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編集部は小さな事務所ですが、消臭剤は欠かせません。
オリーブオイルの試食や様々なレシピ制作、何より編集長のランチ制作など、いつも臭いの元と格闘中。そんなこともあってジェルボール系の消臭剤を大量消費しています。
しかし、結構お高いうえに燃費が悪い。気づけばいつもあっという間に気化して空っぽ。
そんなある日、事務所を訪れたオリーブノートライターの加藤さんより、
「コーヒーをドリップして淹れた後のかすを捨てずに、乾燥させて消臭剤にしなさい!」
と教えていただきました。早速、実践してみました。
写真は、アルミホイルに広げたコーヒーの淹れかす。
向かって左は、コーヒーを入れた直後のかす。
向かって右は3日目、固まっている部分をくずすと、ほんのり湿り気があります。
季節や湿度にもよると思いますが、だいたい4~5日で完全乾燥。
7月に入って、乾燥中に一度だけカビが生えたことがあります。
これは、金曜日に広げて、土日(休日)に一度もかき混ぜなかったことが原因だと考えられます。
なので、1日2回程度、きれいなスプーンやお箸などでかき回して、まんべんなく乾燥できるようにしましょう。
それから、上の写真は乾燥状態の違いををわかりやすくするために、同じトレイにコーヒーかすを並べてしまいましたが、一日に何度も淹れるコーヒーですので、一日分単位でまとめて乾燥させるようにしてください。
乾燥したら、空き瓶などに入れて保存します。
編集部ではできた先から、バンバン使っているので少ししか残っていません(笑)。
完全乾燥したコーヒーかすは、プリンがはいっていたガラス瓶など、捨てるものを再利用して使っています。こちらはトイレの消臭用。
効果は抜群、捨てるときに臭いをかいでみたのですが、バッチリ!トイレの嫌なにおいが移っていました(笑)
他にも、100均で売っているお茶パックやだしパックを利用して、食品庫や調味料の棚、下駄箱等に置いておくと効果的。梅雨時の今は、ゴミ箱の中にも一つ入れるようにしています。
カレー粉や香辛料がたくさん入った棚は、特に消臭効果が実感しやすく、びっくりしますよ。
しっかり乾燥させたコーヒーかすは、20日前後は消臭効果がありますが、オリーブノートの事務所では、コーヒーかすが大量に発生するので、2週間程度で早め早めに入れ替えています。おかげで朝事務所に入ったときに嫌な臭いがしなくなりました。
大げさではなく、明らかに消臭ジェルボールよりも効果があるようです。
コーヒーを抽出したかすは、活性炭以上の消臭効果があるようです。
コーヒーメーカーのUCCのホームページには、
『コーヒー抽出かすのアンモニア吸収率は活性炭の約5倍』
と書いてあります。
その理由は、
とのことです。
※参考:UCCホームページ 抽出かすの活用方法
なるほど、特にトイレでの消臭効果がばっちりだったのは、こういうことだったのですね。
もったいないからではなく、より効果的な消臭施策として、是非皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。