目次
新茶と呼ばれる一番茶は、3月10日〜5月31日に収穫されます。うまみの強い新茶をぜひ味わいたいところですが、古くなった緑茶が残っていませんか。香典返しなどでもらい、気づいたら賞味期限が切れていた、封を開けて使い切れずに忘れていた、なんてことも多いのでは。
そこで今回は、新茶を買う前に行いたい、古くなった緑茶をおいしく飲みきる方法をご紹介します。風味が飛んでしまった緑茶も、家庭の鍋やフライパンでさっと炒るだけで香ばしいほうじ茶に。そのまま飲むのはもちろん、スイーツにも加工できます。
もう飲まないからと捨てずに、最後までおいしく楽しみましょう。
1. 鍋に茶葉を入れ、弱火で加熱する。
2. 鍋を揺すりながら5分ほど焙煎し、色が変わったら最後に中火で1分ほど焙煎し、火から下ろす。
3. 余熱で焦げないよう容器に移し替えて完成。
調理中からお茶のいい香りが漂います。はじめは緑色だった茶葉も、たった5分加熱するだけで茶色に。今回はそのまま焙煎したので、茶葉の大きさにより加熱ムラがあります。事前に細かい茶葉をふるっておくことで、ムラなく火が入りやすくなりますよ。
お茶を飲む際は100℃の熱湯で煮出し、香りや渋みを引き出します。保存方法などについてはこちら(お茶の旬はいつ?栄養と美味しい食べ方)を参考にしてみて下さいね。
炒りたての茶葉は高級なものでなくても香ばしく、お茶の風味も強いのでぜひ炒ったらすぐに一杯煎れてみて下さい。今回は焙煎したほうじ茶を使ったほうじ茶ラテと、ほうじ茶プリンのレシピをご紹介します。
1. 耐熱容器にほうじ茶茶葉を入れ、熱湯を注ぐ。
2. 1分ほど置いたら牛乳を注ぎ、600Wの電子レンジで40秒加熱する。
ほうじ茶を抽出する際には、100円ショップなどで売られているお茶パックを使うと便利です。急須や茶こしを洗う手間が省けます。最初に熱湯でほうじ茶をしっかり出し、牛乳を入れてさらにレンジで温めることで、ほうじ茶の香りとミルクのコクが感じられる贅沢ラテに。
牛乳を豆乳などに変えてもおいしく飲むことができます。無糖がおすすめですが、甘い物が飲みたいときには砂糖はもちろん、バニラシロップなどを加えると、カフェのようなほうじ茶ラテが楽しめます。
<カラメルソース>
1. 鍋にグラニュー糖、水を入れ中火にかける。
2. 鍋を揺らしながら、全体がカラメル色になったら火を止め、熱湯を入れる。
※熱湯を入れた際は跳ねるのでやけどに注意して下さい。
3. 熱いうちにカラメルを容器に注ぐ。
4. ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、卵の白身を切るように混ぜる。
5. 鍋に水を入れ火にかける。沸騰したらほうじ茶茶葉を入れ、1分煮出す。
6. 牛乳、生クリームを入れ、数分中火で温める。
7. 火から下ろし、3と合わせて軽く混ぜる。
8. 7を濾して3の容器に注ぐ。
9. アルミホイルをかぶせてふたをする。鍋底にふきんを敷き、容器を入れ、2/3の高さまで熱湯を注ぐ。
10. ふたをして弱火で12分蒸す。火を止めて15分蒸らす。
11. 容器を取り出し、あら熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やして完成。
プリンの手作りはハードルが高い、オーブンや蒸し器がないから無理、と諦めていませんか?このレシピは耐熱容器と鍋があれば簡単に作ることができます。
ほうじ茶をしっかり煮出して作ったプリンは、カラメルの苦みとほうじ茶の香ばしさが絶品。ほうじ茶ラテ同様、はじめにしっかりと熱湯で煮出すことと、茶葉をたっぷり使うことがポイントです。生クリームを入れることでよりリッチでコクのある濃厚プリンになりますが、ない時は水と牛乳のみでも作れます。
ほうじ茶はお茶パックを使ってもいいですが、最後に卵液を濾すため、そのまま鍋に入れて煮出すことでしっかりお茶を抽出することができます。お茶パックを使った際も、口当たりをよくするため、卵液を濾す工程は省かずに行って下さい。
大型連休も終わり、もう少しで梅雨時期。ジメジメとして気分が落ち込んだり、体調を崩しがちですが、温かいほうじ茶や甘いスイーツでホッと一息ついて下さいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。