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早いもので2021年も終わりですね。ここ数年は年末年始も仕事できちっとしたおせちは用意できず、ゆるおせちを作っています。好きなものだけ詰め込んだゆるおせちは人気のないおかずだけ残ることもなく、いいことづくし。
今回は縁起物を押さえつつ、10品を詰めた和洋折衷のおせちをご紹介します。「今年はおせちは洋風で!縁起の良い食材を使ったおせち3選」と合わせておせち作りの参考にしてみてくださいね。
今回詰めたのはこの10品
今回は和洋折衷、10品を詰めました。左上から時計回りにメニューをご紹介します。
ひとつひとつのレシピをご紹介していきます。
材料(2人分)
作り方
1. 油揚げは表面を箸で押しつけるように転がして開きやすくする。半分に切って熱湯をかけ、油抜きをする。
2. ★の調味料を入れて鍋で10分煮て冷ます。
3. 鯛は白だしを揉み込み、すりごまをまぶして5分置く。
4. 1を開いて中に酢飯を詰める。
5. わさびをのせて完成。
油揚げにご飯を詰める際は、端までしっかり詰めることで見た目も綺麗に、安定した仕上がりになります。鯛は言わずと知れた縁起もの。「めでたい」ともかけて、お祝いの席で用いられます。
材料(2人分)
作り方
1. ブリはキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、小麦粉をまぶす。
2. ★の調味料を入れ、ふんわりラップをして600Wの電子レンジで2分半加熱する。
3. 裏返して同様に2分半加熱する。
定番和食、ブリの照り焼きも電子レンジで簡単に調理できます。ブリの大きさによって加熱時間は調整してください。ブリに小麦粉をまぶすことで、たれにとろみが付きます。ブリは出世魚としておせち料理には欠かせません。
材料(2人分)
作り方
1. 大根と人参は千切りにする。大根の葉があれば一緒に刻んで塩もみする。
2. 柚子果汁、砂糖を混ぜたものに1時間以上漬ける。
おせち定番のなますは、紅白の色合いや水引のような見た目から、縁起がいいと言われています。中身をくりぬいた柚子に入れることでおしゃれになるほか、お重の収まりもよくなります。
材料
作り方
1. 鍋ににんにく、赤唐辛子、オリーブオイル、牡蠣を入れ弱火で10分煮る。
2. 塩・胡椒で味を調える。
旬の牡蠣もオイル煮にすれば日持ちさせることができます。牡蠣は加熱用を使うのがおすすめです。保存する場合は清潔な容器に入れて、オイルごと保存しましょう。パスタソースなどへのアレンジもおすすめです。
材料(2人分)
作り方
1. ごぼうは縦1/4に切り、5cm幅に切りそろえる。
2. 沸騰したお湯で5分茹でる。
3. ごぼうが熱いうちに★の調味料に漬け込む。
おせちに入るのはたたきごぼうやきんぴらごぼう、筑前煮などですが、さっぱりとしたピクルスもおすすめです。ごぼうは成長しながら深く根を張ることから、地にしっかり根を張って生きていけるように、との願いが込められています。
材料(2人分)
作り方
1. さつまいもは皮を剥いて輪切りにして、水にさらす。
2. 鍋にさつまいもが半分かぶるくらい水を注ぎ、ふたをして弱火で10分加熱する。
3. 熱いうちにバターと牛乳を混ぜながら潰す。
4. 3のあら熱が取れたら生ハムで巻いていく。
さつまいもの甘さと生ハムの塩気がぴったり、ワンハンドで食べられるメニューです。おつまみにもおすすめです。おせち料理では栗きんとんなどで使われているさつまいも。このレシピでも黄金に輝く色味から、金運上昇、豊かさを願う縁起物の意味があります。
材料(2人分)
作り方
1. むきえびはハーブソルト、レモン汁、エクストラバージンオリーブオイルを揉み込む。
2. 中火に熱したフライパンで両面色が変わるまで焼く。
今回はむきえびを使用しましたが、有頭海老はひげと曲がった腰が特徴。長生きの象徴としておせち料理に用いられています。今回はハーブソルトとオリーブオイルで洋風に仕上げています。
材料(2人分)
作り方
1. ミニトマトは1/4に、モッツァレラチーズはトマトと同じ大きさに切る。
2. 塩・胡椒、エクストラバージンオリーブオイルで味を調え、バジルを散らして完成。
こちらも見た目が華やかでめでたい、紅白のおかずです。ミニトマトを使用することで酸味が少なく、甘みを活かしたカプレーゼです。
洋風おせちの定番になっているローストビーフ。今回は市販品を購入したのですが、オリーブノートではローストビーフのレシピを紹介しているので参考にしてみてくださいね。
材料(2人分)
作り方
1. 切り昆布は水で戻す。
2. 切り干し大根はたっぷりの水で数十回揉み、数回水を替える。
3. 人参は千切りにする。
4. 材料を沸騰したお湯で3分茹で、水にさらして冷やし、水気を切る。
5. ★の調味料に漬け、いくらを添えて完成。
昆布は「よろこぶ」にかけて縁起物として用いられます。北海道の郷土料理の松前漬けは、今回の材料以外にも数の子やするめなどを漬け込んで保存食として食べるのがおすすめです。
お重がない方や2日目以降は皿盛りで
今回写真で使っている木箱はジュースの入っていたですが、お重がない方や、2日目以降少なくなったおせちを食べる場合、皿盛りがおすすめです。お気に入りのうつわに盛りつければ、気分も華やかに。お一人さまの新年にもぴったりです。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。