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秋は、果物も美味しい季節です。秋になると真っ先に食べたくなる果物が柿というぐらい、大好物です。
筆者の出身地でもある関西は、特に柿の産地が集中していることもあって、昔から身近に感じる果物でもありました。スーパーなどにオレンジ一色の柿が並び始め、近所の柿の木にも実がなり始めると秋が来たなと毎年、しみじみと感じます。
そのまま、食べることが圧倒的に多い柿ですが、干し柿にしたり、ポテトサラダに入れてみたりと毎年さまざまな食べ方で楽しんでいます。柿の新たな魅力を探るべく、柿を使った新しいレシピ作りや干し柿以外に保存食として、どのように食べることができるかなと模索していました。
今回は、簡単にできる柿のオリーブオイル漬けと丼のアレンジレシピをご紹介したいと思います。生で食べる柿だけではなく、オリーブオイルで調理された柿の新たな美味しさをぜひ、発見してみてください。
ご家庭に余っているジャムの空き瓶などで、簡単に作ることができます。
1. 柿は皮を剥き、食べやすい5mm〜1cm程の大きさに切る。
2. 昆布は1cm程の長さにキッチンバサミなどで切る。
3. 鍋に水を沸かし、瓶を鍋で煮沸消毒する。
4. 煮沸消毒した瓶に柿、塩、砂糖、昆布を入れオリーブオイルをひたひたになるまで注ぐ。
5. 冷蔵庫に一晩置いてできあがり。
一晩、置いておくことで、柿にオリーブオイルがしっかりと染み込みます。もちろん、おつまみとしてそのまま食べたり、チーズと合わせてパンにのせても美味しく食べられます。
個人的にチーズとの組み合わせは、チーズのまろやかさと柿のオリーブオイル漬けの爽やかな風味がマッチしてとても美味しく、おすすめです。お酢やワインビネガーを加えると、酸味があり、また違った美味しさを味わうことができます。
ご飯とも合わせて食べてみたいということで、ここからは、柿のオリーブオイル漬けを使った丼のアレンジレシピをご紹介します。
1. 米は洗って、ざるにあげ、水気をしっかり切る。
2. 玉ねぎは薄切り、青ネギは小口切りに切る。(青ネギは輪ゴムなどで、束を縛ってから切ると切りやすいです。)
3. ウスターソース、みそ、みりんの調味料を合わせておく。
4. フライパンを熱し、豚肉を炒めていく。
5. 豚肉に火が通ったら、玉ねぎを加えよく炒める。
6. 玉ねぎに火が通ったら、3の合わせ調味料を入れ、よく絡める。
7. 最後にオリーブオイル漬けの柿を加え、さっと炒める。
8. 器に盛り付け、上から青ネギを散らしたらできあがり。
オリーブオイル漬けの柿の甘さとコクが、口の中に広がり、柿のうま味をたっぷりと味わえる一品に仕上がりました。玉ねぎと豚肉との相性もばっちりです。
オリーブオイル漬けの柿を加えるときは、漬けていたオリーブオイルや昆布も一緒に加えることで、柿のコクが深まり、うま味が増しますよ。七味唐辛子をお好みで加えても、程よい辛味が加わり、美味しく頂けます。
そのまま、食べても十分に美味しい柿ですが、柿がご飯ものにも合うということを、新たに発見することができた一品になりました。生の柿だけではなく、干し柿をオリーブオイルに漬けてみるのもおすすめです!ぜひ、お家でも試して柿の新たな魅力や味わいを知り、旬の柿をじっくり味わってみてくださいね。
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。