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こんにちは、パパイズムです!
今日は鮭が手に入ったので、バターの風味を利かせてふっくら焼き上げるムニエルを作ります。
ムニエルというと「魚に衣をつけてバターで焼く」というなんとなくのイメージしかないかもしれないので、今回はレシピとともにムニエルのメリットや、お家で簡単にワンランク上の味に仕上げるためのポイントもお伝えしていきます!
ムニエルというのは前述しましたが、食材に粉をまぶし、バターやオリーブオイルで焼き上げるフレンチの調理法です。名前の由来は「粉屋の娘風」だとか!なんでも、フランスの粉専門店の娘がうっかり魚を粉の中に落としてしまい、そのまま焼いてみたら美味しかったことが始まリだそう。ヨーロッパの料理の名前の由来も洒落てますね。
粉をまぶすことで、表面がカリッと香ばしく焼き上がり、うま味が逃げにくくなります。衣の層があるので身にじっくり火が入りふっくら仕上がるのもポイントです。
早速作り方を見ていきましょう。ポイントは「油を一度きれいにしてからバターで仕上げる」ことです!
ソースにはうま味が豊富なえのきをたっぷり使って、醤油を使って和風に仕上げました。
<ソース>
1. 鮭はペーパーでしっかり水気を拭き取り
両面に塩で下味をつけます。
水分がついていると生臭かったり、塩味が乗りにくくなります。塩鮭を使う場合は両面の塩はなくて大丈夫です。
2. 鮭の両面に薄く小麦粉をまぶします。
つけた粉は焼く前にしっかりとはたき落とすこと。粉がつきすぎていると粉っぽくなったり、衣が剥がれたり、火入れにムラができてしまいます。
3. フライパンにサラダ油をあたため、鮭を皮目から焼きます。
4. 鮭の皮を押さえつけるようにして焼き、カリッと焼けたらひっくり返します。
5. 裏面を10秒程度さっと焼きます。火入れが目的ではないので、表面が焼き固まればOK。
6. 鮭を一度取り出して
フライパンの油をきれいに掃除します。
この油が生臭くなる原因にもなるのです。
7. 掃除したフライパンに弱火〜中火でバターを溶かし
鮭を戻したらスプーンでバターを回しかけます。
液状のバターがしゅわしゅわと小さく泡立つくらいの温度がベストです。
8. 鮭の身に弾力が出てきたらフライパンから取り出し、器に盛り付けます。
9. フライパンに残ったバターに、小さく刻んだえのき、醤油を入れてしんなりするまで炒めてソースを作ります。
10. ソースを鮭にのせ
小口ネギを散らせば完成です。
「鮭とえのきのバター醤油ムニエル」の完成です。ポイントのおさらいですが、一度鮭の皮を焼いた油を掃除してからバターで仕上げること。
こうすることで見た目は焼き鮭そのものですが、食欲をそそるバターの香りが立ち上る立派なムニエルになります。
鮭のうま味とバターをたっぷり吸い込んだえのきのソースと一緒にいただきます。じっくりと焼き上げた皮目はカリッと香ばしく、バターをかけてじっくり仕上げた身はふっくらジューシー。
噛めば噛むほど、鮭とえのきのうま味を感じ、純粋なバターの香りが鼻を抜けます。白ワインはもちろん、ご飯にも合いそうな一品に仕上がりました。
鮭といえば焼き鮭とマンネリしがちな方は、ぜひポイントを意識しながらムニエルに挑戦してみてはいかがでしょうか?
皆さんの毎日の料理が少しでもラクに、楽しくなりますように。
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