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愛され料理家の生夏(きなつ)です。
もうすぐクリスマスですね。街もイルミネーションなどで華やかになってきました。今年はおうちでクリスマスを過ごすご予定の方も多いのではないでしょうか?
今回はレストラン気分も少し味わえるような乾燥ポルチーニを使ったレシピを紹介したいとおもいます。
ポルチーニ茸はイタリア料理では重要なキノコです。濃厚な風味と、特徴的な形によりキノコの王様とも言われています。
日本では、一部の高級イタリアンレストランのみで使用されていたポルチーニ茸ですが、今では幅広いレストランやご家庭でも食べられるようになりました。最近では、インスタントのポルチーニのスープや、パスタソースが売っていたり、スーパーでも乾燥ポルチーニが置いてあり、だいぶ身近な存在になりましたよね。
しいたけのどんこと一緒で乾燥のポルチーニは出汁をとるのにぴったりなんです。乾燥ポルチーニの戻し汁をうまく使うと本物が入っているような味わいになりますよ。
ポルチーニは濃厚な香りが特徴で、乾燥ポルチーニの場合、ミルクとの相性がとてもよいです。色々なお料理にも応用できるのでポルチーニのベシャメルソースを作ります!
戻し方は簡単。乾燥ポルチーニはぬるま湯で30〜40分かけて戻します。熱湯だとえぐみが強くなるのでぬるま湯がおすすめです。
1. ポルチーニ茸を100ccのぬるま湯につけて戻しておきます。じゃがいもは鍋で竹串が刺さるまで蒸しておく。電子レンジでもok
2. 玉ねぎをスライス、マッシュルームも同じようにスライスしておきます。戻したポルチーニも刻んでください。
3. フライパンにバターを熱し玉ねぎがしんなりするまで炒めます。途中でマッシュルーム、ポルチーニをいれてさらに炒めます。
4. 玉ねぎがしんなりしたら薄力粉を入れてしっかり炒めてください。焦げないように注意です。
5. 牛乳を少しずついれてとろみをつけます。ポルチーニの戻し汁、コンソメ、塩胡椒でしっかりめに味付けしていきます。
6. フライパンにオリーブオイルをひき、蒸したじゃがいもをいれて炒めます。そのあとは塩胡椒で味付けします。
7. 器にじゃがいも、ポルチーニのベシャメルソースをかけたらとろけるチーズを乗せて、オーブントースターで焼きます。オーブンの場合は210度で5分くらいです。
8. 完成です!
ホクホクなじゃがいもと、ポルチーニの香りのベシャメルソースがリッチな味わいです。
おうちでこの味は嬉しい!じゃがいもじゃなく、マカロニにする場合は、ベシャメルソースと絡めてから焼くとよいです。このポルチーニのベシャメルソースを使ってアレンジレシピも作れます。
など、色々な場面で使えます。
実はポルチーニの戻し汁を使ってアレンジもできます。
●ポルチーニの茶碗蒸し
だし汁の代わりに戻し汁をいれると洋風茶碗蒸しができます。
●ポルチーニのパスタ
キノコやオリーブオイルを使ってさっぱりパスタがおすすめです。
●ポルチーニ香るスープ
ポルチーニの戻し汁とお野菜をいれてスープも美味しいです。
余った戻し汁ももったいないので使ってみてくださいね。
今回はひとつ、ポルチーニソースを使った簡単アレンジレシピをご紹介します。
1. 卵、牛乳、塩胡椒、マヨネーズをマドラーでしっかり混ぜます。菜箸より、マドラーの方が慣れてなくても綺麗にまぜられます。
2. ザルで濾(こ)します。茶こしでもよいので一度濾すとなめらかな卵になります。
3. フライパンにオリーブオイルをいれて、熱してから卵を全て注ぎスクランブルエッグのように混ぜてからかたちをつくります。ゴムベラやヘラをうまく使うと上手にできますよ。中にチーズをいれてもおいしいです。
卵のふわとろと濃厚なポルチーニソースがレストランの朝食のような味わい。ポルチーニソースなら贅沢にクリスマスに出すのも喜ばれそうです。
乾燥ポルチーニは成城石井や、大きめのスーパー、ネットで買えます。
是非ポルチーニをつかって少し変わったリッチなクリスマスメニューを楽しんで頂けたらとおもいます。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。