おつまみにもぴったり！オリーブオイルとチーズのクッキー

みなさんは、オリーブオイルでクッキーを作ったことはありますか？実はオリーブオイルを使うと、バターよりも簡単でヘルシーなクッキーが作れます。

オリーブオイルは、オレイン酸やポリフェノールなども豊富で、健康や美容にも嬉しい効果が期待できますよ。

今回は、甘いものが苦手な方にもおすすめのパルメザンチーズとブラックペッパーを使ったクッキーをご紹介します。塩味のクッキーなので、ビールやワインなどお酒のおつまみとしてもぴったりですよ！

バターを使ったクッキーとオイルを使ったクッキーの違い

バターを使ったクッキーとオイルを使ったクッキーは、食感や風味などに違いがあり、それぞれ特徴があります。以下にバターとオイルの特徴についてまとめてみます。

バターを使ったクッキーの特徴3つ

1. バターの芳醇な香りがする

焼き上がりや食べる時にバターの良い香りがするのが、一番の特徴です。
バターの風味を生かしたクッキーを作りたい時は、バターを使いましょう。

2. サクサクした食感になる

バターを使うとサクサクして、口の中でホロっと崩れるような食感になります。バターは、混ぜた時も空気を含みやすいので、オイルを使用したものよりも生地がふわっとします。

3. 小麦粉の香りは感じにくい

バターの風味が強いので、小麦粉の味などは感じにくくなります。粉や素材の風味を際立たせたい時は、あえてオイルを使うのも良いでしょう。

オイルを使ったクッキーの特徴4つ

1. 風味はバターに比べ少ない

風味は感じられないか、オイルによってはそのオイル独特の香りがする場合があるので、用途や好みによって使い分けましょう。

2. ザクザクした食感になる

バターよりもザクザクとして、しっかりした食感になります。生地のつながりが弱いので、ボロボロしてやや崩れやすいです。

3. 生地がダレるのが早い

生地が柔らかくなるのが早いので、成形や型抜きがしにくいです。
生地の特性に合わせて、素早く成形できる形が適しています。

4. 長く置くと油が染み出すことがある

長く置くと生地の表面に油が染み出してきて、酸化する場合もあるので、作ったら早めに食べきる方が良いでしょう。焼く前の生地も、長く置くと油が浮いたりするので、仕込んだらあまり長く冷蔵庫に置かず、すぐに焼きます。

オイルをクッキーに使うメリット

手軽に作れる

バターの様に室温で柔らかくしたり、すり混ぜたりする必要がないので、思い立ったらすぐに作る事ができ、作業時間も短縮できます。

オイルの栄養素が取れる

植物油には、血中の悪玉コレステロールを下げる働きがあると言われる、オレイン酸やリノール酸、ビタミンＥ等を豊富に含むものがあります。オリーブ油などには、抗酸化物質であるポリフェノールが含まれています。

このような栄養素を摂れるのは、お菓子にオイルを使うメリットです。

お菓子作りにおすすめのオイル

お菓子作りには、癖が少なくて酸化しにくいオイルが向いています。ここでは、お菓子作りでよく使われるおすすめのオイルをご紹介します。

サラダ油

サラダ油とは、低温でも結晶化しないように精製された植物油のことです。
家庭で手に入りやすく、無味無臭なので使いやすいオイルと言えます。

風味などをつけたい時には不向きですが、抹茶やチョコレートなど素材の風味は生かしやすいです。

オリーブオイル

商品によって風味がかなり異なるので、お菓子に合った風味のものを使うことがポイントです。新鮮なエクストラヴァージンオイルなら、オリーブオイル特有の癖も感じにくいです。
健康効果も期待できます。

太白ごま油

ごまを焙煎せずに使っているため、透明でごま油独特の香りが無く、お菓子作りにもよく使われます。サラダ油に比べて酸化しにくく、お菓子も油っぽくなりにくいです。
日持ちさせたい場合は、太白ごま油を使うと良いでしょう。

米油

米ぬかを原料とした油です。ビタミンＥなどを含み、酸化もしにくいので、筆者もお菓子作りによく使っています。

ココナッツオイル

ココヤシの実の胚乳から作られます。ココナッツ特有の甘い香りがあるので、苦手な場合や風味をつけたくないときは、無味無臭のタイプを使うと良いでしょう。

オリーブオイルとチーズのクッキー

オリーブオイルとパルメザンチーズを使ったオイルクッキーのレシピをご紹介します。ブラックペッパーを利かせた大人の味わいなので、甘いものが苦手な方やお酒が好きな方にもおすすめです。

材料

• 薄力粉　100g
• グラニュー糖　10g
• パルメザンチーズ　40g
• 黒コショウ小さじ　1/4
• 塩ひとつまみ
• オリーブオイル　40g

作り方

1. オリーブオイル以外の材料をボウルに入れて軽く混ぜる

2. オリーブオイルを加えて全体がまとまるまで混ぜる

3. 生地をラップに包んで冷蔵庫で1時間程冷やす

4. 生地をラップではさみ、5mm厚に伸ばす。周囲をカットして形を整え、4cm角にカットする。

5. オーブンシートを敷いた天板にのせ、はしなどで穴をあける

6. 170℃のオーブンで15分程様子を見ながら焼く

オイルは甘くないお菓子とも相性抜群！

料理にもよく使われる植物性のオイルは、塩やチーズといった甘くない素材とも相性抜群です。上手に活用すれば、おつまみや砂糖を控えたおやつなど、新しいお菓子のレパートリーも広がりますね。

バターの様に固さの調整をする必要がなく、作業時間が短くなるのもメリットです。バターに含まれる飽和脂肪酸を控えたい方にも、おすすめの選択肢と言えるでしょう。バターとオイルを目的によって使い分け、おうちでのお菓子作りを楽しみましょう！

参考URL:植物油には、どんな栄養があるの？
・ココナッツオイルを使いこなそう（日清オイリオオンラインショップ）！
・太白胡麻の商品情報

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