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先日スーパーに買い物に行くと白菜が山程積まれているのを見てついつい購入したけれどそんなときに限って実家から白菜が届いた。よくある話だよね。
今回はこんなときに役立つテクニックとレシピをご紹介したい。ずばり「オリーブオイルと塩でじっくり焼き上げる」だ。
テクニックと呼ぶにはいささかシンプルすぎる気もするけれど、旬のおいしい野菜は本当にこれが一番おいしいと思っている。良い野菜にはいい塩といいオリーブオイル。素材の味をシンプルに味わうのがイタリア料理の原点だよね。
白菜といえばお漬物やサラダ、お鍋なんかが一般的だと思うけれどぜひこのステーキも試してみてほしい。ほんとにおいしいから。
1. 白菜は外側の柔らかい葉っぱを外してよく洗い、水気を切っておく。
ついていてもいいけれど、焼くときにバラバラになったり過剰に焦げたりするので中心の部分がおすすめ。
2. フライパンにオリーブオイルを注ぎ中火であたため白菜を入れて中火にかける。
水気が切れていないとオイルと水の反応でバチバチ飛び散るので火傷しないようにフライパンにフタをする。ついでに蒸し焼きにもなるので一石二鳥。
白菜にはしっかり焦げ目をつけて香りを引き出すメイラード反応をおこしたいので、動かさないようにじっと焼き上げるのがポイント。
3. 2〜3分焼き上げて白菜の裏面に焼き色がついたら、表面に塩をまんべんなくふりかけて
ひっくり返し
再度フタをして更に2分程度蒸し焼き。火加減は弱めの中火。
4. フタを取り、裏面に焼き色がついたら再度表面に塩をふる。
火が入っているかどうかは、一番硬そうな芯の部分にフォークを突き刺してスッと入ればOK。
5. フライパンから白菜を取り出してキッチンペーパーで余分な油を拭き取る。
6. 器に盛り付けて
仕上げに粉チーズふれば完成。
たかが焼いただけ。されど焼いただけ。
香ばしく焼き色を付けた柔らかい白菜ステーキは一口噛めば口中に水分がブワッと溢れる。白菜ってこんなに甘かったんだ〜と再認識する瞬間だよね。
塩とオイルは味や香りを際立たせ、引き出してくれるので味が薄く感じたりぼんやりするようなら追い塩をしてみてほしい。
そして、オリーブオイルに関してはやはりいいもののほうがおいしい。オリーブノートには良いオイルの選び方がたくさん記載してあるので、ぜひ参考にしながら選ぶといいかも。
アレンジにチーズソースやトマトソースなどをかけると更に本格的な仕上がりになるのでアレンジしやすいのもポイントなので、ぜひチャレンジシてみてほしい。
これで冷蔵庫にあふれる白菜を無事にやっつけることができた。・・のも束の間。すぐさま違う方から大きな白菜を頂いたのはまた別のお話。(笑)
皆さんの毎日の料理が少しでもラクに、楽しくなりますように。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。