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2026年4月26日

そば乾麺の茹で方4種類を比較、最高に美味しいゆで方は|まさかの裏ワザと鴨南蛮風つけそばレシピ

そば乾麺を美味しく茹でる簡単裏ワザを使って鴨南風つけそばをつくる

乾麺のそばって茹でるのがむずかしい、と思っていませんか。
たっぷりのお湯で茹でれば正解?
水に浸けてから茹でると本当においしくなる?
レンチンはどうなの?
という素朴な疑問を、実際に全部試して1位を決めました。

茹でたそばは、オリーブオイルで鴨のコクを再現した鴨南蛮風つけそばに仕上げます。これが、ちゃんとおいしいんです。

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乾麺の日本そば、茹で方ひとつで味が変わる

乾麺の中でも、日本そばは茹で方で味が左右されやすい麺です。
そば粉はもともと水と相性が悪く浸水しにくいため、茹でが甘いと芯が残ってボキボキに、茹ですぎると今度はべたっとのびのびになる。

このバランスをどう取るかが、おいしい乾麺そばのカギです。

そこで今回は、王道の茹で方をベースに4種類のやり方を実際に試しました。やってみた感想とともにご紹介します。


A.王道、たっぷりの湯で茹でる

これはまさに王道。

1. 鍋に茹でるそばの10倍量の水を入れて沸騰させる。
2. 沸騰したらそばをパラパラとくっつかないように入れる。吹きこぼれそうになったら火加減で調整。差し水はしない。

たっぷりの湯で茹でる
たっぷりのお湯でそばが対流するように

ちなみに、茹でる際に菜箸を橋のように鍋にわたしておくとある程度は吹きこぼれが防げます。

3. 茹で時間通りに茹で、たっぷりの水にとってぬめりを取るようによくもむ。
4. 3を氷水につけて締め、水をよく切ってできあがり。

<感想>

おいしいのは当然ながら、1人前なら鍋もそれほど大きくなくてすみます。ただ、3〜4人前になると相当大きな鍋が必要で、たくさんのお湯を沸かすのも暑いし、ガス代もかかります。

B.水に浸けてから茹でる

1. 平らなバットのようなものにそばを広げ、水がたっぷりかぶるまで注いで10分程度浸けておく。
2. そばを浸けている鍋に湯を沸騰させ、水を切ったそばを投入して、指定された茹で時間の半分で茹でる。
あとはAの3、4と同じ。

水に浸けてから茹でる
のどごしばっちり。生そばのよう

<感想>

水に浸けておくことで浸水しにくいそば粉にあらかじめ水分を含ませ、茹でたときのボキボキ感が出にくくなります。茹で時間が短くなるのもうれしい。茹で上がったそばは生麺のようにツルツルで、のどごしが抜群です。王道よりもおいしいと感じるくらいでした。

注意点は2つ。水に浸けすぎるとNG、茹ですぎると普通の茹ですぎよりもずっとふにゃふにゃになります。時間の管理は少し丁寧に。

C.沸騰後は火を止めて茹でない

1. 鍋に茹でるそばの10倍量の水を入れて沸騰させる。
2. 沸騰したらそばをパラパラとくっつかないように入れる。再沸騰したらフタをして、指定の茹で時間まで放置。
その後はAの3、4と同じ。

沸騰後は火を止めて茹でない
指定の茹で時間までフタをして放置

<感想>

そうめんでは同じやり方で成功した経験があります。ガス代の節約になるし暑さもないのは良い。ただそばは、指定の茹で時間、あるいは少し長めにしても芯が硬くてぼそっとした食感が残りました。そうめんとそばでは、向き不向きがあるようです。

D.レンチンで茹でる

1. どんぶりに半分に折ったそばを入れる。

半分に折ったそば
半分に折るのはそば全部を浸けるため

2. お湯をたっぷり注ぎ、レンジ強で2分かけ、一度箸でかき回す。

レンジ強で2分
お湯を注いでレンジにかける

3. レンジ強で指定の茹で時間マイナス2分かける。

ゆだっている感じ

あとはAの3、4と同じ。

レンチンで茹でる
そばは半分の長さになっているが

<感想>

これは意外でした。芯までちゃんと火が通って、コシもある。のどごしも悪くない。半分の長さになってしまうのが玉にキズですが、100均の「レンジでパスタが茹でられる容器」を使えば折らずにすみます。1人前を作るなら、これで十分です。


結果:水浸け1位、2位はレンチン

4種類を実際に試したなかで、水に浸けてから茹でる方法が1位でした。
王道の茹で方と比べてもボソボソ感が少なく、むしろ王道よりおいしいと感じるくらい。
意外に健闘したのがレンチンで、伸びることなく芯まで火が通り、コシとのどごしもしっかりありました。半分の長さになる点を差し引いても2位です。

もはや、裏技といってもいいでしょう。

茹でたそばで鴨南蛮風つけそばをつくる

茹で方の検証が終わったところで、本番のレシピへ。
冷たいそばを熱いつゆでいただくつけそばです。つゆは鴨南蛮風にしますが、使う肉はごく普通の鶏肉。鴨肉のおいしさの秘密は皮のコクのある脂なのですが、そのかわりにオリーブオイルを使うことで、鴨に近いコクが出せます。

長ねぎとの相性も抜群。意外と簡単におそばやさんの味を再現できます。


鴨南蛮風つけそばの作り方

材料(1人前)

  • 鶏もも肉:1/4枚
  • 長ねぎ:1/4本
  • めんつゆ:100ml
  • エキストラバージンオリーブオイル:大さじ2
  • 茹でて冷水でしめたそば:1人前

作り方

1. 鶏もも肉はそぎ切り、長ねぎは斜め切りにする。

鶏もも肉と長ねぎ
材料を切る

2. 鍋を火にかけ、オリーブオイル大さじ1を入れてから鶏肉を入れて炒める。

鶏肉を炒める
まず鶏肉を炒める

3. 鶏肉に火が通ったら、長ねぎを入れて焼き目を付ける。

4. めんつゆを入れて沸騰させて火を止める。

めんつゆを入れて沸騰
長ねぎが柔らかくなりすぎないように

5. 4を器に入れ、オリーブオイル大さじ1を追いがけしてできあがり。

オリーブオイル大さじ1を追いがけ
オリーブオイルを追いがけする
鴨南風つけそば
長ねぎたっぷり、七味をふって

鴨南蛮風に仕上げるポイント

鶏肉はごく普通のものでOKです。鴨肉のコクは皮の脂から来るのですが、そのかわりに良質のエキストラバージンオリーブオイルを使うことでコクを出せます。

炒め用と追いがけ用、それぞれ大さじ1ずつ使うのがポイント。長ねぎは火を通しすぎないようにすると、シャキシャキ感が残って鶏肉との相性も抜群です。

冷たく締めたそばを熱いつゆでいただくつけそばは、暑い日のお昼にも、夕食にも向きます。そばやさんの味が家で意外と簡単に出せる、というのはちょっとうれしい発見でした。


そば粉の豆知識|乾麺の種類と選び方

そば乾麺を買うとき、パッケージに「十割そば」「二八そば」と書かれているのを見かけます。この数字はそば粉と小麦粉の割合のことで、十割はそば粉100%、二八はそば粉80%・小麦粉20%を意味します。

そば粉が多いほど香りと歯切れが強くなり、小麦粉が多いほどつるりとしなやかな食感になります。水浸けの茹で方と相性がいいのは、そば粉がやや少なめのタイプ。

粘りが出やすく生麺に近い食感に仕上がります。十割そばの場合は扱いが難しいため、まず王道の茹で方から試してみるのがおすすめです。


オリーブオイルで作るそばレシピ


FAQ

Q. そばを水に浸ける時間の目安は? A. 袋に記載の茹で時間を目安に、その半分の時間を浸けるのが基本です。茹で時間が10分なら5分浸けて5分茹でる、という計算になります。浸けすぎると麺の表面が溶けて崩れやすくなるので、時間の管理を丁寧に。

Q. レンチンで茹でるとき折らなくてもいい方法は? A. 100均で売っている「レンジでパスタが茹でられる容器」が使えます。長さのある容器なので、折らずにそのまま入れられます。蓋もあるので吹きこぼれの心配も少ない。

Q. 差し水をしてもいいですか? A. 王道の茹で方では差し水は避けたほうがよいです。お湯の温度が下がると火の通りが悪くなり、ボソボソとした食感の原因になります。吹きこぼれそうになったら、差し水ではなく火加減で調整してください。

Q. そばのぬめりを取るコツは? A. 茹で上がったら、たっぷりの流水に取って両手でよくもむようにして洗います。このぬめりを丁寧に取ることがツルツル食感につながります。その後、氷水でしっかり締めると麺にコシが出ます。

Q. そば湯は捨ててもいい? A. 捨てるのはもったいないです。そばの茹で汁にはルチンなどの水溶性成分が含まれています。食事の最後にそのままそば湯として飲んだり、めんつゆで割って飲んだりするのが定番の楽しみ方です。


まとめ

今回はそば乾麺の茹で方4種類を実際に試して比較しました。

結果は水浸けが1位。王道のたっぷりの湯で茹でる方法と比べてもツルツル感で上回りました。意外に健闘したのがレンチンで、芯までしっかり火が通り、コシとのどごしも悪くありませんでした。ガス火を使わなくていいという点でも、1人分を作るなら候補になります。

そして茹でたそばを、オリーブオイルで鴨のコクを再現した鴨南蛮風つけそばに仕立てました。鶏もも肉と長ねぎ、めんつゆとオリーブオイルだけで、そばやさんのつけそばに近い味が出せます。

乾麺のそばはちょっとした茹で方の違いで、食感がまったく変わります。ぜひ試してみてください。


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編集部より:この記事は2026年4月に加筆修正しています。

企画:オリーブノート編集部
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