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数年前からはやり始めたレジンクラフトはもう体験しましたか?
レジンクラフトとは、透明のレジンという液体樹脂を型や枠に流し、レジン液の中に押し花や貝殻、金属などのパーツ、ラメやホロなど好みの物を入れて紫外線で固めて作る手芸作品です。
ずいぶん前からレジンクラフト自体はあったようですが、UVライトを使って短時間で硬化可能な一液式UVレジンが登場し、一気にレジン人口が増えました。
私は興味はあったものの、なかなか手を出せずにいました。
それより以前からジェルネイルをセルフでやっていたため、ジェルネイル硬化用のライトをUVライトにするか、LEDライトにするか悩んだ末「これからはLEDだ!」と思いLEDライトを購入していたからなのです。
その後、レジンに興味を持ったのですが、レジンはUVライトが必要。太陽光でも出来るのですが、夜や曇りの日には作業が出来ないまたは時間がかかる・・・出来ればUVライトが欲しい。LEDライトとUVライト、両方持つのはお金のことも保管場所のこともあって「要検討」。からの「保留」にしていました(汗)
ところが最近はUVライトでもLEDライトで硬化可能なレジン液が登場してグッとハードル下がりました。
とは言え、「ちょっと体験してみたい。」くらいの気持ちでは、手芸用品の専門店で材料をそろえるにはまだまだ高いハードル。買いそろえるには結構な金額がかかります。「やってみて向いてなかったら?」「すぐ飽きちゃったら?」と躊躇していました。
100均の手芸コーナーをのぞいてみると、少量サイズですがたくさんの種類や色のレジン液が並んでいます。
これなら、「ちょっとやってみたい。」をかなえてくれますよね。
気に入って、もっともっと作品を作りたくなったら、専門店で道具を揃えればいいのですから、始めは気軽に100均でもいいと思います。
レジン液や、レジン封入用のパーツはキャンドゥやダイソー、セリアなどの100均ですでに購入可能でしたが、レジン液を硬化するためのライトは売場にありませんでした。
100均のLED懐中電灯などを使って、レジンクラフトを楽しんでいる人もいらっしゃるようですが、レジン液は種類によって固まる光の波長が違います。
どのレジン液をどの懐中電灯を使って硬化させるか。相性を見るためには、レジン液の硬化波長域を確認して、懐中電燈から発せられる光の波長はいくつなのか確認しなければいけません。
100均でレジン液のパッケージを確認しても硬化波長域が明記されていないものもあります。UVライトが必要?LEDライトでも硬化可能?いちいち相性を確認していくのは面倒だな~と思っていました。
いまどきのレジン液は、100均のものでもLEDライトで硬化可能なのが当たり前なのかもしれませんが(勉強不足ですみません)、パッケージに「UVレジン」と書いたものがほとんどだし、私のようによく分からずに「波長が合わず、固まらなかったらどうしよう。」と、やってみたくてもできずにいた人に朗報です!
ついに、キャンドゥさんから「LED Resin Lamp」が登場しました。
価格は、500円(税込550円)と100円ではないのですが、商品名に「Resin」の文字。これは心強い!レジンって書いてあるからにはレジン用なんですよね?とさっそく購入してきました。
箱の裏面にに書かれている説明文を読んでみると、365nmのUV波長と405nmのLED波長の両方に対応しているようです。ということはUVレジンもLEDレジンもどちらも硬化出来るんですね。これは「自分が使っているレジンはどっちだっけ?」と迷わなくてすみますね。
箱から出してみると、本体とUSBケーブル、取扱説明書が入っていました。
本体はスタンドを立てても、手に持っても使える2Wayタイプ。
スタンドを収納している状態で、131×67×19mmとコンパクト。片手で持ちやすいサイズで、ハンディで使用するときも楽に持てますね。
高さのあるものや、動かせないところにレジンを使いたいときでも使えそうです。
スタンドを立てると内寸で高さ4cmほどあるので小さい作品作りの時は据え置きで使います。
スイッチはタイマーになっていて、45秒と60秒の照射時間を選べるのも便利!
レジンクラフトは、小学校の保護者向けのイベントに2度参加したことがあったので、ちょっとだけ知識がありました。それを思い出しながら、キャンドゥとダイソー、セリアをめぐって材料を探してみました。
3店舗それぞれでレジン液を買って、試しに少し出して「LED Resin Lamp」で硬化したところ、硬化時間が短く、べた付きが少なく、液の硬さもさらりと広がりやすく、筋が残りにくい割には流れすぎず、「扱いやすいな。」と思ったのがダイソーさんで売られている「速乾UVレジン液ハード」でした。
他のものは何度もライトを照射してもべた付き感が残ったり、液が硬めで、液を広げるときに筋が残ったりしたので私のお勧めはダイソーの「速乾UVレジン液ハード」ということになりました。
(あくまで個人の感想です。それぞれお好みの物を使ってみてください。)
では、「LED Resin Lamp」と100均材料を使い、超簡単でシンプルなチャーム作成をめざして・・・
買ってきたものはこちら
左端
上段 左から
下段 左から
うちにあったもので使ったものがこちら
左端
上段
中段
下段
注意事項
1. 空枠にレジン液を入れるときに、底部が無いものだと液が流れてしまいます。そこで厚紙に接着面を上向きにしたマスキングテープを別のテープで留め、マスキングテープに空枠をしっかりと貼り付け底を作ります。
このときマスキングテープは空枠のレジンを入れる部分より、幅が広いものを選んでください。出来るだけ模様が無いマスキングテープを選びます。作っているレジンクラフトのデザインが確認しやすく便利です。
2. 1にレジン液を少量入れ、爪楊枝などを使って枠の隅々までレジン液が行き渡るように広げます。
3. ここで主役の「LED Resin lamp」登場!ケーブルをつないで、スタンドを立てます。
「LED Resin lamp」の下に2を入れ、硬化します。
速乾UVレジン液ハードのパッケージに「硬化時間 UV/LEDライト(6W~9W)60~90秒」と書かれているので、45秒を2回照射しました。
4. 3にレジン液を枠の半分くらいまで加え、底にシェルパウダーを入れてレジン液と馴染むように静かに小さく混ぜるように沈めます。今回は下の方からグリーン、ブルー、クリームと層になるようにシェルパウダーを置きました。透明感が美しいレジンなので、上の1/4程度はわざとレジン液だけにして透ける感じを残しました。
層の境目を少しぼかして、「LED Resin lamp」で90秒(45秒×2)硬化します。
5. 4にレジン液を載せ、表面の凸凹を均すように広げて90秒(45秒×2)硬化します。
更にレジン液を載せては広げて硬化を2,3回繰り返し、お好みのぷっくり感が出るようにします。
6. 5をマスキングテープからはずして裏返します。マスキングテープがついていた面はざらついているのがわかります。
7. 6にレジン液をの載せ、5の要領で仕上げたら完成です。
キャンドゥで買ったキーホルダー金具を付けて、バッグチャームにしました。
シート状の物を背景に封入したいときは2で底の一層を作った後にシートを配置します。
押し花や、金属パーツなどを入れてもかわいいです。
作業は道具さえあれば簡単です。
あとはセンス次第でどんどん世界が広がりますね。何を封入するか、考えるのも楽しいです。
簡単に出来たので、去年キャンドゥで一目ぼれして買った空枠でピアスを作ってみました。
フックピアスパーツはキャンドゥで購入しましたが、大抵どの100均でも購入可能です。あとはネイル用にと、うちにあったものを使いました。
参考までに・・・
クラッシュシェル、クラッシュホロ、ラメ、ブリオン、パールビーズ、クリアビーズ、9ピン、丸カンはダイソー購入品です。
(ピンクの方はクリアのレジン液に少しピンクのレジン液を混ぜて色付けしました。カラーレジン液もたいていどの100均でも購入可能です。)
100均の手芸用品コーナーやネイルコーナーにはレジンクラフトに使えるものがたくさんあります。
数百円から始められるので気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。