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「グリッシーニ」というパンをご存知ですか?名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、レストランなどで出てくる細長いパン、というと、見覚えがある方もいるのではないでしょうか。その見た目や食感から、パンというイメージがわきにくいですが、実はグリッシーニもパンのひとつ。イーストを使用して生地を発酵させて作りますが、ふっくらと焼き上げたり、きれいに成形したりという必要がなく、とても手軽に作れます。発酵も1回で良いので一般的なパンよりも短時間ででき、パン作り初心者の方でも作りやすいパンです。
今回は、そんな「グリッシーニ」のレシピを紹介します。
グリッシーニとは、イタリアのトリノ発祥の細長いパンで、クラッカーのようなサクサクとした食感が特徴です。長さや太さは様々で、太めで食べ応えのあるものや細長くてパリッと軽い食感のものもあります。
イタリアではアンティパスト(前菜)として出されたり、ワインのおつまみとして食べられたりしています。プレーンなものはディップソースをつけたり、生ハムを巻いたりして食べる他、グリッシーニ自体に岩塩やハーブ、黒こしょうなどをまぶして焼いているものもあり、シンプルなパンですが様々なアレンジで楽しまれています。
スティック状になっていますが、ポッキーのようにかじってはいけません。適当な長さに手で折りながら食べるのがマナーです。
生地をこねたら発酵させ、あとは細長く成形するだけでOKです。成形する際に、黒こしょうやハーブなど、お好みのフレーバーをまぶしていろんな味を楽しみましょう。
<下準備>
1. ホームベーカリーに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れ、水、エキストラバージンオリーブオイルを加えて10分程こねる。
※ドライイーストと塩は触れないように配置する。
<手ごねで作る場合>
ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせてから、水とオリーブオイルを合わせて加え、なめらかになるまでこねる。
2. 生地がなめらかにまとまったら、温かいところ(30℃前後)で2倍に膨らむまで発酵させる。
3. 打ち粉をした台に生地を出し、10×20cmくらいに伸ばす。
4. 表面にエキストラバージンオリーブオイル(分量外)を塗り、1cm幅に切る。
5. お好みのフレーバーをまぶし、好きな長さに伸ばしてクッキングシートに並べる。プレーンの場合は何もつけずに伸ばしてください。
※生地が乾燥しやすいので手早く行いましょう。
6. 180℃で15〜20分焼く。
※生地の太さによって焼き時間が変わるので、こんがり焼き色がつき、カリッとするまで焼いてください。
生地を転がしながら伸ばしたりねじったりして、棒状にしてください。くるくるねじると、おしゃれに焼きあがりますよ。
1種類のフレーバーで作る場合は、生地を伸ばしてオリーブオイルを塗った後、生地全体にお好みのフレーバー(パルメザンチーズやごま、ハーブなど)をふりかけてください。そのままカットし、1本ずつねじりながらスティック状に伸ばしてください。生地を作るときに練りこんでおいでもOKです。
定番のフレーバーは岩塩や黒こしょう。岩塩の塩気に黒こしょうのピリッとした香りがきいています。
ハーブソルトをつかえば手軽におしゃれな味わいを楽しめます。自分で塩と好みハーブを合わせても良いですよ。オレガノやローズマリーなど、しっかり香るものがおすすめです。
ごまもいかがですか。香ばしさが加わり、味わい深くなりますよ。黒ごまのみでも良いですが、黒ごまと白ごまを両方使うのもおすすめです。
グリッシーニを楽しむには、ディップソースも欠かせません。混ぜるだけで簡単にできるレシピなので、ぜひこちらも一緒に作ってみてくださいね。
1. ツナ缶は軽く水気を切り、材料をすべて混ぜ合わせる。
2. 器に盛り、黒こしょうをふる。
ハニーマヨの絶妙なあまじょっぱさが美味しいディップです。プレーンのグリッシーニはもちろん、フレーバー付きのものと合わせても美味しいですよ。
ツナ缶は、水煮でも油漬けでも、お好みのものを使用してください。
いかがでしたか?今回は、サクサク食感が特徴の「グリッシーニ」のレシピを紹介しました。生地の扱い方や成形など、細かく気をつけなければいけないことはほとんどないので、パン作り初心者の方でも気軽に焼けます。おうちでちょっとしたパーティーをするときでも、グリッシーニがあるだけで食卓を華やかにしてくれますよ。自分好みのいろいろなフレーバーで作って、手作りグリッシーニを楽しんでくださいね。
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