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新元号が「令和」と発表され、いよいよ平成の終わりに向けてカウントダウンが本格的になってきました。今年は新天皇即位による元号の切り替えがあるとあって、なんとゴールデンウィークが10連休! おめでたいことですから、楽しく、充実した連休にしたいものです。
そんなゴールデンウィークまで1か月を切りました。そろそろレジャーの計画を詰めたい時期だと思いますが、あさりの潮干狩りはいかがでしょうか。
ゴールデンウィークの頃は暑すぎず寒すぎず、気候的には潮干狩りにベストなタイミングといえます。お子さんがいらっしゃるご家族なら、あさりを探すのも楽しいうえに、持ち帰って調理して食べるところまで経験できるので、最高の食育になりますよ。
そこで今回は、あさりを使ったイタリアンの代表格・ボンゴレビアンコの基本レシピをご紹介します。
レシピを紹介する前に、まずはあさりの砂抜きから説明しましょう。あさりを採ってきた段階では中に砂がたくさん入っていて、とても食べられる状態ではありません。そこでまずは調理の下準備として、砂を吐き出させる「砂抜き」という作業をする必要があります。
潮干狩りで採ってきたあさりなら、最低でも一晩は砂抜きをしたいものです。スーパーで買ってきたあさりなら、2時間程度で美味しく食べられる状態になります。
砂抜きをするには塩水に漬けておくのですが、大切なのは海水と同じ濃度の塩水にすることです。大体3%程度の塩水がベストなので、バッドの中に水300㏄に対して塩小さじ2弱の塩水を作りましょう。そこにあさりが重ならないように並べます。塩水が多すぎるとあさりが呼吸できなくなってしまうので、あさりが少し塩水から出る程度にするのがポイントです。スーパーで買ってきたあさりなら、このまま2時間程度放置すればOKです。
潮干狩りで採ってきたあさりの場合、できればその場で海水をペットボトル等に入れて持ち帰ってきて、その海水に漬けて塩抜きをしましょう。海水の濃度がちょうどよいので、勢いよく砂を吐いてくれるはずです。しかし、一晩ずっと同じ水では、あさりが吐き出した砂で汚れてしまいます。できれば1~2回は塩水を交換したいので、その際には上記の塩分濃度で塩水を作るといいでしょう。
また、あさりは暗い場所の方がよく砂を吐いてくれるので、バットの上にふわっと新聞紙を被せておきます。こうすることで光を遮ってくれるうえに、あさりが吐き出した塩水と砂が飛び散るのを防いでくれるので、一石二鳥です。
砂抜きが終わったら、ザルにあけてよく洗います。これであさり砂抜き完了です。それではいよいよボンゴレビアンコを作りましょう。
1. 大きめの鍋にたっぷりの水と塩(分量外)を入れて、強火にかけて沸かします。お湯を沸かしている間に、深めのフライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて中火で熱します。
2. にんにくの香りが立ってきたら、あさり、白ワイン、パセリ、塩を入れて、ふたをして蒸し焼きにします。
3. 2~3分するとあさりの殻が開きます。あさりが開いたらフライパンのふたをとり、1分程度さらに熱してアルコールを飛ばしたら火を止めます。
4. 鍋のお湯が沸いたら、スパゲッティを茹でます。茹でた後に炒める工程があるので、パッケージに記載されている茹で時間より1~2分短めに茹でましょう。
5. 茹で上がったパスタと、ゆで汁おたま1杯分を3のフライパンに入れ、中火で1分程度炒めて絡ませます。
6. 火を止めて、お皿に盛り付けたら完成です。
日本ではあさりの料理といえば酒蒸しが最もポピュラーかもしれませんが、あさり×白ワイン×オリーブオイルのコラボは絶品です。酒蒸しを作るにしても、このレシピの組み合わせで洋風酒蒸しにすると、いつもと違った美味しさが楽しめますよ。
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