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お正月は、のんびり過ごせましたか?この時期の悩みと言えば、おせちの余った食材問題ですよね。我が家では黒豆が余ることが多いのですが、そんなときによく作るのが「黒豆パン」です。今回は、シンプルな生地にたっぷりの黒豆を包み込み、ふんわりと焼き上げる黒豆パンのレシピを紹介します。
おせち料理に欠かせない黒豆は、「まめ」という言葉から、「まめに働く」「まめに暮らす」といった「勤勉や健康」への願いが込められていますが、縁起が良いだけでなく、栄養面でも優れた食材です。特にポリフェノールが豊富なのが特徴。目の健康に効果が期待できるアントシアニン、更年期症状の改善や美肌効果が期待できる大豆イソフラボン、肥満や動脈硬化の予防が期待できるサポニンなど、様々な種類のポリフェノールが含まれています。また食物繊維や鉄分といった、健康にも美容にも嬉しい栄養素が含まれています。
黒豆を包んだ生地を低めの温度で白っぽく焼き上げます。ふんわりもっちり食感が魅力。ほっこり癒やされる美味しさの黒豆パンです。一般的には、バターを使用することが多いですが、今回はバターの代わりにオリーブオイルを使用しました。軽い食感とほどよい歯切れの生地になり、健康的なのも嬉しいポイントです。
<下準備>
発酵が完了するタイミングに合わせ、オーブンを180℃に予熱する。
1. ホームベーカリーに強力粉、スキムミルク、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、ぬるま湯を加えてこねる。
※ドライイーストと塩は触れないように配置する。
2. 5分ほどこねたらエキストラバージンオリーブオイルを加えてさらに10分ほどこねる。
<手ごねで作る場合>
ボウルに強力粉、スキムミルク、砂糖、塩、ドライイーストを入れて混ぜ合わせてから、ぬるま湯とエキストラバージンオリーブオイルを合わせて加え、なめらかになるまでこねる。手ごねの場合、ぬるま湯の量は100gがおすすめです。
3. 生地がなめらかにまとまったら、温かいところ(30℃前後)で2倍に膨らむまで発酵させる。
4. 打ち粉をした台に生地を出してガスを抜き、4つに分割する。
5. 生地を軽くつぶして黒豆を20gずつのせる。
※生地に水分がつくと丸めにくくなるので、黒豆の汁気は切っておきましょう。
6. 黒豆を包むようにして軽く丸め、ベンチタイムを15分とる。あまりきつく丸めなくてもOKです。
※固く絞ったぬれ布巾やボウルなどをかぶせて乾燥防止。
7. 手で生地を平たくつぶしてから表面を貼らせるように丸め直す。
※黒豆が薄く透けて見えるようにすると見た目が美味しそうになります。生地が破けないようにしましょう。
8. クッキングシートを敷いた天板にのせ、温かいところ(約35℃)で40分ほど発酵させる。
※1.5倍程度の大きさにふっくらと膨らむまで発酵時間は調整してください。
9. 表面に強力粉(分量外)をふる。
10. 180℃に予熱したオーブンに入れ、温度を160℃に下げて12~13分焼く。
※お使いのオーブンに合わせて、様子を見ながら焼き時間は調整してください。
ふわふわに焼き上がりました!生地に焼き色がつかないよう、低めの温度で焼くことで、白っぽく焼き上がります。ふんわりもっちり食感の生地に、黒豆のほっこりする甘さが美味しく、大福を思わせるようなやさしい味わいになっています。つい何個も食べたくなっちゃいますよ。
黒豆がうっすらと見えるように成形するのがポイント!表面を張らせながら、薄い生地の下に黒豆が出てくるよう丸めると、お店のような見た目の黒豆パンになります。生地が破けると黒豆が飛び出てしまうので、ギリギリのラインを攻めるのがコツです。
そのままでも十分美味しいですが、中に具材を包んでも美味しくなりますよ。
おすすめはあんこ。成形の際、あんこを包んで焼くことで黒豆あんぱんになります。より大福のような味わいになり、満足感もアップしますよ。
ちょっとおしゃれに楽しみたい場合は、クリームチーズもおすすめです。白く焼き上げたもっちり生地とクリームチーズは相性ばっちり。チーズのクリーミーなコクと黒豆の甘さの絶妙な味わいが楽しめます。
いかがでしたか?今回は、おせちで余った黒豆の消費にもぴったりな「黒豆パン」を紹介しました。やさしい味わいの白パン生地とたっぷりの黒豆が楽しめるパンです。生地作りも成形もシンプルなので、パン作り初心者の方でも作りやすいですよ。ぜひ、新年のスタートに「黒豆パン」を作ってみませんか?
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