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手作りお菓子の入門編として人気のホットケーキミックス。お菓子作り初心者の方でも失敗なく作ることができ、家に常備しているという方も多いのではないでしょうか。オリーブノートでもホットケーキミックスを使用したレシピをたくさん紹介していますが、今回ご紹介するのは卵焼き器を使ったバウムクーヘンです。
卵焼きを焼く際に使う角形フライパンは使用頻度が低めですが、これひとつでお菓子が作れます。オーブンや特別な型も不要、少ない材料で作れるのでぜひ一度お試し下さい。
1. ボウルに卵、牛乳を入れ混ぜ合わせ、ホットケーキミックスを加える。
2. アルミホイルをフライパンの横幅と同じサイズに丸め、芯を作る。
3. 角型フライパンにエキストラバージンオリーブオイルをキッチンペーパーで伸ばす。
4. フライパンを弱中火で温め、1を薄くのばし、手前に2をのせる。
5. 焼き目が付いたらアルミホイルに巻き付けるように巻いていく。
6. こまめにキッチンペーパーでエキストラバージンオリーブオイルを引きながら、同様に生地を薄くのばし、巻いていく。
7. 10回ほど巻いた状態がこちらです。15~20回程度、生地がなくなるまで続けます。
8. 最後の生地を流し終えたら、巻き終わりに余った生地を少量流し、接着させる。
9. 火から下ろし、アルミホイルの芯を抜き取ります。
10. 冷蔵庫で冷やし、食べやすい大きさに切り分けて完成。
卵焼き器のサイズによって、さまざまな大きさのバウムクーヘンが焼けます。ふわふわの食感で、アイスやフルーツ、クリームを添えても◎
甘さはホットケーキミックスの味のみなので、そのまま朝ごはんなどにもおすすめです。甘いのが好みの方ははちみつやメープルシロップをかけて食べるのもいいですね。
フライパンに砂糖を焦がしたカラメルを作り、絡めればブリュレバウム風に。最近はキャンプグッズでガスバーナーを購入する方も増えているので、グラニュー糖を振りかけてバーナーで炙るアレンジもおすすめです。
ここからは上手に焼くための調理ポイントを解説していきます。
普段ホットケーキをよく焼く方は、今回の生地は水分量が多く不安になるかも知れません。ホットケーキはふっくらした形状が特徴ですよね。あの膨らみはホットケーキミックスに含まれているベーキングパウダーによるものです。
生地がしっかりしていると、せっかく卵焼き器に薄く流しても、ベーキングパウダーの作用で膨らんで、一層一層が分厚くなってしまいます。一般的なホットケーキの生地の倍くらい水分量を多くして、流しやすく、薄く多くの層を焼けるようにしています。
バウムクーヘンは、一層ずつしっかり焼き目を付けることで、切ったときに木の年輪模様が綺麗に出ます。ですが焼いているうちにフライパンの温度が上がり、生地を流しているそばからすぐに焼けてしまいうまく伸びなかったり、すぐに焦げてしまったりします。慌てて生地を流して、厚さにムラができてしまったという失敗も。
そんな時に必須なのが濡れ布巾。一回一回生地を流す前に、フライパンを一度火から下ろして濡れ布巾で温度を下げることで、生地が均一に広がり、焦げずにちょうどいい焼き色を保つことができます。
卵焼きを焼く時同様、一回一回巻いたバウムクーヘンを持ち上げて下にも生地を流し入れるのがポイントです。途中でほどけず、つなぎ目も気にならず綺麗に巻くことができます。卵焼き器のサイズを変えれば大きいものも作れますが、直径が大きくなると一回の生地で一巻きできなくなるので注意して下さい。
おうちでの手作りおやつの材料として大人気のホットケーキミックス。オリーブノートではほかにも色々なアレンジレシピをご紹介しています。
オリーブオイルとホットケーキミックスで作るイースターマドレーヌ
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。