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こんにちは、パパイズムです。
今回ご紹介するのは、9月末に旬を迎えるれんこんを使ったレシピです。旬のれんこんはサクサクとした食感に加え、自然な甘みがあっておいしいんです♪
薄くスライスして食感を残したきんぴらにしてもいいし、分厚く切ってホクホクのフリットもいいですよね。
悩んだ挙げ句、今回選んだのは低温のオイルでじっくり煮込む「コンフィ」という調理法。合わせるお肉は、しっとりジューシーに仕上がる鶏もも肉です。少し手間と時間はかかりますが、作る価値アリのレシピですよ♪
本格的なレシピだと温度管理が難しいのですが、今回は家庭で簡単に再現できるように炊飯器とジップロックを使ってつくる方法をご紹介します。
コンフィは低温の油で食材にじっくり火入れするフランスの調理法です。元々は保存を目的としたため、空気に触れないようラードやオリーブオイルを使用したりと様々ですが、近年食材のうまみを逃さず柔らかくする調理法としても注目されているんです。
にんにくやローズマリーなどハーブを入れてオイルそのものに香りを漬けたりもできるので、肉や魚だけでなく、野菜など様々な食材の調理にもピッタリですよ。
お肉をコンフィする際の温度は60〜68℃で数時間加熱がベスト。なぜなら、お肉は70度を越してしまうと途端にパサついて硬くなってしまうのです。コンフィは、肉が固くならないぎりぎりの温度で加熱するので、煮るとも揚げるとも違ったしっとり柔らかいお肉に仕上げることができる調理法なのです。
また、水ではなくオイルでコーティングして加熱するのも美味しさの秘訣。オイルには香りや水分が溶け出しにくい特徴があるため味が薄まらず、素材そのものの美味しさが味わえます。
1. 鶏もも肉を同じ大きさになるように6〜7等分にカットして
ポリ袋に入れ、塩、潰したにんにく、タイム(ローズマリー)で揉み込み、半日マリネして味をなじませておく。
2. れんこんはよく水洗いし皮を剥いたら縦に4等分して
一口サイズの乱切りにして
同じく塩をふって10分ほどなじませる。
3. 耐熱性のジップロックにマリネした鶏もも肉とれんこんを入れてオリーブオイルを注ぎ、ジップロック内の空気をできる限り抜く。
4. 炊飯器の釜にジップロックを入れて、70度(沸騰しない程度)お湯を注いだら保温ボタンを押して2時間加熱調理。
※身が縮んで締まっていればOK。ほんのりピンク色でも大丈夫です。
粗熱を取ったら冷蔵庫で一度冷やす。一度冷やすことで肉汁を閉じ込め、しっとりとした食感になります。
5. ジップロックから鶏もも肉を取り出し、油を引いていないフライパンで皮目をカリッと焼く
6. 器に盛り付ける。
鶏もも肉とれんこんのコンフィ、完成です。
低温調理した鶏もも肉は箸でほぐせるくらいしっとり柔らか。ハーブの香りと凝縮された肉の旨味がたまりません。
れんこんもシャクシャクといい歯ごたえなのに、しっかりと火が入ってちょうどいい塩梅。今回はれんこんを生から入れましたが、レンジなどで加熱したものを更に低温調理すると、もっとねっとりとした食感が楽しめますよ♪
コンフィは保温したり、冷蔵したりと少し難しそうに見えますが、工程自体は非常に簡単でシンプルです。他にも豚バラブロック、里芋など肉野菜、魚まで、加熱時間を変えれば色んなアレンジができますのでぜひ一度簡単な鶏もも肉で試してみてはいかがでしょう。
皆さんの毎日の料理が少しでもラクに、楽しくなりますように。
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。