新年にぴったりな縁起物！名店バームクーヘンを2種食べ比べ

新年が明けて、早くも2週間ほどが経過し、生活リズムもようやく落ち着いてきた頃でしょう。
新年の余韻を楽しむ縁起物といえば、バームクーヘン！
本記事では、クラブハリエと治一郎の名店バームクーヘンをメインにご紹介していきます。
さらに、名店の2種を食べ比べした後に、気軽に楽しめる無印良品のバームクーヘンも試してみましたので、あわせてご覧ください。

バームクーヘンは、なぜ縁起物？

一般的にバームクーヘンは、年輪（木の切り口）のような形をしています。

もともと年輪を「長寿」や「繁栄」の象徴として捉えていたことから、見た目が似ているバームクーヘンも、いつしか縁起物として確立されました。
例えば、結婚式の引き出物として選ばれることがよくありますよね。

いくつもの層が重なって焼き上げられていることから、幸せや喜びを重ねるといった解釈をされます。

名店バームクーヘンを食べ比べてみた

クラブハリエ

クラブハリエは、滋賀県に本社を構える「たねやグループ」の洋菓子店です。

筆者が調べたところ、意外にも、以前のクラブハリエは赤字経営だったようです。
しかし、バームクーヘンを百貨店に出店したことが功を奏し、見事大ヒットとなり現在に至ります。

そんな逆境を乗り越えた過去を知ると、ますます気にならずにはいられません。

今回は1番小さい「バームクーヘンmini」を実食していきます。

【バームクーヘンmini】
価格 / 税込518円（2025年1月5日現在。3月から値上げされるようですのでご注意ください）
カロリー / 257kcal（1個あたり）
内容量 /1個（56g）

今回ご紹介する商品のなかでは、1番リッチなお値段です。

手のひらサイズですが、バームクーヘンらしい円状の形のまま楽しめます。
紙皿に載っているので、そのまま食べられるのもうれしいポイントです。

一口サイズにカットしてみました。
フォンダン（砂糖衣）でしっかりとコーティングされていて、しゃりしゃりとした食感が心地よいアクセントになっています！

見た目ほどこってりしておらず、ふんわりとした生地との相性抜群です。
個人的には、フォンダンとのバランスを取るために、生地は比較的やさしい甘さを意識しているような印象を受けました。

治一郎

静岡県に本社を構える治一郎のバウムクーヘンは、2002年に誕生しました。
※治一郎の商品表記は、バームクーヘンではなく「バウムクーヘン」です。

商品開発においては、何よりも「しっとり」とした食感を追及してきたようで、そのこだわりを味わってみたくなりませんか？

これからご紹介するのは「治一郎のバウムクーヘンカット」です。
はじめから一口サイズでカットされているので、食べやすさ重視の人におすすめです。

【治一郎のバウムクーヘンカット】
価格 / 税込330円（2025年1月5日現在）
カロリー / 296kcal（1個あたり）
内容量 /1袋（4カット）

クラブハリエと同じように、受け皿のうえでそのまま食べられます。
写真だと少し分かりにくいのですが、楊枝（ピック）までついていて、細やかな配慮が感じられます。

クラブハリエと比較すると、フォンダンは薄くコーティングされています。
一方、生地は、クラブハリエよりも黄色みを帯びているようにも見えます。

くちどけ滑らかで、バームクーヘンというよりも、シンプルな卵のケーキを食べているかのようです･･･！

きめ細やかで綺麗に重ねられた層は、まるで芸術品のようですね。

結局どちらがおすすめ？

フォンダンのしゃりしゃり食感や、ふんわりさがお好みであれば、クラブハリエな気がします。
一方、上品でしっとりとしたケーキのような食感がお好みであれば、治一郎でしょうか？

とはいえ、それぞれに違ったよさがあり、優劣はつけられない逸品です。

どちらも特徴的な魅力があるため、好みやその日の気分にあわせて楽しんでもらえるのではないかと感じました。

手軽に食べるなら無印もGOOD！

プチプラ派の人には、無印良品の不揃いバウムをおすすめします。
無印良品だけではなく、ローソンでも取り扱われていることが多いので、お手軽ですよね。

【不揃い　発酵バターバウム】
価格 / 税込180円（2025年1月5日現在）
カロリー / 370kcal（1個あたり）
内容量 /1個（平均80g）

無印良品は数多くのフレーバーを展開していますが、1番人気は、こちらの「不揃い発酵バターバウム」です。
不揃いなので、1つひとつ個性がありますが、お得に美味しくいただけるのが魅力的です。

袋を開封した瞬間、バターの濃厚な香りが飛び込んできて、食欲がそそられます。
今回はお皿に載せて実食していますが、袋のままがぶっと豪快にいただくのもよいですね。

まとめ

今回は、新年にぴったりな縁起物であるバームクーヘンから、厳選して「クラブハリエ」と「治一郎」の商品をご紹介しました。

両者とも、食べきりサイズの商品を実食したところ、クラブハリエは円状ですが、治一郎はカットされた状態で販売されており、見た目から名店ごとに違った個性があります。

プチプラ派という人には、ローソンでも購入しやすい「無印良品」の不揃いバウムがよいでしょう。

縁起物にあやかり、幸せや喜びを思い思いに重ね、素敵な新年を彩ってみてはいかがでしょうか？