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アロハ~!
ハワイのローカルフード「ポキ」をご存知ですか?ポキ(poke)とはハワイの言葉で「小さく切った魚」を意味しています。
ぶつ切りにしたマグロやカツオなどのお刺身に、調味料や香味野菜、オイルなどを混ぜ込んで作ります。元々生魚を食べる習慣があったハワイに、日本からの移民や、その他の国からの食材や調味料が入ることで現在の形になったようです。生のお魚に、お醤油などで味付けしているので、日本人にも馴染みやすい料理だと言われ、話題になっています。
私はよくコストコでアトランティックサーモンフィレを買うのですが、コストコでは、「ポキ」も取り扱っています。「ポキ」の売り場の前で「おいしそう。買おうかな・・・」「でも1.2㎏のサーモンを買って、更に500g近い生魚のお料理を買うのか。食べきれるのか?保存スペースはあるのか?」と悩んだ末、「自分でサーモンポキを作ればいいのか!」と思いつき、お料理するようになりました。
ハワイのローカルフードと聞くと、珍しい材料や調味料を使っているのでは?と一見ハードルが高そうですよね。ところが「ポキ」は、おうちによくある調味料やオイルで作れるのです。インターネットで検索するとたくさんの「ポキ」レシピが出てきます。どのレシピも大概おうちにある調味料が使われていて、グッとハードルが下がります。
でも、それは日本でアレンジされたレシピなのか本場と同じものなのかちょっと気になりませんか。そこで、今回は本場ハワイのポキを作ってみたいと思います。
先日、うちの娘がハワイのド短期留学に行ってきました。そこで「是非、本場のレシピを習ってきて!」とお願いしておいたところ、「習ってきたよ~・・・」と娘から返ってきた答えは・・・
「・・・っていう適当まみれの作り方だったよ。」だったのです!検索して出てくるレシピよりシンプル。
う~ん、確かに。家庭の味ってこういう感じですよね?(笑)むしろ、本場ならではのレシピ!?
とはいえ、これで終わるわけにはいかないので、娘とともに「目安」になる分量を出してみました。
余談ですが、ハワイでの発音は「ポケ」だったそうです。「ポキ」はどうやらイギリスの発音のようですね。
今回は娘による本場の味の証言と、私の経験とでたどり着いたアヒポキのレシピをご紹介します。
ちなみに「アヒ」とはハワイの言葉でマグロのことです。味の再現をしていてつくづく感じたのですが、調味料はお醤油ひとつとっても、メーカーによってそれぞれ味に違いがあります。甘口とか、濃口とか、地方による違いもあります。ですから今回のレシピは目安として捉えていただいて、ご家庭で加減しておうちの味を作ってみてください。
1. 玉ねぎを粗いみじん切りにし5~10分水にさらしておきます。(ハワイの玉ねぎは辛みが少ないので切ってそのまま使うようですが、日本の玉ねぎは辛みがあるので水にさらして辛みを和らげます。)
2. トマトはへたを取り、玉ねぎと同じくらいの大きさになるように切ります。
3. マグロは1.5㎝程度の角切りにします。
4. ボウルに水気を切った1と2、3を入れ、醤油、ごま油、塩を加え全体に絡めて完成です。
娘が現地で習った時は、材料を全部混ぜてすぐにいただいたようです。娘に感想を聞いてみると、やはり味は馴染んでいなかったとのこと。実習の時間内に終わらせるため、すぐの試食だったのかもしれません。うちでは味が馴染むよう、冷蔵庫で30分ほど寝かせてからいただきました。
あったかご飯に「ポキ」を載せ、つけだれを回しかけた「ポキボウル(ポキ丼)」も美味しいですよ。
これから暑い日が続きます。そんな日にはよーく冷えたビールが美味しいですよね。
ハワイのお料理に冷えたビール!が最高です。簡単に出来るので、是非作ってみてください。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。