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先日、スーパーで「豚ロースブロック700g 650円」というセール品を見つけたので即座に購入。ロースなので分厚いカツにしようかな~と考えていましたが、結局決め切れず全部ハムにすることにしました。
普段お家でハムを作る時は細かい温度設定の出来る電気圧力鍋を使うことが多いのですが、持っていない方も多いので今回は炊飯器での作り方をご紹介します。
作り置きにも、おもてなしパーティ料理にもおすすめの一品。時間はかかりますが、手間はかかりませんので是非参考にしてみてください♪
炊飯器レシピというと「炊飯器に臭いがうつるから嫌だ」という方もいらっしゃいますが、今回の低温調理はジップロック越しに加熱しますので炊飯器にお肉の油や臭いが着くことはありませんのでご安心ください。
【豚ロースの処理】
豚肉を常温に戻しておく(冷蔵から出して1~2時間程度)
1. 豚ロースブロックに塩、砂糖、黒こしょうをまんべんなく擦り込み10分放置
2. 豚ロースから出た水分をキッチンペーパーでふき取る
3. ジップロックに豚ロース肉を入れて出来るだけ空気を抜いてジップの封をする
4. 炊飯器の釜にジップを入れて肉が浸るまで熱湯を注ぐ
5. 炊飯器のふたを閉め「保温」ボタンを押して3時間放置
6. 加熱が出来たら氷水でジップごと急速冷蔵
7. 粗熱が取れたら冷蔵庫で1日寝かせる(うま味、肉汁を内側にとどめるため)
8. 食べる直前に必要なだけスライスすれば完成
工程を細かく書くと難しく見えますが「下味」→「ジップで中心が70℃になるまで低温過熱」→「冷やす」→「切る」だけです。
なぜ中心温度が70℃かというと【お肉の殺菌も出来て、柔らかさを保てるギリギリの温度】だからです。いわば豚肉を安全にかつおいしく食べるための適切な温度といえるでしょう。
この温度を守れば豚ロースは淡白ながらも適度に脂身があるのでしっとりプルプルに仕上がります。
余談ですが豚のステーキを焼くときは低温調理で全体を60℃まで温めてからフライパンでソテーして表面をサッと焦がし、余熱で中心温度を67~70度に持って行くと外は香ばしく中はジューシーほんのりピンクな絶品の豚ステーキが焼けます。
しかし、熱湯を炊飯器で保温すると丁度70度程度でキープしてくれるのですが、60℃となると時間の微調整が必要なため炊飯器では難しい。電気圧力鍋や低温調理機が必要になってくるでしょう。
今回はまず、ハムの味をシンプルに味わうために塩とオリーブオイルでいただきました♪
こういう時のために使おうと思っていたフランスの海塩「ゲランドの塩」をスライスした断面に振り、日清オイリオさんのエキストラバージンオリーブオイル「ルイ―ザ」に浸して食べる。
このコラボですよ。。。
妻と2人で話しながら飲んで食べて・・気付けばおかわり。次は甘酸っぱいバルサミコのソースで味の変更を試みました。
これは淡白ですが赤ワインも合うなぁ~。
この「ルイ―ザ」というオリーブオイルすごく気に入ってます。
特徴としては、エキストラバージンオイル特有のフレッシュな香りと濃厚な味わいを持ちながらも喉を刺すような刺激(辛み)が少ないんです。
これならサラダでもトーストでも、肉でも魚でもOK!料理の味と喧嘩することも少ないと思うので、オリーブオイル初心者にもおすすめしたい本格エキストラバージンオイルでした。
今回は「炊飯器で豚ロースハムをつくってみよう!」ということで炊飯器での低温調理方法をご紹介しました。
覚えておきたいポイントは
これ等に注意しながら「殺菌が出来てギリギリ肉質が柔らかいままの70℃の状態」まで肉全体を長時間かけて温めるだけです。
添加物を使わず丁寧に作ったハムはシンプルな味付けがよく合います。おいしいオリーブオイルとおいしいワインで贅沢なひと時をお過ごしください。
毎日の料理が少しでもおいしく、楽しくなりますように!
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。