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居酒屋なぎさ亭(酒のアテ)
酒、特にこれから旨いビールや酎ハイなどの冷たい酒のアテというと、焼き鳥、フライドポテト、焼肉、餃子、ピザなど、なんとなく脂っこくて野菜が少ないものが多い。
最近、運動不足でコレステロールも高めですよとの指摘を受けている私としては、酒は飲みたし、脂っこいアテは恐し…というジレンマに陥っている。
野菜を摂らなきゃというと突き出しで出てくる程度の野菜サラダでは到底足りないし、だからといってウサギじゃあるまいし、パリパリとレタスやきゅうりをかじるだけでは酒が飲めない。
そこでメインのアテとして食べ応えもあり、かつ野菜もたっぷり摂れるサラダを考えた。
ボリュームあるサラダをメインにというと、シーザーサラダに温玉をのせて、ドレッシングたっぷりでは脂分の摂りすぎになるので、ここは豚の赤身肉を使って良質のたんぱく質を一緒にバランスよく摂れるサラダを作る。
豚肉はビタミンB1が豊富で、牛肉や鶏肉の約10倍も含まれている。なんとなく疲れているとか、肩こり、だるさに効果があるという。最近、5月病?のように疲れを感じてやる気が起きない私にはぴったりかもしれない。
ドレッシングには、豚肉のおいしいエキスに旬の新玉ネギ、ニンジンをすりおろしたものを合わせ、熱いまま野菜にかけてしんなりさせて味をなじませる、ご飯のおかずにもなるごちそうサラダだ。
新玉ネギとニンジンをすりおろすのが少々手間だが、おいしい酒を飲むためならちょっとの苦労もいとわないようにしたい。すりおろしが面倒なら、フードプロセッサーにかければあっという間にできあがるので、フープロのある方はやったね!と喜ぶべし。
【材料】大皿1皿分
豚肉下味用
ドレッシング用
サラダ用野菜
【作り方】
1. ボウルに豚肉、醤油、日本酒、胡椒、オリーブオイルを入れてよくもみ込んでおく。
2. 新玉ネギ、ニンジン、ニンニクをすりおろすかフードプロセッサーにかける。
3. サラダ用野菜のうち、レタスはちぎり、きゅうりとトマトは乱切りにして大皿に盛っておく。
4. 熱したフライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて香りが出るまで少し炒める。
5. ニンニクの香りが出たところでニンジンのすりおろしを入れて3分程度炒め、その後新玉ネギを入れて5分程度炒める。
6. 5に1の豚肉を入れ、豚肉に火が通るまで炒める。
6. 豚肉に火が通ったら醤油、レモン汁を入れて30秒程度熱を入れ、アツアツにしてから3の野菜にザっとかけてできあがり。生野菜がしんなりして味がしみる。
このサラダは、肉ごとドレッシングにしてしまう、ボリューム満点の一品。今の時期は新玉ネギがみずみずしく甘くておいしいので、特におすすめ。
ビールが進むのはもちろん、ご飯のおかずにも、またパンにはさんでもイケる。
ニンニクも入ってスタミナ満点。生野菜も一緒に食べるので満足感も得られ、腹周りの気になるお父さんに作ってあげてほしい。といっても、このサラダをアテにガバガバとビールを飲んだら一緒かなぁ。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。