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暑かった日々も少し落ち着き、やっと秋らしくなってきた今日この頃。秋と言えば筆者の最も好きな季節でもあり、様々な食べ物が美味しい最高の季節でもあります。この秋の季節の旬の食べ物はたくさんありますが、きのこ類もおいしくなる時期です。今回はこのきのこ類を使って、何か保存食を作りたい思いから、きのこを使った「なめ茸」レシピを紹介したいと思います。
なめ茸は、一般的にえのきだけで作るのが主流ですが、今回紹介するレシピでは、3種類(しめじ、えのき、しいたけ)のきのこを使った旨味たっぷりのなめ茸のレシピ。更にしょうがも加えているので、より味に深みが加わるなめ茸のレシピにもなっています!新米のお供にもぴったりですので、この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回のきのこのなめたけレシピでは3種類のきのこを使用していますが、それぞれのきのこには旨味や栄養素がたっぷりと含まれています。
しめじには、「はたけしめじ」や「本しめじ」などの種類がありますが、スーパーなどでよく見かけるのは「ぶなしめじ」。今回のなめ茸のレシピで使用したのもぶなしめじです。ぶなしめじはクセがなく、食べやすいのが特徴で、ビタミンB2や肝臓の働きを助けてくれるオルニチンや食物繊維も豊富に含まれています。旨味成分であるアミノ酸も多く含まれており、加熱しても形が崩れにくいことから、鍋や煮物、炊き込みご飯などの料理にもよく使われています。
えのきだけは、低カロリーでダイエットにももってこいの食材。ビタミンB群だけでなく、カリウムやマグネシウム、鉄などのミネラル類も多く含まれるきのこです。加熱しすぎると食感や風味が損なわれるので、料理に使う際には火を通しすぎないように注意が必要になります。
きのこ類の代表的な存在でもある椎茸。血中コレステロール値を下げてくれるエリタデニンや体の免疫細胞を活性化してくれるβ-グルカンの一種、レンチナンも豊富に含まれています。また、椎茸の旨味成分であるグアニル酸は、加熱することで香りや風味がアップします。他にも椎茸は干すことでも、生椎茸に含まれるエルゴステロールという成分が、ビタミンDに変化し栄養価がアップ。そのことからも食べる直前に1〜2時間干してから食べるのがおすすめ。
1. しめじはほぐし、大きめのものは手で裂いておく。えのきは端を切り落とし、長さ3cm程に切る。しいたけは石突を切り落とし、軸と傘の部分は薄切りにする(軸の部分も活用する。)
2. しょうがは千切りとすりおろしをそれぞれ用意しておく。
3. 鍋に1と2の具材を入れる。
4. 3にしょうゆ、酒、みりん、砂糖を加え、汁気がほとんどなくなるまで煮詰める。
5. 最後に酢を加えて出来上がり。
しめじ、えのき、しいたけと3種類のきのこを使うことで、旨味がより加わりおいしさがアップします。また、しょうがの絞り汁と千切りの両方を入れることによって、味のアクセントにも。アレンジとしてかつお節を加えたり、ごはんに載せるだけでなく、パスタや炊き込みご飯の具に混ぜ込むのもおすすめ。
今回紹介したなめ茸は、毎日のご飯のお供として最適なおかずです。3種類のきのこを使うことでより旨味も加わりますので、この機会にぜひ、試してみてきのこのおいしさを堪能してみてくださいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。