言われています。現在コーラナッツが原料のコーラはほとんど製造されていませんが、クラフトコーラの中にはこのコーラナッツにこだわって作っているものもあるので、ぜひチェックしてみて下さいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。