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みなさん、「もち麦」を食べたことはありますか?もち麦は、近年注目されている健康食材で、身近なスーパーでも気軽に買えるようになっていますが、名前は聞いたことがあるけど、どうやって使用したらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?ごはんに混ぜて炊くイメージが強いかもしれませんが、実はいろいろな使い方で楽しめるんですよ。
今回は、手軽で美味しいもち麦活用レシピを紹介します。
もち麦は、大麦という麦の一種です。お米と見た目は似ていますが、お米は稲なので、もち麦とは全く別のものです。食物繊維が豊富で、特にβグルカンという水溶性食物繊維が多いのが特徴。食後の血糖値の上昇を穏やかにするはたらきや、腸内環境を整えることによる便通改善効果も期待できます。さらにビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれており、健康維持や美容に嬉しい食材といえます。また、もちもち、ぷちぷちとした食感が特徴で、満腹感も得やすいため、ダイエットにもおすすめです。
もち麦のベーシックな食べ方はもち麦ごはんです。お米と一緒に炊飯器で炊くだけで、とても簡単に作れますよ。お使いのもち麦の袋の表示に従って炊いてくださいね。
料理に使うには「ゆでもち麦」を作っておくと便利です。たっぷりのお湯でもち麦を15~20分ゆで、ザルにあげて流水でぬめりを洗い流せばOKです。しっかり水気を切り、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。小分けにしてラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存も可能です。冷蔵で2日、冷凍で2〜3週間を目安に使い切りましょう。
鶏肉とほうれん草入りのグラタンにもち麦をプラス。マカロニ代わりのイメージで、ゆでもち麦を加えるだけで、満足感のあるグラタンになりますよ。ソースは市販のホワイトソースを使用するので、とっても簡単です。
1. 鶏もも肉は一口大に切る。ほうれん草は根元を落として3~4cmに切る。たまねぎは薄切りにする。
2. フライパンにエキストラバージンオリーブオイルを熱し、鶏もも肉を皮目から焼く。
3. こんがり色づいたら裏返し、肉の色が変わったらたまねぎを加えて炒める。
4. たまねぎがしんなりしたらほうれん草を加えてさっと炒める。
5. ホワイトソース、牛乳を加え、全体になじませるように混ぜ合わせる。
6. ゆでもち麦を加えて混ぜ合わせる。
7. 耐熱容器に入れ、ピザ用チーズをかけてトースターで焼く。
※チーズが溶けてこんがり焼き色がつくまで、加熱時間は調整してください。
こんがり美味しそうに焼き上がりました。ジューシーな鶏肉にほうれん草の甘さが美味しく、栄養もしっかりとれますよ。
ぷちぷちのもち麦の食感が楽しめて、食べ応えもアップ!グラタンのような、ドリアのような味わいになっています。
ケチャップで手軽に作れるミネストローネにもち麦をプラスしました。もち麦は他の具材と一緒に煮るので、簡単にできあがりますよ。
1. ハム、たまねぎ、にんじん、キャベツは1cm角に切る。
2. 鍋にエキストラバージンオリーブオイルを熱し、ハム、たまねぎ、にんじん、キャベツを炒める。
3. 野菜が少ししんなりしたら水、ケチャップ、固形コンソメを加える。
4. 煮立ったらもち麦を加え、軽く蓋をして15分ほど煮て、塩、こしょうで味をととのえる。
※フツフツする程度の火加減で煮ましょう。水分が飛びすぎたら水を足してください。
やさしいトマト風味のスープに、もち麦の食感と香りがアクセントになったミネストローネです。シンプルなミネストローネも、もち麦が入るだけで満足感がアップしますよ。
もち麦が水分を吸ってしまうので、なるべく早めに食べるのがおすすめです。ハムはベーコンやウインナーで代用してもOK。野菜もお好みのもので楽しんでくださいね。
いかがでしたか?今回は、「もち麦」について紹介しました。そのまま料理にプラスして使用したり、ゆでもち麦を作ってサラダにトッピングしたりなど、いろんな使い方で楽しめますよ。手軽に食物繊維がとれて、腹持ちもアップ!ぜひ、普段の食卓にもち麦をプラスしてみてくださいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。