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たまの休日、ごはんを炊く余裕もない平日の非常食を作ろうと決意。
冷凍しておけばおかずいらず、漬物と味噌汁があればもうごちそうじゃないか!と思いついたのは「五目ごはん」。
「五目ごはん」といえば、我が家ではゴボウやニンジンなどの根菜類と、コクとツヤを出すための脂系の鶏モモ肉か油揚げが必須。しかし、こんな時に限って両方とも切らしている。
あるのは塩麹ハムにするために買っておいた脂っ気がない胸肉。その他のメンバー、ゴボウとニンジン、味出しのための干し椎茸はある。
ここまで揃っていたら、買い出しもシャクだ。今あるメンバーでなんとかしよう。ならばどうやってコクを出すか・・・しばし考える。
ふと調味料を見回すと、あるじゃないか簡単にコクとツヤを出せるもの「オリーブオイル」が。
鶏胸肉ならボディビルダーの大好物、低カロリーで良質のタンパク質を摂れる上に、鶏モモ肉だとコレステロールがやや多い鶏脂を摂るところを逆にコレステロールを下げる効果があるオリーブオイルに置き換えてコクが出せるじゃないか。”うん、ナイスアイディア!やるっきゃないじゃないか”ということで以下ご紹介。
【材料】(小腹を満たす握り飯10個分)
【作り方】
1.ゴボウ、ニンジン、椎茸は食べやすい大きさに切る。ゴボウは水に10分ぐらい浸けてからザルに上げて水を切る。
2.鶏胸肉を1cm角ぐらいに切る。
3. 1、2をボウルに入れて★の調味料を加え、よく混ぜて20分ぐらい置いて味を染み込ませ、ザルに上げて汁気を切っておく。汁は別にとっておく。
4.厚手の鍋または土鍋を熱しオリーブオイルを入れ、③を入れて炒める。
5.4の肉の色が変わってきたら、米を入れて米が半透明になるまで炒める。
6.3の別にとっておいた汁に水を足して全体が570~600ccぐらいになるようにする。
7.5に6を入れ、出汁昆布を加えて弱火で炊く。プチプチと音がして、少し焦げた匂いがしたら出来上がり。
作ってから気付いたが、ゴボウ、ニンジン、干し椎茸、胸肉じゃ「四目ごはん」だ。ここに「オリーブオイル」を入れて晴れて「五目ごはん」となったのだが、これは大アリだ。
「五目め」が重要な味のカギを握っている。
植物性のコクというか、さっぱりしているのに深い味わいがあり、それでいてオリーブ臭くもない。
ごはんはツヤツヤで口に入れるとほろっとほどける。急に鍋でごはんを炊くのが上手になった気分だ。しかもオイルを最初に入れて炒めているので、鍋底にもごはんがつきにくいし、とても早く炊けるのだ。これは発見。
五目めはオリーブオイル
おにぎりにして冷凍してみたが、解凍してもオイルでごはんがコーティングされているからか、ふっくらとして美味しい!
「五目ごはん」の具は、肉の代わりにエビやホタテなどのシーフードでもイケるはず。その場合は、ゴボウは主張が強すぎるので、合わせない方がいいかもしれない。下味をつけたエビやホタテを、たっぷりのオリーブオイルでさっと炒めてから炊くといいかも。ということで今度は「シーフード版五目ごはん」にチャレンジしたい。
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有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。