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記録的な日照時間の少なさを記録した梅雨がいよいよ終わりを迎え、日本列島に夏がやって来ました。先週までとの気温差で体調を崩しやすいこの季節。サッパリしたものじゃないと食欲がわかない、という夏バテモードがそろそろ始まる頃ではないでしょうか。
日本の夏に食べたくなるメニューの代表格といえば、冷やし中華や素麺などが一般的です。そこでオリーブオイルを愛する私は、敢えて提案したいのです。
「日本の皆さん!この夏、ご家庭で冷製パスタはじめませんか!?」
ご家庭で美味しい冷製パスタを作る際のコツは、なんと言っても「良いエキストラバージンオリーブオイルを使うこと」です。
冷製パスタは基本的に味付けで加熱しないので、オイルそのままの味が仕上がりに大きく影響します。
香りが足りない油っぽいオイルを使えば油っぽく仕上がりますし、新鮮で香り豊かなエキストラバージンオリーブオイルを使えば、まるで油を使っていないかのような爽やかで深い味わいが広がります。
逆に考えれば、1本おいしいエキストラバージンオリーブオイルを買ってしまえば、それだけでこの夏は最高の冷製パスタ食べ放題です。お休みの日の昼ごはんも、ちょっとしたホームパーディーでも、美味しい冷製パスタはきっとあなたとあなたの胃袋を助けてくれることでしょう。
夏バテを吹き飛ばすサッパリした冷製パスタで、健康的な夏を過ごしましょう!
【材料】(2人分)
<ソース>
【作り方】
1.大きめの鍋にたっぷりの水と塩(分量外)を入れて、強火にかけて沸かします。お湯を沸かしている間に、プチトマトは1/4の大きさに、モッツアレラチーズは一口大の角切りにします。
2.ボウルにソースの材料をすべて入れて、泡だて器でよくかき混ぜます。
3.1で切ったプチトマトを2のソースに漬けて、味をなじませておきます。
4.お湯が沸いたら、パスタを茹でます。茹で上がった後に加熱の工程がないので、パッケージに記載されている時間ピッタリに茹でましょう。
5.茹で上がったらザルにあけ、冷水ですすいでよく水気を切ります。それを3に入れ、よく混ぜ合わせます。
6.お皿に盛り付け、パセリを振りかけたら完成です。
エキストラバージンオリーブオイルとレモン汁の相性が抜群のうえ、この二つが味をしっかりさせるので、塩は最低限の量で大丈夫です。塩分控えめで、野菜も、たんぱくも、炭水化物も摂れて栄養バランスもGOOD。
モッツアレラチーズをアボカドに変えても、美味しくいただけますよ。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。