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ヒルドイドが美容目的で女性に大人気です。厚生労働省の調査でも処方増大が確認されており、特に女性への処方が際立って伸びています。最新のヒルドイドローション0.3%の処方データを調べてみました。
厚生労働省 医療保険 第8回 NBDオープンデータ 処方薬(外用)生年齢別薬効分類別数量より作成
診療年月:2021年04月~2022年03月 外用薬 外来 (院内)
参照:厚生労働省HP
処方制限や対策も検討されているそうですが、どうしてそんなに人気なのでしょうか?
先日、美容整形外科の女医さんからこんな話を聞きました。
『私も勝負の前日は目元にヒルドイド塗りますよ。』
専門家がそうおっしゃるくらいだから、やっぱりよさそうだなって思っちゃいますよね。
※あれ?逆に普段は塗ってないのかな?
ヒルドイドは医師の診断の元に処方されるお薬で、外用薬です。クチコミなどはさておいて、数ある皮膚科、小児科、美容外科のHPにある専門家の意見を調べてまとめてみました。
有効成分はヘパリン類似物質
あくまで医師が処方する治療薬の一つ。意見として『世界的にはヒルドイドは保湿剤として使用されておらず本当の意味での保湿性能は無い、それが美容クリームとして使われない理由の一つでもある。』というものもありました。
※参考:東中野セント・アンジェラクリニック ブログより
ヒルドイドはヘパリンの作用による血行促進や炎症を鎮めることの方が主な目的のようですね。保湿力は市販の保湿クリームの方が高いともされています。
基本的には医師が皮膚の状態を確認したうえで、必要に応じて使用することが大切だとわかります。したがって、冒頭の女医さんも普段使いするようなことはないのでしょうね。
ちなみに、ローションが特に女性に人気なのは、乳液になっているためさらりとしいて伸びもよく、広範囲に塗りやすいからなのでしょうか。医師が処方する外用薬として、男女でここまで差があるのは不思議ですよね。実は厚生労働省 医療保険 NBDオープンデータですが、第1回は平成28年、つまり2013年から確認できるのですが、ぐんぐんと女性の割合が増えています。これって信者のように思い込んでいる方のクチコミの力なのかな?SNSとの相性もよさげですし。。。だったら、保健医療費に困窮している今の日本、いつまでも処方制限をしないのは、未来に残される子どもたちの為にもどうなのでしょうね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。