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2026年4月26日

フレンチドレッシングの作り方|管理栄養士が教える分離しない乳化のコツとアレンジ4種の作り方

栄養士が教える、基本のフレンチドレッシングレシピ/乳化のテクニック

管理栄養士のよっちゃんです。都内の施設で子どもや保護者へ向けて食の仕事をしています。フレンチドレッシングは混ぜる順番さえ守れば、乳化してとろりと仕上がります。

オリーブオイルで作ると風味がぐっと豊かになるので、ぜひ一度試してみてください。

この記事でわかること

  • 分離しない乳化の順番と仕組み
  • オリーブオイルで作る基本のフレンチドレッシングのレシピ
  • 和風・中華・マヨネーズ入りなど4種のアレンジ展開
オリーブノート

フレンチドレッシングが分離する理由と乳化の仕組み

ドレッシングを手作りしてもうまく混ざらなかった、味にまとまりがなかった、という経験はありませんか。原因はほぼ「混ぜる順番」にあります。

酢と油は本来まじりあわない性質を持っています。

ところが、正しい順番で少しずつ混ぜていくと、油が細かい粒子になって酢の中に均一に散らばる「乳化」という状態になります。

乳化すると、ドレッシングがとろりと白濁して野菜によくからみ、時間が経っても分離しにくくなります。

まずベースとなる液体(酢、砂糖を混ぜたもの)にオイルを少量ずつ入れ混ぜることによって、油と酢が乳化しドロッとしたとろみのあるドレッシングに仕上がります。

一気に油を入れてしまうと、なかなか乳化せず水分と油の層に別れてしまってとろみのあるドレッシングにはなりません。


基本のフレンチドレッシングの作り方

材料(4〜5人分)

食材分量
エキストラバージンオリーブオイル大さじ7(約100cc)
穀物酢(りんご酢でも可)大さじ3(約50cc)
砂糖小さじ1
小さじ1/2
こしょう少々

基本のフレンチドレッシングの作り方
フレンチドレッシングの材料

作り方

  1. 穀物酢と砂糖を混ぜ、砂糖が完全に溶けるまで混ぜる。
  2. 1.の液にエキストラバージンオリーブオイルを少しずつ入れてよく混ぜる。
  3. 塩、こしょうを入れ、味を整える。
オリーブオイルフレンチドレッシング
乳化したフレンチドレッシング

基本的には、サラダを作る都度ドレッシングを作った方が酸化度も少なく味も香りも抜群ですが、このオリーブオイルフレンチドレッシングは2〜3日程度でしたら冷蔵庫で保存が可能です。

エキストラバージンオリーブオイルで作ると、苦味や辛味、フルーティーな香りが混然一体となって、極上のフレンチドレッシングになります。

サラダ油を使ってもおいしく仕上がりますが、健康のためにもオリーブオイルがおすすめです。


保存方法と日持ちの目安

基本的には食べる直前にその都度作るのが、風味・香り・酸化の観点から一番おすすめです。まとめて作る場合は以下を参考にしてください。

オイルの種類保存場所日持ちの目安
エキストラバージンオリーブオイル冷蔵庫2〜3日
サラダ油冷蔵庫3〜4週間

アレンジ4種|フレンチドレッシングを基本に広げる

基本のフレンチドレッシングができれば、あとはちょい足しするだけでバリエーションが広がります。

アレンジ加えるもの合う料理
和風ドレッシング醤油を足す豆腐サラダ・蒸し野菜
マヨネーズ入り(白)卵黄とマスタードを足すコールスロー・ポテトサラダ
中華ドレッシングオイルをごま油に変える中華サラダ・蒸し鶏
オリジナルドレッシング玉ねぎすりおろしを足すグリーンサラダ・肉料理のソース

マセドアンサラダの作り方

フレンチドレッシングを使ったアレンジとして、野菜を角切りにして和えるマセドアンサラダをご紹介します。色とりどりの野菜がドレッシングによくからみ、お弁当にも重宝します。

材料(4〜5人分)

食材分量
きゅうり1本
パプリカ(赤・黄)各1/2個
大根5cm程度
基本のフレンチドレッシング適量

作り方

  1. きゅうりと大根は角切りにし、塩をふって塩もみし、汁気を切る。
  2. 赤パプリカを角切りにし、沸騰したお湯に入れ、2分程茹でザルにあげて冷ましておく。
  3.  1と2、角切りに切ったチーズを合わせて、基本のフレンチドレッシングと混ぜ合わせ完成。

ポイント

夏大根は辛味が強い為、一回沸騰したお湯でさっと茹でた方が、塩もみよりも辛味が抜けて美味しく食べられますよ。

マセドアンサラダ

管理栄養士からの一言|オリーブオイルの脂肪酸について

オリーブオイルにはオレイン酸というn-9系脂肪酸が豊富に含まれています。オレイン酸は酸化されにくく、熱にも比較的安定した性質を持っています。管理栄養士の立場からも、毎日のサラダに取り入れやすいオイルとしておすすめしています。フレンチドレッシングに使うオリーブオイルの量はわずかですが、毎日続けることで食卓にオリーブオイルを自然に取り入れることができます。

こちらのドレッシング・サラダレシピもおすすめ


FAQ

Q. 分離してしまったドレッシングはどうすればいいですか? A. よく振るか、泡立て器で再度混ぜれば乳化し直せます。瓶に入れてふたをしてよく振るのが一番手軽です。

Q. 酢の種類で味は変わりますか? A. 変わります。穀物酢はすっきりしたシャープな酸味、りんご酢はやさしい甘みとまろやかさ、白ワインビネガーは香り高い仕上がりになります。お好みで試してみてください。

Q. 砂糖を使いたくない場合は? A. はちみつに置き換えると、まろやかな甘みになります。甘みを抜きたい場合は省いても作れますが、酸味が立ちやすくなるので塩の量で調整してください。

Q. オリーブオイルが冷蔵庫で固まってしまいました。 A. オリーブオイルは低温で固まる性質があります。品質に問題はなく、常温に10〜15分置けば元に戻ります。使う前によく振ってください。

Q. ドレッシングをかけるタイミングはいつがいいですか? A. 食べる直前がベストです。早くかけすぎると野菜から水分が出てベチャっとなります。特にレタスなどの葉物は直前に和えてください。


まとめ

フレンチドレッシングは、混ぜる順番さえ守れば失敗しません。酢と砂糖を先に合わせ、そこにオリーブオイルをゆっくり足す。これだけでとろりと乳化した本格的なドレッシングが完成します。

基本を覚えたら、醤油を足して和風に、ごま油に変えて中華風にと、ちょい足しでいくらでも広がります。毎日のサラダに、ぜひ手作りのフレンチドレッシングを取り入れてみてください。


【参考文献】
五訂増補日本商品標準成分表
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書

編集部より:この記事は2026年4月に加筆修正しています。

企画:オリーブノート編集部
記事:
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