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暑い日が続いていますね。おまけにまたコロナが大爆発。以前のおうちごはんに逆戻り感があります。子供たちも、3年ぶりの解放された夏休みで思いっきり遊ぼう!と思っていた矢先にまた行動制限か?と思えるほどの広がり具合です。
おちおち飲食店で食事もできない、デリバリーももう飽きたし…ということで、今回は子どもたちが大好きなチキンナゲットを作ろうと思います。お父さんはビールのつまみになるし、揚げてから冷凍しておけるので、作り置きおかずとしても、また弁当にも入れられるということでとても便利です。そして何より簡単。前からあのプリプリはどうやって出すんだろうかと思っていたのですが、ナゲットって独特の作り方するんですね。皆さんご存知でしたか?ちなみに私はまったく知りませんでした。
ということでナゲットは好きだが作ったことはない、という方にむけて、簡単でおいしい作り方をご紹介します。
まずはチキンナゲットについて少し。チキンナゲットと言えば、まず出てくるのがマクドナルドのチキンマックナゲットでしょう。マックのナゲットには薄く衣が付いていますが、これはマクドナルド製品開発エグゼクティブシェフが、てんぷらを参考にして開発した“TEMPURA粉”でナゲットを作り、それが基になっているからだそうです。つまり、チキンマックナゲットがてんぷらにインスパイアされてできたものだったわけです。意外ですね。
チキンナゲットにはいろいろな揚げ方があり、衣なしの素揚げ、片栗粉や小麦粉をつけてからなどなんでもアリな感じですが、今回はマクドナルド式に小麦粉を水に溶いたバッター液を作り、揚げてみたいと思います。
マックは、太っ腹にもナゲットの作り方を公開しています(もちろん、知られたくないところは省かれている様子ですが)。その中で紹介されている材料は、鶏むね肉の他にリブ、テンダーロイン、皮ということなのですが、テンダーロインとはささみ、リブとは手羽中です。ささみは脂がないけれど、手羽中は脂多めです。肉の配合割合はわからないですが、どうもこの脂分でジューシーさを出しているのではと思います。
しかしマックをそっくり真似したのではつまらない。そこで今回は鶏むね肉だけを使い、脂分はエキストラバージン・オリーブオイルで置き換えて、お上品なナゲットを作ろうと思います。材料は鶏むね肉と、あとは家にあるものばかりで作れますので実に簡単です。
<ナゲット>
<衣>
1. 鶏むね肉を皮ごとひと口大に切り、フードプロセッサーにかけてひき肉より細かくする。もしフードプロセッサーがなければ、まな板の上で包丁2本を使って叩くとよい。
2. ナゲットの調味料をすべて1に入れる。
3. 2をねばりが出るまでよくこねる。
4. ボウルに小麦粉を入れ、水で溶いてバッター液(小麦粉に水や牛乳、卵などを混ぜたもののこと。フライなどの衣にする)をつくる。
5. フライパンに揚げ油を5mm〜1cm程度入れて火にかけ、180℃まで上げる。油は少なくてもカリッと揚がるので大丈夫。
6. 3をお好みのナゲットの大きさにし、4のバッター液につけて静かにフライパンに入れて揚げる。
7. 両面キツネ色になるまで5~7分程度揚げてできあがり。
できあがりは、衣がカリっとして見た目もおいしそうです。さっそく切ってみると、
断面はかまぼこのようだが…
プリッという感じで切れました。断面はかまぼこのようですが、とても良い匂いがします。では実食してみます。
食べてみると、プリプリしていてとてもジューシーです。むね肉のパサつきは一切ありません。衣はカリっと、中はジューシーなんて理想的です。マックより油っぽくなく、パクパクいけます。
考えてみると、ハンバーグだと玉ねぎをみじん切りして、パン粉や牛乳、卵を入れてからよくこねて、と手順が面倒ですが、このナゲットの材料はむね肉だけなので、とても簡単で作りやすいです。夏休みに子どもたちにお手伝いさせて、粘土細工のようにいろいろな形につくってもらっても楽しいと思います。
チキンナゲット レシピと検索すると、ものすごい量のレシピが出てきます。肉の他に卵やマヨネーズを入れるもの、あるいはむね肉ともも肉を混ぜるものなど、あれこれ迷うほどです。でもまずは基本のナゲットを作ってみて、もっと食べ応えがほしければもも肉を入れる、オリーブオイルをちょっと多めにしてもう少しジューシー感を出すなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
実は私は唐揚げの方が断然好きで、ナゲットにはあまり手を出さなかったのですが、自作ナゲットは簡単でおいしいし、何より材料費が安い。これからスパイスやつけるソースなども工夫して、自分なりのナゲットを開発していこうと思います。
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