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2020年10月5日

栗のむき方の裏ワザを試す。一番むきやすい方法は?

栗のむき方の裏ワザを試す。一番むきやすい方法は?

先日、栗の一大産地、茨城県の知人の栗畑に栗拾いに行きました。“栗畑”というと、実った栗を出荷して販売するように聞こえますが、実はそうではなく、知人曰く「年老いた両親が栗畑を持っているものの、腰も痛いし、いちいち栗を拾うのは面倒だから、落ちたら落ちっぱなしであとは腐らせるだけ。よかったら拾いに来てください。拾い放題だから」とのこと。つまりもう栗の生産はやらなくなり、自然に任せているということなのです。その栗はほったらかしだから、当然のことながら無農薬で肥料もやっていない、けれどその割には粒が結構大きくて甘くてポクポク…というではありませんか。しかも拾い放題!「食べ放題」「飲み放題」など、「〜放題」という言葉に弱い私は、栗畑に引き寄せられるように出かけることにしました。
栗畑は友人が栗を拾いやすいようにと草を刈ってくれていて、地面はとてもきれいな状態です。その地面には栗のイガが山積みになっているし、栗色ツヤツヤの実が驚くほど落ちています。まさに拾い放題、栗好きの私には夢のようです。パラダイスです。

栗畑
きれいに草が刈られている
栗畑
驚くほど実が落ちている
栗畑
栗色の実がはじける

腰が痛くなるまで頑張って、結局10kg以上(15kgぐらい?)も拾って持ち帰ることができました。

栗畑
おそらく15kgはある

甘くない栗を甘くする裏ワザ

知らなかったのですが、栗は拾ってすぐだと甘くありません。鮮度がいいからといっておいしいわけではないのです。新聞で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫で寝かせると甘くなります。温度を下げて熟成させるとデンプンが糖分に変わって甘くなる上に、1ヶ月ぐらいは保存が可能です。サツマイモも同じようにすると甘くなります。
さっそく冷蔵庫に収容します。おかげで冷蔵庫の容量の大半を栗が占めるという大変な状況になりましたが、耐え忍ぶことにしました。

栗の皮を簡単にむく裏ワザを探す

冷蔵庫で寝かせて1週間が経ったところで調理します。しかしここでぶつかる大きな壁が。なにしろ皮をむくのが大変です。硬い栗色の皮もそうですが、渋皮がまたやっかいです。食べる部分にくっついてはがれません。生の状態では、包丁で力を入れてむくことになり、5、6個でもう指が痛くなります。専用の栗むきもあるようですが、大量の栗には太刀打ちできそうにありません。
そこでGoogle先生に聞いて、簡単にできそうなのを4つ試し、その結果を時間(かかれば★が増える)、実現可能性(簡単にできるほど★が増える)、むけ具合(きれいにむけるほど★が増える)で評価しました。満点は★5つです。

実験:栗むきの裏ワザ4種類を試す

  • 生ゆで法:切り込みを入れて10分ぐらいゆでてむく
  • 尻切り法:栗の尻の部分を切って5分ゆでてむく
  • 冷凍法:生のまま冷凍、熱湯解凍してむく
  • 圧力鍋法:切り込みを入れて圧力鍋で3分ゆでてむく

生ゆで法でトライ

  1. 栗を1日水に浸ける。
  2. 栗のとんがっている方に、包丁かキッチンバサミで十字に切り込みを入れる。
  3. 10分ゆでて生ゆでの状態でむく。
栗むきの裏ワザ 生ゆで法
十字に切り込みを入れる
栗むきの裏ワザ 生ゆで法
切り込みが口をあけた
栗むきの裏ワザ 生ゆで法
少し崩れてしまった

時間:★★★★★
実現可能性:★★★★★
むけ具合:★★

1日栗を水に浸ける時間がかかるが、特別な道具はいらないので実現可能性は高い。しかしむけ具合はイマイチ。熱いうちにむけば皮が柔らかいが、冷えてくるとすぐ固くなってむきにくくなる。渋皮も冷えるとともに実にくっついてしまう。

尻切り法でトライ

  1. 栗の尻の部分を包丁で薄く切り落とす。
  2. 10分ゆでて生ゆででむく。
栗むきの裏ワザ 尻切り法
尻を包丁で切り落とす
栗むきの裏ワザ 尻切り法
きれいにはむけない

時間:★
実現可能性:★★★★★
むけ具合:★★

1日浸けない分、時間はかからない。むけ具合は、生ゆで法とあまり差がないが、尻を切るために実の中に水が浸入しすぎて水っぽくなり、味が落ちる感じ。冷えてくると皮が固くなるのは生ゆで法と同じ。

冷凍法でトライ

  1. 栗を半日冷凍する。
  2. 凍ったままの栗にたっぷりの熱湯をかけてフタをして10分浸けてからむく。
栗むきの裏ワザ 冷凍法
そのまま冷凍
栗むきの裏ワザ 冷凍法
熱湯で10分浸ける
栗むきの裏ワザ 冷凍法
割ときれいにむけた

時間:★★★
実現可能性:★★★
むけ具合:★★★★

栗をそのまま冷凍するのが手間。かさばるので、冷凍庫に入りにくい。冷蔵庫の大きさによっては実現できない可能性もあり。冷凍→熱湯に浸けると、ゆでたものよりは皮が柔らかくなった感じでむきやすい。渋皮も柔らかく、外皮と一緒にむけるので結構気持ちがよい。冷えてくると皮が固くなるが、ゆでる方法よりは固くならない感じ。

圧力鍋法でトライ

  1. 栗のとんがっている方に包丁かキッチンバサミで十字に切り込みを入れる。
  2. 圧力鍋に栗を入れ、ひたひたの水を入れて、圧力がかかってから3分ゆでる。
  3. 3分経ったら、鍋を水をかけて急冷してからむく。
栗むきの裏ワザ 圧力鍋法
十字に切り込みを入れる
栗むきの裏ワザ 圧力鍋法
圧力鍋で3分ゆでる
栗むきの裏ワザ 圧力鍋法
きれいに口をあける
栗むきの裏ワザ 圧力鍋法
おー!簡単にむける

時間:★
実現可能性:★★
むけ具合:★★★★★

圧力鍋を使うので、時間はかからないのが一番のウリ。圧力鍋を持っていない場合は実現できないということで評価が低いが、4つのうちでは最もむけやすい。皮が柔らかく、切り込みから指で皮を引っぱれば簡単にむくことができる。15個の栗をむくのに、5分程度しかかからないほど簡単。
ただし圧力鍋なので、わずか1分でも多くゆでると、あっという間に完全に火が通ってしまい、むく際に崩れてしまうので注意が必要。

栗むきの裏ワザ 圧力鍋法
簡単にこんなにむける

結論:圧力鍋でゆでるのがもっとも簡単

試した4つの方法では、「圧力鍋でゆでる」がもっとも時短で、しかもむきやすいという結果になりました。前もって水に浸けておく必要もなく、時間も圧力がかかってから3分という短さ。外皮と渋皮がもっとも柔らかくなり、指で簡単にむくことができます。これが一番のおススメだと思います。

むいた旬の栗を使ったイガ栗揚げ

せっかくきれいに栗がむけたので、これを使ってイガ栗に似せたおつまみを作ります。
そうめんでイガを表現しています。揚げ油にはオリーブオイルを使い、からっとさっぱりに揚げます。

材料(4個分)

  • むき栗:8個
  • タラのすりみ:100g
  • 生卵の黄身:1/2個分
  • 片栗粉:大さじ1
  • みりん:大さじ1/2
  • そうめん:適量
  • オリーブオイル:適量

作り方

  1. タラのすりみにみりん、卵の黄身、片栗粉を入れてよく混ぜる。
  2. 1をスプーンですくって丸め、中心に栗を2個入れる。
  3. そうめんを2~3cm程度に砕き、2の周りにつける。
  4. 170℃程度に熱した油で5分程度揚げる。普通の揚げ物より焦げやすいので、やや低めの温度で揚げるのがコツ。
イガ栗揚げ
栗の甘さがすりみの塩気とマッチ

栗はじっくり揚げると食感がポクポクでおいしいです。すりみとそうめんの塩気でいっそう栗の甘さが引き立ちます。そうめんのポリポリした衣は香ばしくて食べごたえもあり、おつまみにはぴったりです。
生の栗を食べられるのは今だけです。ぜひむきやすい方法でむいて、たっぷり食べてください。もうむくのが面倒とは言わせませんよ。

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南イタリア・プーリア州の単一農園で、100%有機オリーブ果実を使用して栽培から搾油まで一括管理して作られたオリーブオイル。 搾りたての有機エキストラバージンオリーブオイルです。
企画:オリーブノート編集部
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