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長崎県の北部、本土最西端に位置する佐世保市は、西海国立公園九十九島(くじゅうくしま)に代表される表情豊かな自然に囲まれた港まち。複雑な曲線を描くリアス海岸と多島海が育む水産物や、水平線に夕日が沈むまでたっぷりと日差しを浴びた農産物、作り手のこだわりが伝わるお酒、市民が愛する定番のお菓子など、数多くの特産品があります。
また、海軍のまちとして発展してきた佐世保には、米海軍基地の影響でアメリカ文化が入り混じり、「佐世保バーガー」をはじめ、アメリカのステーキを日本人の口に合うようアレンジされた「レモンステーキ」や、東郷平八郎も愛した「海軍さんのビーフシチュー」などオリジナルのグルメも誕生しました。
佐世保の「よかもん」は、お取り寄せもできますので、ぜひご自宅で佐世保の味を楽しんでみてくださいね。
「こんなに食べやすくて美味しい鯖があるなんて!」と全国的に注目を集めているのが長崎のブランド鯖「長崎ハーブ鯖」。ハーブ鯖は、佐世保市北部の海域、多くの島々に囲まれた国立公園に指定される「九十九島(くじゅうくしま)」と伊万里湾の入り口、松浦市北西部に位置する「青島」の静穏な海域で育てられています。その秘密は、オレガノ、ナツメグ、ジンジャー、シナモンなどの西洋ハーブを独自に配合した特別飼料。ストレスのない環境で健康的に美味しく育った鯖は、青魚独特のクセがなくしっとりとした脂と弾力のある身が特徴です。もちろん、良質なタンパク質などの栄養価も抜群。刺身で味わうと臭いがまったくなく、甘みと旨味が口に広がります。新鮮だからこそ、「長崎ハーブ鯖」は刺身でも味わうことができるのです。ぜひ、お刺身や活造りなどでその味を楽しんでみてください。
佐世保・九十九島の冬のグルメの代表格といえば「九十九島かき」。「九十九島かき」は、長崎県佐世保市の入り組んだ海岸線に迫る山、そして西海国立公園に指定される自然豊かな『九十九島(くじゅうくしま)』と呼ばれる密度日本一の208の島々から送られる大地の養分をたっぷり吸収した養殖牡蠣。真珠養殖の技術を活用して育てられた牡蠣は小ぶりながらも濃厚な身がぎっしり詰まっています。入り組んだ海岸線と島々は、大地の栄養を与えるとともに、波静かな養殖漁業にとって安定した環境を作り出してくれています。佐世保市では毎年、九十九島かきの「かき食うかき祭り」という大規模なイベントが開催されるほど市民に愛されている九十九島かき。旬の10月~3月には海沿いのカキ焼き小屋でも「九十九島かき」が食べられます。炭火で焼いて食べると牡蠣の濃厚な味わいが楽しめます。
波風が穏やかな九十九島は魚類の養殖に適しています。真鯛は一年のなかでも春先の産卵を迎える前に体色が赤みがかってきて「サクラ鯛」と呼ばれるなど、その時期は特にそのうまみが増して旬の時期となります。
「ぶどう真鯛」は、飼料メーカーと研究を重ね、ぶどう種子ポリフェノール入りのオリジナルの飼料で飼育されたブランド真鯛。泳いでる状態でも、〆てからも色鮮やかな赤ピンク色になるように、標準的な飼料よりアスタキサンチンを多く配合した飼料で育てられています。完全無投薬のうえ、広い生け簀でストレスをかけないように、密度を薄くして健康に飼育されています。
創業300年を超える酒造。北松浦半島からの清らかな伏流水を源とする湧水と、自家栽培を含む地元産の「山田錦」を使用し、酒造りの名手である小値賀杜氏の技を引継ぎながら社員全員で、昔ながらの製法で丹念に仕込んでいきます。代表的な1本は「全国新酒鑑評会」に何度も入賞している「本陣大吟醸ふるさと讃歌」です。
お酒の種類の多さが特長の進歩する酒蔵です。230年程前、日本酒の造り酒蔵として始まりました。今では焼酎やフルーツを使ったリキュール・長崎県にこだわったジン・日本酒用の麹を使った5種類の甘酒・漬物や酒粕チーズなど新たな商品づくりにもチャレンジしています。
70年もの間、佐世保で親しまれている「九十九島せんぺい」。縁起の良い亀甲型のせんぺいにピーナッツをちりばめ九十九島の島影を表現しています。甘くてパリッと香ばしく軽やかな口当たりで、その美味しさは佐世保を超えて多くの方に認められ、2008年より連続でモンドセレクションの最高金賞を受賞しています。
「ぽると」は、40年以上のロングセラー菓子。長崎県壱岐産の柚子を100%使った柚子餡をクッキーでサンド。通常サイズの8個分の餡をサンドした「特大ぽると」もあります。「ぽると」のクッキー単体商品「ポルトビスケー」や、新フレーバーの「りんごぽると」も登場しました。
温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれた環境で栽培される「西海みかん」は、全国でも有数の品質の高さと生産量を誇っており、とても甘味が強く、味が濃いのが特徴です。ブランドみかんとして、栽培されたみかんのなかから糖度毎に選りすぐられ、「出島の華」、「味っ子」、「味まる」として販売が行われています。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。