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これから夏はアジが美味しい季節。釣りが趣味の友人から、べらぼうな量のアジをいただいた。刺身に、たたき、フライ…と消費したが、まだまだ追いつかない。そこで千葉県の郷土料理でもある「さんが焼き」を作ることにした。これなら焼いておいて冷凍もできるので、大量消費にはもってこいだ。
「さんが焼き」はアジをたたいてネギや味噌、ショウガなどと混ぜ、シソの葉をつけてフライパンで焼いたものだ。いつもはサラダ油で焼くのだが、美味しいオリーブオイルがあるので、たっぷりのオイルで焼いて周りをカリッと香ばしく仕上げることにする。今回のアジは脂がのっているが、魚に脂がない場合にはオリーブオイルで脂分を補い、美味しく仕上げることもできる。
アジは新鮮なものがやはり美味しい。皮をむくのは少し手間かもしれないが、慣れればペリっときれいにむけるので、爽快でストレス解消にもなる。
材料はこんな感じ
1. アジは3枚におろし、頭の方から指で皮をつまみ、包丁でおさえながら尾の方に向けて皮をむく。
2. 皮をむいたアジを包丁でたたく。ある程度細かくなったら、味噌、日本酒、片栗粉、すりおろし生姜、長ねぎを入れてさらにたたいて細かくする。
3. 2をボウルに入れ、少し粘りが出るまでこねる。粘りが出たらハンバーグのように形を作って青シソの葉を片面につける。
4. フライパンを熱し、オリーブオイルを入れてシソが付いていない方から中火で焼く。キツネ色になって周りがカリっと香ばしくなるまで焼きあげて出来上がり。
「さんが焼き」はどちらかというと郷土色が強い純和風!という感じがする料理だが、オリーブオイルで焼くと、脂っぽさもないのにコクが増して一気におしゃれでオツなアジに。かけ言葉になっていることを見過ごさないでほしいところだが、この料理でなんと25匹のアジがさばけて、冷凍するまでもなく最後まで美味しくいただくことができた。
まあ、いくら大漁だからといって50匹も持ってくる友人もどうかとは思うが…。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。